シンデレラグレイのエラズリープライドの元ネタは?キャラやモデルの馬についてご紹介
2020年に週刊少年ヤングマガジンにて連載がスタートした漫画が「ウマ娘 シンデレラグレイ」です。
ウマ娘作品とは史実の競走馬が少女となり、史実のレースを騎手、馬主、様々な人の思い背負い走る物語です。
漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」では第二次競馬ブームを引き起こしたオグリキャップが主人公として描かれています。
「2021年上半期コミック第1巻売上ランキング」では第1位に輝いた大人気作品となっています。
本日は48話にて新しく登場したウマ娘、エラズリープライドについてご紹介していきます。
【ウマ娘シンデレラグレイに登場したエラズリープライドとは?】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
© Cygames, Inc.
ウマ娘シンデレラグレイ 48話より引用
【初登場】 | 【レース拠点国】 |
48話 | オーストラリア |
【誕生日】 | 【身長】 |
9月17日(元ネタから推察) | 168cm |
【毛色】 | 【性格・特徴等】 |
栗毛(元ネタから推察) | クールビューティ/真面目 |
【元ネタになった競走馬】 | |
ボーンクラッシャー |
海外ウマ娘も参戦する世界的なレースジャパンカップのシーズンがやってきました。
2度目の対決となる芦毛の二人タマモクロスとオグリキャップは追い込みのトレーニングを行っています。
併せて海外で活躍するウマ娘も続々と日本に集結しています。
本日はトニビアンカ、オベイユアマスター、ムーンライトルナシー、ミシェルマイベイビーに続き登場したエラズリープライドについて、現在分かってっている情報をご紹介してきます。
【オーストラリアからきたエラズリープライド】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
© Cygames, Inc.
ウマ娘シンデレラグレイ 48話より引用
エラズリープライドはオーストラリアからやってきており、今回唯一の南半球からやってきたウマ娘です。
外見はさらっとしたロングヘアに後ろ髪はリボンをつけて右耳にはいます。
右頬には傷があり、元ネタといわれている競走馬がケガにより肩のキズを連想させるものとなっています。
また、骨のようなモチーフの耳飾りとドクロのネックレスも元ネタといわれている競走馬の名前を連想させるものとなっています。
私服は黒色のライダースジャケットとパンツスタイルで、勝負服も黒色のノースリブとスカートのシンプルなデザインです。
初登場は花園神社でお参りをしています。
神様に勝利を願いつつも、ジャパンカップの出走が世界に実力を示すチャンスであること、そして世界に自らの走りを知らしめることを心に決めており、勝利への強い意志がうかがえます。
ベルノライトの調査によると37戦18勝の戦績で、脚質に幅があり、どこからでも勝負をかけることができる走りを見せます。
また、オーストラリアで人気のウマ娘のようでジャパンカップに合わせて多くのファンも来日しています。
こちらは元ネタといわれている競走馬が「オセアニアの英雄」と呼ばれていることからファンが多いことを表現したのではないでしょうか。
更に一昨年も体調不良でジャパンカップを回避したこと、ジャパンカップに並々ならない思いを持っていることが分かっています。
こちらに関しては後半にてご紹介していきます。
さて、エラズリープライドはジャパンカップではどのような走りを見せてくれるか楽しみですね。
【花園神社でのお参り】
エラズリープライドがお参りをしている花園神社は東京新宿にある実際にある神社です。
拝殿の外観をはじめとする、お賽銭箱の上の鈴の形、それに繋がる5つの麻縄まで実際と同じように描かれています。
余談となりますがディズニー作品の某白いケア・ロボットの顔はこの鈴がモデルとなっていると言われています。
花園神社のご利益の一つには「厄除開運」が含まれています。
ベルノライトの調査でもエラズリープライドは、一昨年のジャパンカップは来日するも体調不良のため出走を回避しています。
そのためジャパンカップに再挑戦と厄と落とすために神社でお参りをしていたようですね。
【エラズリープライドの元ネタはボーンクラッシャー】
エラズリープライドの元ネタはボーンクラッシャーというオーストラリアの牡馬だと言われています。
オーストラリアとニュージーランドのレースで活躍し「オセアニアの英雄」とまで呼ばれ、日本にもジャパンカップ出走のため二度来日しています。
ここからは競走馬ボーンクラッシャーについてご紹介していきます。
【ジャパンカップまでの道のり】
ボーンクラッシャーは1982年9月に生まれます。
ちなみに日本の馬の出産シーズンは3、4月の春で、ウマ娘になっているモデル競走馬もほぼすべて1月~6月の間に生まれています。
しかし、南半球は気候が北半球の日本と逆のため、日本でいう秋の時期が馬の出産シーズンとなります。
父馬Pag-Asaと母馬Imitationの血統をもって生まれます。
幼いころは牧場の柵で大怪我をしていたたため、なかなか買い手が付かなかったそうです。
1984年の8月の新馬戦にてデビューし、4着という結果に終わりますが、次走の未勝利戦では初勝利を挙げます。
その後のハンディキャップ競争では3着と1984年は3戦1勝という結果となります。
翌年1985年もハンディキャップ競争で1着、その後のGⅢニュージーランドエクリプスステークスに連勝と初重賞勝利をあげます。
その後、連勝が続くと思いきや5着、8着、4着とハンデキャップ競争でも勝利に届きませんでした。
休養を終えてからは10月、11月と月2回は走るようになり、GⅠやGⅡでも上位に食い込むようになります。
そして、ここから怒涛の連勝が始まります。
GⅠベイラークラシック勝利、GⅠニュージーランドダービー勝利とつづき、その翌年1986年も連勝は続き7連勝の強さを見せつけます。
しばらく休養をはさみの2戦は3着、2着と惜しい結果となりますが、その後のG1アンダーウッドステークス、G1コーフィールドステークス、G1コックスプレートに勝利し再び強さを見せつけます。
そして1986年、最強馬としてジャパンカップの出走に駒を進めます。
【名前の由来】
エラズリープライドとボーンクラッシャーの名前にどのような関係があるか、名前のみではわかりづらいですね。
ボーククラッシャーが初勝利をし、生涯18勝のうち5勝をあげたレース場がニュージーランドにあるエラズリー競馬場です。
エラズリーとは競馬場の名前から名付けられたようです。
【ジャパンカップへの挑戦】
1986年のジャパンカップは日本からは同年天皇賞(秋)を制覇したサクラユタカオーが出走していました。
ボーンクラッシャーの強さは日本でも話題となっていました。
当時、ヨーロッパの馬から格下とされていたオーストラリアの馬が同一のレースで走れるレースということもあって、並々ならぬ思いを持っていました。
しかし、ボーンクラッシャーが来日すると南半球と北半球の気候の違いからか感冒を発症してしまい、止む無くジャパンカップへの出走が取消となってしまいます。
休養明けとなった1987年は初戦を2着としますが、その後はGⅠエアーニュージーランドステークスと2連勝をするのですが、この年は4レースのみの出走となります。
しかし、1986から1987年のシーズンの活躍によりニュージーランドとオーストラリアの年間最優秀馬に選ばれています。
この賞を同時に受賞されたのはボーンクラッシャーが史上初でした。
翌年1988年の初戦はGⅢ、GⅠと連勝をするもののその後は3着、2着、4着とGⅠも準賞ですら勝利することができず、そのまま2度目の挑戦となるジャパンカップに駒を進めます。
1988年のジャパンカップには日本からは芦毛の最強を争うタマモクロスとオグリキャップ、海外からは凱旋門賞馬のトニービンが出走していました。
6歳となったボーンクラッシャーは5番人気で出走します。
スタートすると逃げ馬がいないためゆったりと進みます。
第1コーナーあたりに5番手にオグリキャップ、中団にトニービン、後方にタマモクロスとその外にボーンクラッシャーが走ります。
向こう正面になるとタマモクロスが上がり、ボーンクラッシャーも第3コーナーからあがってきます。
馬郡のまま直線に入りますが、競り合うタマモクロスとペイザバトラーには届かず8着という結果となります。
結果は8着でしたが、優勝したペイザバトラーからは0.7秒差、凱旋門賞馬トニービンからは0.3秒差と大健闘の走りを見せてくれました。
翌年1989年も現役を続行するのですが、圧勝をしていたあの頃のような走りは見れず、6レースに出走するも未勝利となります。
そして、初勝利を飾ったエラズリー競馬場でのラストレースを終え引退しています。
2010年にはニュージーランド競馬名誉殿堂に選ばれています。
その後、2015年に蹄葉炎のため32年の生涯に幕を下ろしました。
【名前の由来その2】
ボーンクラッシャーはの亡骸はエラズリー競馬場の傍に埋葬されました。
そこにはボーンクラッシャーの等身大の像があり傍には「The Pride of Ellerslie(エラズリーの誇り)」と刻まれています。
エラズリープライドの名前のプライドはここから名付けられているようです。
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史実を知ることで漫画の今度の展開のネタバレとなってしまいました。
漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」では競走馬の特徴や性格だけではなくレースの様子もかなり細かく再現されているので、おそらく史実通りの結果になるのではないでしょうか。
しかしながら、漫画ではウマ娘の走る健気な姿に加え、レース中何を考えているのか、どんな気持ちで走っているかが描かれているので、たとえ結果が分かっていたとしても今後の展開が気になる作品です。
これを機に漫画を手に取ってみるのはいかがでしょうか。