シンデレラグレイのメジロアルダンについて!元ネタやどんなキャラかをご紹介
漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」は史実の競走馬オグリキャップをモデルとした少女が主人公の物語です。
そのストーリーは史実の競走馬の特徴、騎手や馬主の思い、レースなどが忠実に反映されており、当時を知る人も知らない人にも心打たれるものとなっています。
「ウマ娘」シリーズは漫画のほか他にもアプリゲーム、アニメなどが現在大人気となっております。
今回は漫画、アプリゲームに登場するウマ娘、メジロアルダンについてご紹介していきます。
【ウマ娘シンデレラグレイに登場するメジロアルダンとは?】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
© Cygames, Inc.
ウマ娘シンデレラグレイ 3巻より引用
【初登場】 | 【所属】 |
3巻17話 | 日本ウマ娘トレーニングセンター学園 |
【誕生日】 | 【身長】 |
3月28日 | 162cm |
【毛色】 | 【性格・特徴等】 |
黒鹿毛 | 思慮深い/名門メジロ家の令嬢/お茶会が好き |
【元ネタになった競走馬】 | |
メジロアルダン |
メジロアルダンはトレセン学園に通うウマ娘の1人です。
水色のロングヘアに三つ編みの編み込みをカチューシャのようにしており、右耳には赤いリボンのついた耳飾りをつけています。
第17話にてオグリキャップが初めてトレセン学園のクラスにやってきた際にクラスメートとして登場します。
ここからはメジロアルダンのキャラクターについてご紹介していきます。
【明るく思慮深いウマ娘】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
© Cygames, Inc.
ウマ娘シンデレラグレイ 3巻より引用
メジロアルダンはメジロ家令嬢で、口調はお嬢様で、思慮深く、明るい性格で、明るさの中にも上品さがあるお嬢様です。
漫画ではあまりメジロ家について深く触れられていませんが、アニメでは名門メジロ家と呼ばれており、多くの優秀なウマ娘を輩出している家系として登場しています。
アニメではメジロマックイーン、メジロライアン、メジロパーマー、メジロドーベルがメジロ家出身のウマ娘として登場しています。
お嬢様ではあるものの、気取ったりせず、明るく他のウマ娘と接しています。
また、お茶会が好きでよくクラスメート達とお茶するシーンがあります。
しかし、お茶会といいつつ、いつもレースを観戦しているため、和やかなムードシーンは少なくライバルウマ娘の偵察のように終わることが多いです。
トレセン学園は本来は、同じクラスメートであっても同じレースを走るライバルのため、ディクタストライカのようにオグリキャップに対して敵意剥き出しの関係であってもおかしくありません。
メジロアルダンがお茶会を開いてくれるお陰でライバルでありつつも、クラスメートとして仲良くできるのかもしれませんね。
【メジロアルダンの髪の色】
ウマ娘は一般的にモデルの競走馬の経路から髪の毛の色が決まっているのですが、競走馬メジロアルダンは黒鹿毛です。
おそらくメンコ(競走馬につける覆面)の色から水色の髪色になっているようです。
他にも漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」には登場していませんがツインターボ、ハルウララなども馬具等の色が髪の色になっているウマ娘もいます。
【メジロアルダンの走り】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
© Cygames, Inc.
ウマ娘シンデレラグレイ 4巻より引用
メジロアルダンは初登場時は、まだレースに出走したことはなかったのですが、日本ダービーの時点で3戦2勝(主な戦績G2NHK杯2着)という状態でダービーに臨んでいます。
ダービーには同期ライバルのサクチチヨノオー、ヤエノムテキ、ディクタストライカも出走しております。
スタートし、サクラチヨノオーが好位置の3番手に着くと、それを見るようにメジロアルダンが後ろにつきます。
そして、レースは残り600mのところでサクラチヨノオーが先頭に立つと同時にメジロアルダンもうちから仕掛け先頭に立ちます。
残り100mまで先頭で走るもサクラチヨノオーに差し返されてメジロアルダンは日本ダービー2着となりました。
日本ダービーは「差し」で勝負を仕掛けましたが、惜しくも負けてしまいました。
その後は日本ダービーをきっかけに足を痛めてしまったようで右ふくらはぎを固定して、杖をついて歩いているようです。
早く回復して、走る姿が見たいですね。
【ゴルシちゃん号】
足を痛めたことで杖をついていたメジロアルダンですが、作者のTwitterではアニメで登場するゴルシちゃん号で爆走している絵があります。
ゴルシちゃん号とはアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」でゴールドシップが乗っていたセグウェイのことです。
お嬢様でありながら、セグウェイを乗り回す様はギャップがあって可愛いです。
【トレセン学園で1番オグリキャップと仲がいい?】
©漫画 久住太陽/脚本 杉浦理史/漫画企画構成 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社
© Cygames, Inc.
ウマ娘シンデレラグレイ 4巻より引用
オグリキャップと1番仲がいいのは、カサマツ時代から一緒にいるベルノライトですが、中央のトレセン学園で1番仲が良いのはメジロアルダンではないでしょうか。
というのも、いくつか根拠があって、まずペガサスステークスで勝利したオグリキャップに真っ先にレースのことを話に席にやってきます。
オグリキャップの超前傾姿勢の走りに驚いたことや、今度併走トレーニングをお願いしたりしています。
また、単行本のおまけではオグリキャップと一緒にラーメンを食べに行っており、ラーメンの食べ方にメジロアルダンは驚き絶句しています。
そして、お茶会で一緒に宝塚記念を観戦する時は、オグリキャップは参加できない代わりに、差し入れの瓦せんべい500枚をメジロアルダンに託しています。
以上が、メジロアルダンがオグリキャップと中央では1番仲がいいと思われる理由です。
一方で思慮深いメジロアルダンの性格のため、どのウマ娘とも仲良くしているためそう見えるのかもしれません。
オグリキャップとの勝負で負けたブラッキーエールにツッコミのようなアドバイスをしたり、ヤエノムテキと一緒にオグリキャップに話しかけに行ったり、ディクタストライカにはダービーで足の心配をしたり、スーパークリークと学園を一緒に移動してたり、サクラチヨノオーとオグリギャップの次に出走するレースを聞いたりします。
どのウマ娘とも仲がいいのですね。
【お茶会】
現在、最新話はジャパンカップのレース真っ最中です。
もちろんお茶会を開いたメジロアルダンですが、ヤエノムテキは修行、菊花賞ウマ娘スーパークリークは取材でサクラチヨノオーとディクタストライカの3人で観戦中です。
【実際にいた名馬「メジロアルダン」】
参照元:https://twitter.com/
メジロアルダンは史実の競走馬メジロアルダンといつ黒鹿毛の牡馬がモデルとなっています。
漫画では怪我に悩まされていたように、史実でも骨折、屈腱炎に悩まされながら走った競走馬です。
ここからは競走馬メジロアルダンについてご紹介していきます。
【双子として生まれたメジロアルダン】
メジロアルダンは1985年メジロ牧場で生まれます。
父馬アスワンはノーザンテーストの初期産駒で、骨折のため早期引退した素質馬でした。
母馬メジロヒリュウはクラシック馬を産駒にもつネヴァービートを父馬に持っています。
また、半姉には史上初の三冠牝馬となったメジロラモーヌがいます。
血統的にも恵まれていましたが、双子としてメジロヒリュウのお腹に宿ります。
一般的に双子の競走馬は走れないと言われていたため、現在は受精卵の時点で片方が潰されれます。
メジロアルダンも双子だったのですが、片割れは死産となり、メジロアルダンのみ生まれる形となりました。
メジロアルダンが成長し、トレーニングが開始されると、脚が良い形でないことと、父であるアスワンも内向した両足のせいで故障しがちだったこともあり、トレーニングが進まず、デビューが遅れることになります。
そして、1988年3月の未勝利戦がデビュー戦となります。
ダートでのレートなりますが、なんとか勝利を挙げます。
続く山藤賞は逃げて勝ち、連勝を挙げます。
初の重賞GⅡNHK杯には、漫画ではディクタストライカのモデルと言われる1番人気の西の3歳王者サッカーボーイも出走していましたが、裂蹄のため皐月賞も回避するほど調子が悪い状態でした。
メジロアルダンは前方で走るも、最後に10番人気馬に差され、2着となります。
しかし、メジロアルダンの走りが通用すること感じ、日本ダービーの出走権を手に入れ、日本ダービーに駒を進めます。
デビューしてからたった2ヶ月で挑む日本ダービーは、サッカーボーイ、東の3歳王者サクラチヨノオー、皐月賞馬ヤエノムテキが出走していました。
スタートすると前方にサクラチヨノオー、後ろにメジロアルダン、調子が奮わないサッカーボーイは後方を走ります。
第4コーナーを過ぎてサクラチヨノオーが先頭に立つと、残り200m付近で仕掛けて先頭に立ち勝ちを確信します。
しかし、サクラチヨノオーが信じられないような脚でメジロアルダンを差し替えし、クビ差でメジロアルダンは敗れてしまいます。
しかしながら、デビュー2ヶ月で日本ダービーに出走し、2着という結果を残したメジロアルダンは今後の活躍を期待されます。
【サクラチヨノオー】
ちなみにダービー馬となったサクラチヨノオーも重い屈腱炎を発症し、その後1年休養しています。
そして、復帰するも戦績が全く振るわず2戦後に引退をしています。
【怪我に悩まされる競争生活】
活躍を期待されたメジロアルダンでしたが、骨折が発覚したため、日本ダービー後は休養に入ります。
そして、復帰したのは日本ダービーから1年後の1989年オープン戦メイステークスでした。
復帰明けでしたが、なんなく勝利し、次走の高松宮杯では同年安田記念制覇のバンブーメモリーの末脚にも負けず連勝を挙げます。
夏の休養後は毎日王冠に出走することになります。
レースにはオグリキャップ、同年GⅠを2勝したイナリワンが出走していました。
結果このレースはオグリキャップとイナリワンの一騎打ちとなり、メジロアルダンは3着となります。
次走の天皇賞(秋)にはオグリキャップとスーパークリークが出走しており、またもや2頭に届かず3着となります。
やはり平成三強は強かったということでしょう。
ここまで8戦4勝で全て3着以上という戦績のため、再び今後が期待されますが、メジロアルダンは屈腱炎を発症し再び1年休養することとなります。
復帰レースは翌年1990年オールカマーです。
同期ライバルは出走しておらず1番人気となるも、休養明けのためか、調子が上がらず4着となります。
次走の天皇賞(秋)にはヤエノムテキが出走しており、末脚で差しにいくも届かず2着となります。
次走の有馬記念にはヤエノムテキ、オグリキャップが出走しており、オグリキャップにとっての引退レースでもありました。
スタートすると前方をヤエノムテキと共に走りますが、最後の直線は全く伸びず10着となります。
翌年1991年日経新春杯に出走するも4着と勝利に届かず、再び屈腱炎が再発してしまいます。
10ヶ月後に復帰するのですがオープン戦富士ステークス6着、ジャパンカップ14着を最後にメジロアルダンは引退することになります。
【辛い競争生活】
デビューから引退まで約3年半、生涯4勝のうちの重賞はGⅡの高松宮杯のみでした。
そして、3年半のその半分以上は休養していました。
競走馬にとって心臓でもある、脚に不安を持ったままでもメジロアルダンは3年半走り続けてきました。
【引退後】
メジロアルダンは現役引退後は種牡馬となりますが、産駒はGⅡを3着やオープン戦を勝つあたりまでしか結果が残せないでいました。
その後、2001年には牧場の中国進出のため中国に移動するも、2002年に心臓麻痺のため17年という生涯に幕を下ろしました。
その後しばらくすると、メジロアルダンが話題となります。
それは中国に移動してから残した産駒の一頭の活躍でした。
2002年生まれのWu di(ウーディー)が多くのレースで勝利、連覇をしており、メジロアルダンの産駒も活躍しているということでした。
今も中国でメジロアルダンの血を引き継いだ競走馬が活躍しているのですね。
【ガラスの脚】
公式ホームページの紹介に「ガラスのように繊細な脚」とあるように、骨折と屈腱炎とともに走り続けた競走馬でした。
平成三強とともにレースに出走しており、勝つことはできませんでしたが、クビ差など惜しい結果から、何かが違えば三強の一角だったかもしれない競走馬でした。
【「ウマ娘」のアニメ/漫画を見るなら「U-NEXT」がおすすめ】
「ウマ娘」を取り扱っている電子書籍をービスは多数ありますが、それらの中でも特におすすめしたいサービス「U-NEXT」です!
なぜ、「U-NEXT」のサービスがおすすめなのか?以下にて説明致します。
【おすすめする理由】 | |
① | U-NEXTでは「お試しキャンペーン(31日間無料トライアル)」を実施しています。 そちらに登録することにより加入特典として600Pがプレゼントされるので、このポイントを利用することにより「ウマ娘シンデレラグレイ(1~最新巻まで)」のいずれかをポイント分無料購読できる。 |
② | 加入特典としてプレゼントされる600Pは、ウマ娘以外の作品でも600P以内の映像作品・電子書籍の購入が可能。 |
③ | 「31日間無料トライアル期間中」なら、ウマ娘のアニメ作品や見放題対象作品(アニメ・洋画・邦画・声優番組など)もついでに視聴可能! |
以上が、U-NEXTで「ウマ娘」を見るのにおすすめする理由です。
「U-NEXT」の詳細についてはこちら↓
まずは無料登録することで上記の様なサービスを利用できますが、登録してすぐ支払いや課金に繋がると思うと気が進まない方もいるかと思います。
そこでU-NEXTでは、「実際U-NEXTとはどのようなサービスなのか?使いやすいのか?など」ユーザーに一度お試しとして利用してもらう為に「31日間無料トライアル」というサービスを設けてくれています。
「31日間無料トライアル」の魅力は2つあり、1つ目は【登録日から31日間限定で見放題対象作品が何度でも視聴可能】という事。
2つ目は、【31日間無料トライアルに登録すると加入特典としてプレゼントされる600P】です。
加入特典としてプレゼントされる600Pは、U-NEXT内にある全ての有料作品に使え、例えば電子書籍なら「鬼滅の刃」・「チェンソーマン」・「呪術廻戦」、映像作品なら「アベンジャーズ」・「ジョーカー」・「天気の子」というように、600P以内の作品であれば利用可能です。
電子書籍に見放題というサービスはありませんが、アニメ・映画(洋画/邦画)も豊富に取り揃え見放題で見ることができる作品が多々あるので、一度「31日間無料トライアル」を利用してみてはいかがでしょうか。
漫画でメジロアルダンが走る姿はまだ先のようですね。
史実を知ると漫画の今後の展開がわかってしまいますが、それでも続きが気になるストーリーとなっています。
例えば、レースは史実の途中順位などが忠実に再現されており、観客がわからない騎手の心情などが投影されてウマ娘たちは走っています。
現在のジャパンカップもレース真っ只中です。
これを機に漫画を手に取ってみるのはいかがでしょうか。