鬼滅の刃のお館様の顔のただれはケガ?病気?悲しい一族の知られざる呪いとは?
柱や鬼殺隊のトップであるお館様こと「産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)」
鬼殺隊の当主でありカリスマ性を感じる彼がどんな人物なのか気になる人も多いのではないでしょうか?
今回はその「産屋敷耀哉」について、彼の顔がただれている理由や一族の過去についてご紹介していきます。
【お館様こと「産屋敷耀哉」の詳細】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 6巻より引用
鬼殺隊を代々率いている産屋敷一族の97代目当主で、鬼殺隊の最高管理者です。
顔には火傷のようなただれが、額から目の下辺りまで広範囲に広がっており、目はほとんど見えていない状態です。
そのため彼が柱や隊員たちの前に現れるときは大抵子供たちに手を引かれながら登場します。
またこの病は進行性のあるもので、彼の体を徐々に蝕み続けています。
隊士のように戦闘能力があるわけではありませんが、聞く者に癒しなどを与える特殊な声音とカリスマを持っており、隊士たちをうまくまとめて率いています。
また、一族代々先見の明を持っており、その能力を活かして様々な事業により莫大な財を成しています。
加えて、勘の鋭さも非常に高く、幾度もの危機を回避し組織を存続させています。
「天性のカリスマを持つ鬼殺隊の頭目」
鬼殺隊のトップである産屋敷耀哉は、隊員のことを「私の剣士(こども)」と呼んで隊士たちを慕っており、さらに全員の名前と生い立ちを記憶しています。
そしてそんな彼のことを隊士たちは「お館様」と呼び、我の強い柱たちでさえ忠誠を示すほどです。
そんな彼は鬼殺隊のトップではありますが、病によって隊員のように呼吸法を使用する事ができず、そればかりか刀すらまともに振ることもできません。
しかし、戦う力はなくとも、聞く者に対して癒しなどを与えるとされる声音、現代でいうところの「1/fゆらぎ」を保持しており、さらにとても落ち着いた態度や優しい言葉遣い、そして不思議と人を惹きつける魅力を持っています。
このような自然と人を惹きつける彼のことを、周囲の隊士たちはいつも尊敬しています。
「1/fゆらぎ」とは?
まず、ゆらぎというのは通常、川のせせらぎ、鳥のさえずりなどの自然界で起こる現象などに存在しています。
またそういった状況を想像すると気分がリラックスする人もいるかと思います。
そんなゆらぎの中でも特に注目されているのが、「1/fゆらぎ」です。
1/fゆらぎが発生するメカニズムはあまり解明されていませんが、人間の精神面に影響を及ばし、心地よさや快適感などをもたらす効果があると言われています。
1/fゆらぎは、電車の中で生まれる心地よさやクラシック音楽を聴いているときに産まれる快適感などが該当します。
「妻・あまねと5人の子供たち」
彼は13歳の時に、神職の一族である当時17歳の「あまね」と結婚しました。
「あまね」は特徴的な白い髪で娘たちにとても似た容姿をしています。
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 15巻より引用
妻である「あまね」はたびたび体調を崩す夫の治療、夫の代理として柱合会議に出席したりするなど、鬼殺隊に深く関わっています。
あまねと耀哉の子は「男の子が1人・女の子が4人」います。
唯一の跡継ぎである男の子は黒髪、女の子たちは全員白髪で、彼らは幼いころから大人と大差ない振る舞いができるように優しく同時に厳しく育てられています。
そして最終選別の案内役や産屋敷家の屋敷にて当主の補助をする世話役を務めるなどの鬼殺隊に大きく携わっています。
産屋敷家の子孫については、以下の記事にてまとめていますのでご覧ください↓
「鬼滅の刃のお館様の子供の名前は?全員で何人いるかもあわせてご紹介」
【お館様の顔のただれは呪い】
お館様である産屋敷耀哉には、額を中心に広がっている大きなただれが存在しています。
このただれはただの火傷ではなく一族の呪いによるもので、代々一族の人間を蝕んでいる病のようなものです。
ここでは、産屋敷一族の中で続いている呪いやその症状、そして呪いの原因についてご紹介していきます。
「産屋敷家の呪いとは?」
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 16巻より引用
お館様の額を中心に火傷のようなただれが広範囲にあります。
しかし実際は火傷ではなく、彼の一族、産屋敷家一族の人間を代々蝕む病によるもので、ただれは次第に全身に広がっていきます。
彼の場合、額にただれがあるときにはすでに失明しており、病状が進むと床に伏せて吐血する状態までに陥り、最終的には死を招くとされています。
そのため彼の一族はとても短命で体が弱いですが、一族の血は絶えることなく存続し続けています。
「次期当主は13歳まで女として育てられる」
30歳まで生きられないとされ短命で体が弱い産屋敷家は、一族を存続させる必要があります。
その対策として存在しているのが、次期当主を13歳まで女として育てるというものです。
物語においては、大事な幼い次期当主を敵から守るためにわざと女の子のものを着せて欺くという意味があるかもしれませんが、この風習は実際に日本でも平安時代からあったとされる風習です。
医療が現代レベルまで発展する前まで、人間の幼児期は男の子よりも女の子の方が強く丈夫であり、男の子は弱く育ちにくく、原因についても現代においては解明されています。
しかし昔の時代はその原因など解明されておらず、当時は男の幼児のみに病を移す悪霊などがいたと考えられていました。
そのため魔よけの護法として悪霊から守るため女の子の格好をさせて欺くようにしていました。
そういった理由から天皇家や神道の社家でこのような風習が引き継がれてきました。
「呪いの原因は鬼舞辻無惨」
では、産屋敷家の人間を代々蝕む呪いの原因は何か。
この呪いは最初の鬼である「鬼舞辻無惨」が原因となっています。
産屋敷耀哉は彼のことをとても敵視しており、さらに「我が一族唯一の汚点」と言っているように産屋敷家と鬼舞辻無惨の間には深い関係があります。
始まりは大正時代から平安時代まで遡り鬼舞辻無残が鬼ではなく人間だった頃、彼は産屋敷の一族の人間として生まれました。
そして今の彼からはあまり想像ができないかもしれませんが、体がとても弱く20歳までは生きられないと医者から言われていました。
そんな彼を治そうとした医者が、試行錯誤の末に彼を鬼にしてしまったのです。
そのため、人間の敵である鬼、その元凶である鬼舞辻無惨を生み出した産屋敷家はその時からずっと呪われ続けています。
根本的な原因である鬼を誕生させた彼らの一族は呪われ、生まれてくるこどもたちは病弱ですぐに死んでしまい本来滅びる運命でしたが、神道の人間の血を取り入れることで短命程度で済んでいます。
よって彼の一族は鬼舞辻無惨を倒して一族の呪いを無くすため、そして一族の悲願のために戦い続けるのです。
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鬼滅の刃のアニメ1期は何巻のどこまで進んだ?立志編の終わりはここまで!
お館様の顔のただれはケガ?病気?悲しい一族の知られざる呪いとは?
鬼殺隊のトップである産屋敷耀哉は、最初の鬼である鬼舞辻無惨とも深い関係があり、彼の一族が呪われているのには深い理由があります。
また、「鬼滅の刃」に関しても平安時代にあった現代においては珍しい風習を取り入れており、他にもそういった昔の時代の歴史を感じる特徴をいくつもあります。
そういった部分を注意深く見ていくと他にも気づくことがあるでしょう。