伊之助の過去とは?猪に育てられた猪突猛進な野生児【鬼滅の刃】

伊之助の過去とは?猪に育てられた猪突猛進な野生児【鬼滅の刃】

 

アニメ効果もあってか、2019年9月初めにシリーズ累計発行部数が1000万部突破し、さらに約数か月後には1600万部突破するという人気急上昇中の作品「鬼滅の刃」。

 

主人公である炭治郎や仲間である隊士たちの物語を描いた本作ですが、よく一緒に戦う仲間の一人に猪頭の被り物を身に着けた隊士がいます。

 

始めてみた人からすればどう見ても人間というよりも猪の怪物に見えてしまう隊士ですが、人の言葉を喋り隊士として鬼を倒す姿は野生児をイメージするはずです。

 

そこで今回は猪頭をかぶる隊士、嘴平伊之助の過去や彼がいつも身に着けている被り物の謎などについてご紹介していきます。

 

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【嘴平伊之助の過去】

 

初登場時からかなり異質な存在で個性的なキャラクター「嘴平伊之助」は、猪頭を常にかぶり猪突猛進が口癖の鬼殺隊の剣士です。

 

被り物が外れるまでは、人ではなく呪われて頭の部分が猪になった剣士と思った方もいるでしょう。

 

しかし、実際彼の素顔は獣のような顔ではなく、少女のような顔をした美少年で、素顔だと言動と容姿が全く一致していません。

 

入隊し始めたころは、仲間意識が低く、伝書鳩的な存在である鎹鴉を食べようとするなど、自由奔放な野生児らしさが全面的に出ていました。

 

しかし、炭治郎などの隊士たちと一緒に行動をとることで徐々に仲間に対する意識が芽生え、次々と戦果を挙げています。

 

そんな彼ですが、なぜ山で育ったのかと疑問に思う方もいるはずなので、今回は伊之助の過去についてご紹介していきます。

 

【母によって崖から落とされ鬼から逃れる】

 

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 160話より引用

 

異空間無限城に侵入する前の伊之助自身の記憶には、赤子である彼に対して泣きながら謝罪の言葉を述べる母らしき女性の姿しかありません。

 

だからこそ彼は赤ん坊のころに、母親によって捨てられたのだと考えていました。

しかし実際は大きくことなります。

 

異空間無限城で遭遇した上弦の弐である童磨が宗教の教祖として活動しているときに、その宗教の信者の一人が伊之助の母でした。

 

彼の母、琴葉は夫から暴力を受けて苦しんだ末に逃げ込んだ先で信者となったのです。

 

救いと称して信者を喰っていた童磨は、お気に入りだった琴葉は食べない予定でしたが、彼女は他の信者が食べられているところを目撃してしまい逃げ出しました。

 

当然のことながら目撃者を生かすはずのない童磨は彼女の後を追います。

そして必死に赤ん坊の伊之助を抱えて逃げた彼女は崖に追い詰められ、せめて伊之助が生き残る僅かな可能性を信じて、何度も謝りながら赤ん坊を崖から落としました。

 

そして結果的に何とか生き残った伊之助ですが、琴葉は追いついた童磨によって骨すら残さず食べられてしまいました。

 

童磨から教えられる前まではあやふやな記憶しかありませんでしたが、伊之助がすべてを思い出したとき母の琴葉からただ捨てられて訳ではなく、むしろ心より愛されていましたが、苦悩の末に崖から落としたことを知りました。

 

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【猪に育てられ野生児として育つ】

 

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 10巻より引用

 

崖から落とされた赤ん坊の伊之助は奇跡的に助かり、野生の猪によって育てられました。

 

そのため猪に育てられていた間は人間との関わりはなく、まさに実際にあった「オオカミに育てられた人間」と似たような状態です。

 

このことがきっかけに彼は野生育ちであるため、行動のほとんどが野生的で人間に育てられ身につける当たり前のことを知らない世間知らずなところがあります。

 

それもまた彼らしいところですが、このような経緯から彼は最終選別前まで基本的に山で生活を送ることになります。

 

【猪頭は育て親の形見】

彼の特徴と言ってもいい猪頭ですが、もともと赤ん坊のころに育ててくれた猪の皮なので育て親の形見のようなものです。

そして他にも獣の皮を身に着けており、腰には鹿毛、足には熊毛を巻いています。

 

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【老人と青年に見守られる】

 

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 10巻より引用

 

赤ん坊のころから人と関わらず育った人間は、一定の年齢になるまでに人の言葉を知らない場合、人間の言葉を喋ることが出来ず獣として生きる可能性があります。

 

しかし実際、伊之助は残念ながら字の読み書きはほとんどできませんが、ある程度の言葉を喋りコミュニケーションをとることが出来ます。

 

つまり山で生活しつつも、人里に訪れる機会があったのです。

育て親である猪が亡くなり、その猪頭をかぶっていた幼く小さい伊之助は、暮らしていた山に住んでいたおじいさんと遭遇します。

 

ややぼけていたおじいさんは獣のような伊之助にエサをやり、彼もまたおじいさんの家に訪れるようになります。

 

そしておじいさんの孫であるたかはる青年は、自分の祖父がよくわからない猪の頭がついた変な動物(伊之助)にエサをあげている場面を目撃し、一度は追い払います。

 

しかし、再び訪れた伊之助はおじいさんに百人一首を読み聞かされたり、何度も追い払おうとするたかはる青年の言葉を聞いたりすることで言葉を覚えていきました。

 

このきっかけがなければ、彼は人間らしさを無くし、本当の意味で獣のような存在となっていたのかもしれません。

 

【言動の荒さの原因とおくるみに書かれた名前】

かなり荒々しい言動が目立つ伊之助ですが、彼がこのようなことになったきっかけはおじいさんのところに訪れていたとき、人である伊之助のことを変な獣と勘違いして追い払おうとしたたかはる青年がまさに今の伊之助のように荒々しい言動だったからです。

 

またこのころ初めて彼は、身に着けていたふんどしに書かれていた情報により、自分の名前や誕生日を知ることになります。

 

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【猪突猛進な山の王】

 

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 4巻より引用

 

無事に人の言葉を覚え、ある程度のコミュニケーションを取れるようになった伊之助ですが、おじいさんの家を自分の縄張りとしたぐらいで、結局は人里ではなく山で生活を送ります。

 

山の中で野生の感を身に着け、さらに山にいる動物との力比べを生きがいとして暮らしていきます。

 

そんなある日、成長して「山の王」と自称するようにもなったときたまたま彼が暮らす山を訪れた鬼殺隊の隊士と伊之助が遭遇し、彼はいつものように力比べをして隊士を相手に勝利します。

 

このとき隊士から最終選別や鬼の存在を知り、相手の装備を奪って最終選別に参加し、そして見事に突破して入隊を果たします。

 

【山の中で会得した我流の呼吸】

鬼殺隊の隊士ならほとんどが会得している全集中の呼吸ですが、通常は育手などの指導者から教わり会得します。

 

ですが、猪に育てられ人とほとんど関わらず山で暮らしていた彼は他の隊士と違い独自の環境と方法で全集中の呼吸を会得しました。

 

そのため彼が使う獣の呼吸は彼だけが使うことが出来る特別な呼吸で、性質は風の呼吸に似ているが実際はどういったものなのかはっきりとは判明していません。

 

 

     

 


 

いかがでしょうか。

 

自由奔放で猪突猛進な隊士、伊之助ですが彼も他の隊士と同じように鬼によって家族を亡くした人間なのです。

 

最初こそは仲間意識が薄く獣のような存在でしたが、炭治郎たちと過ごしていくことにより信頼を手に入れた彼の姿は、とても勇ましくカッコいいと思うこと間違いなしです。

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