シンデラグレイの奈瀬文乃の元ネタは?スーパークリークとの関係や名前等を元に考察
ウマ娘は史実の競走馬を擬人化したキャラクターのことを指し、モデルとなった競走馬は多くの人の心に残る活躍を残しています。
漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」は競走馬オグリキャップの史実に基づいた物語です。
競走馬オグリキャップは第二次競馬ブームをおこした競走馬であり、その世代の強い馬と共に熱いレースを繰り広げました。
本日は漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」で、オグリキャップの通うトレセン学園のトレーナーである奈瀬トレーナーの元ネタついて考察していきます。
【奈瀬文乃の元ネタを考察】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
© Cygames, Inc.
ウマ娘シンデレラグレイ 46話より引用
奈瀬トレーナーはトレセン学園のウマ娘をトレーニングするトレーナーの一人です。
スッキリしたミディアンヘアの髪は染めているようで毛先は黒髪に、チョーカーをつけており、初登場時はスーツを着ていました。
44話の最後の一コマで登場し、45話では「天才トレーナーの野望」という特集のため記者にインタビューされています。
ここからは奈瀬トレーナーの元ネタと言われている内容についてご紹介していきます。
【武豊騎手である可能性が濃厚】
ウマ娘のキャラクターにはほとんど、モデルとなった競走馬や人物が史実に存在ます。
そして、44話で初登場した奈瀬トレーナーのモデルは、レジェンド、武豊騎手であると言われています。
まず一つ目の根拠として、奈瀬トレーナーの名前が武豊騎手を連想される名前だからです。
「なせ ふみの」という名前を苗字「なせ」をあいうえお表記の表から一文字ずらすと「たけ」となります。
な←た さ か あ
に ち し き い
ぬ つ す く う
ね て せ←け え
の と そ こ お
また、文乃という名前は「ぶんの」と当字ができ、人名の「豊(ぶんの)」と同じ読みができるので、武豊騎手がモデルであると考えれます。
奈瀬トレーナーの一人称が「僕」なのもモデルが男性だからでしょうか。
そして、奈瀬トレーナーの父親も偉大なトレーナーだった事が記者から言及されています。
武豊騎手も「名人」「ターフの魔術師」と呼ばれた騎手、調教師だった父親の武邦彦氏がいます。
六平トレーナーにとって奈瀬トレーナーの父親とはレースで散々負かされた思い出が多く、ライバルというより敵だと言っています。
また、奈瀬トレーナーは作中ではスーパークリークのトレーナーとなっていますが、史実でも武豊とスーパークリークの関係性は非常に関わりの強いものとなっています。
武豊とスーパークリークの関係性は次からご紹介していきます。
【女性ファン】
45話では記者以外に奈瀬トレーナー目当ての女性ファンがトレーニングの見学に来ています。
奈瀬トレーナーの発言にうっとりしたり、凛とした雰囲気に見惚れているシーンがあります。
そして武騎手も女性ファンが多いそうです。
【スーパークリークと武豊】
ここからは史実でのスーパークリークと武騎手についてのご紹介していきます。
スーパークリークは1985年北海道の柏台牧場で生まれます。
幼い頃は左前足が外交していたもののいい動きをする馬でした。
名前は「今は小川(Creek)でもいつかは大河になってほしい」という願いからスーパークリークと名付けられ、1987年に新馬戦てデビューします。
一方武騎手は幼い頃から親の影響で馬と共に生活し、騎手になることを夢に見ていました。
小学生の頃から乗馬を習っていたため、JRA競馬学校に入学も馬乗りの技術は高いと評価されていました。
1987年に競馬学校を卒業し騎手としてデビューします。
【一頭と一人の出会い】
偶然にも同じ1987年がデビューとなったスーパークリークと武騎手はその後すぐに出会います。
スーパークリークは新馬戦は惜しくも2着となりますが、3週間後の新馬戦で初の勝利を飾ります。
そして、そのレースの2着となったロンググラシアスに騎乗してきたのが武騎手でした。
この時、武騎手は「ほぼ勝っていたレースだったが差された。ああいう馬がクラシックに行くんでしょうね」と語っていました。
翌年1988年、スーパークリークは福寿草特別4着、初の重賞きさらぎ賞3着という結果でした。
そして、次のすみれ賞でついに武騎手が初騎乗となります。
結果は半馬身差で武騎手鞍上のスーパークリークが勝利します。
その後は武騎手が主戦騎手となり、日本ダービーを目指しますが、調教中に左前脚を骨折したため悔しくも日本ダービーを断念します。
休養明けとなった神戸新聞杯は3着、京都新聞杯は6着に敗退してしまいます。
武騎手が主戦騎手となったすみれ賞以降、なかなか勝利が続きません。
【JRA賞最多勝利新人騎手】
武騎手は1987年3月のレースで初騎乗し、翌週のレースで初勝利。
その後も勝利を重ね、9月には42勝目をあげ、当時の関西新人最多記録を更新しています。
10月にはトウカイローマンに騎乗し京都大賞典で初重賞勝利をします。
その後も11月の59勝目で新人最多勝利記録を27年ぶりに更新し、結果1987年は69勝でJRA賞最多勝利新人騎手を受賞しています。
【互いに初のGⅠを制した「菊花賞」】
スーパークリークは次走を菊花賞に定めるも、獲得賞金順で19番目だったため、18位以内の出走可能圏内に入っていませんでした。
そのため、回避馬待ちをしている状態でした。
一方武騎手は騎乗可能な競走馬が3頭いたのですが、「クリークがダメなら参加できなくても仕方ない」と言っていました。
これを聞いたスーパークリークの配合を考えた岡田氏が、気を使ったのか、自身の所有馬の出走を回避します。
さらに別の馬も回避した為、空きが出き、スーパークリークが菊花賞に繰り上がりで出走する事が決まります。
レースにには同年の皐月賞を制覇したヤエノムテキが出走していました。
スタート後、スーパークリークは中団後方を走り、中盤はヤエノムテキの後ろを走ります。
武騎手は、直線入り口手前で、内側の前を走っていたカツトクシンが外に膨れる癖を知っていたため、内側が開くまで待機していました。
そして、武騎手の予想通り前が開くと最内から猛烈なスパートをかけ5馬身差でスーパークリークが勝利を飾ります。
スーパークリークにとってもそして、武騎手にとってもはじめてのG1制覇となりました。
また、武騎手にとっては19歳8ヶ月のクラシック史上最年少での勝利となり、父親との菊花賞親子制覇でもありました。
【天才ジョッキー】
菊花賞の冷静な騎乗を絶賛された武騎手は「天才」と呼ばれるようになります。
また、この年だけで武騎手は113勝しており、史上最年少で関西リーディング(最多勝利騎手)を獲得しています。
【ともに走り続ける騎手と馬】
そして、次走の有馬記念はオグリキャップ、タマモクロスに続く3着に入ります。
しかし、最後の直線で前馬を交わそうとした際に、メジロデュレンの進路を妨害したと判断され、失格処分を受けています。
この時、武騎手も騎乗停止の処分が下っています。
翌年1989年は筋肉痛のためスーパークリークは春いっぱい休養となりますが、京都大賞典を勝利、天皇賞(秋)はオグリキャップを下し勝利します。
次のジャパンカップは外国馬に敵わず4着、そして次の有馬記念ではゴール手前でイナリワンに交わされ2着という結果となります。
翌年1990年は大阪杯を勝利、天皇賞(春)は有馬記念で敗れたイナリワンを下し勝利を飾ります。
スーパークリークの勝利は史上初の天皇賞秋春連覇となりました。
ちなみに天皇賞春秋連覇はタマモクロスが1988年に達成しています。
アイドルホースであったオグリキャップを天皇賞(秋)で負かしたことをきっかけに、武騎手とスーパークリークにはアンチファンが多くなり、当時は嫌がらせの手紙が山のように届いたそうです。
その後スーパークリークは筋肉痛が長引き次走宝塚記念を回避し、計画されたフランス凱旋門賞の出走も白紙となりました。
そして、京都大賞典で復帰し勝利しますが、その後に繋靭帯炎が判明し、年末に引退が発表されました。
武騎手はスーパークリークの最後のレースまで鞍上し続けました。
【JRAのCM】
2013年の菊花賞のJRAのCMではスーパークリークと武騎手の事がとりあげられています。
88年、菊花賞。
もしもその馬が、その男に出会わなかったら。
もしもその男が、その馬に出会わなかったら。
天才を天才にした馬、スーパークリーク。
本当の出会いなど、一生に何度あるだろう?
【武騎手の原点】
現在も現役騎手である武騎手にとってスーパクリークは「初めて惚れ込んだ馬、僕の期待にこたえてくれた大事な馬です。他の誰にも渡したくありません。」と言っています。
また、過去の名馬で凱旋門賞に挑戦したかった競走馬を聞かれた際に、武騎手は3頭のうちの1頭にスーパークリークの名前を挙げています。
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登場して間もない奈瀬トレーナーですが、このモデル予想から今後の活躍が期待されます。
武騎手はその後、オグリキャップと組むことになるので漫画の今後の展開はどうなるのでしょうか。
ここまでかなり忠実に再現されたストーリーの「ウマ娘 シンデレラグレイ」ですが、史実を知っていても続きが気になる漫画です。
これを機に漫画を手に取ってみるのはいかがでしょうか。