胡蝶しのぶの過去!鬼に復讐を誓った彼女の壮絶な人生【鬼滅の刃】

身軽な少女でありながら、鬼殺隊の最高戦力である柱の一人に上り詰めた「胡蝶しのぶ」
いつも笑顔を絶やさず敵である鬼にさえ話しかける彼女ですが、その言動と行動は少し歪んでいます。
今回は彼女が少し歪んでしまった原因である、過去の出来事や亡くなった姉の意思についてご紹介していきます。
【胡蝶しのぶの過去】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 5巻より引用
蝶のように軽やかに舞い、戦う蟲柱、しのぶは薬学の知識を使って鬼を倒す毒がしみ込んだ日輪刀や蟲の呼吸などの鬼殺隊の中でも珍しい戦闘スタイルで柱まで上り詰めました。
そんな彼女ですが敵であるはずの鬼と仲良くしようと笑みを浮かべながら鬼に語り掛けることが多々あります。
ただ会話こそ成立していますが拷問をして罪を償わせようとするなど、かなりサイコパスな思考をしています。
彼女が考えている鬼と仲良くしようとする考えと実際の行動の間にはかなり隔たりがあり矛盾している点もいくつかあります。
この彼女の歪んだ考えには過去の出来事や亡くなった姉の想いが深くかかわっているので、彼女の過去についてみていきましょう。
【両親を亡くし姉妹で鬼殺隊に入隊】
胡蝶家は両親が薬の調合関係の仕事をしており、胡蝶姉妹は幸せな日常を過ごしていました。
このことから薬学について詳しいしのぶは、両親の影響を受けていると言えるでしょう。
そんな幸せな家庭も鬼による惨劇により破壊され、胡蝶姉妹は偶然にも岩柱である悲鳴嶼行冥によって助けられますが両親は殺されてしまいます。
彼女たちは自分たちが救われたように、他の人たちの幸せを守るために二人で鬼を倒そうと約束をして、鬼殺隊に入隊します。
その後は、マイペースでおっとりとした姉のカナエは両親を鬼によって亡くしたにも関わらず、鬼に対して哀れな存在だという炭治郎と似た考えの持ち主で、さらに「鬼とも仲良く」を掲げており鬼殺隊内ではかなり珍しい考えを持っています。
そんな彼女に対して妹のしのぶはおっとりとした姉の傍にいるしっかり者で姉が存命だったころは今と比べて短気で勝ち気のある少女でした。
そんな姉妹二人はおそろいの蝶模様の髪飾りをつけて昔は蝶屋敷を取り仕切っていました。
【栗花落カナヲを拾い育てる】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 6巻より引用
現在において胡蝶しのぶの継子である栗花落カナヲですが、幼き頃は貧しい家に産まれ両親から虐待を受けて育ちました。
その結果、苦しみから逃げるために心を閉ざし親に売られて連れていかれる途中で鬼殺隊に入隊していた胡蝶姉妹(カナエ・カナヲ)と出会います。
名前もなく感情を無くした少女を見て可哀想に思ったカナエ、そしてしのぶは主人に対してお金を投げ捨て相手が油断した一瞬を狙って連れ去り、その少女に「カナヲ」と名付け血のつながりがなくとも同じ姉妹のように蝶屋敷で引き取り可愛がります。
ただ言われないと何もできず、自発的に食事などもしようとしないカナヲをしっかり者のしのぶは本当に心配しているのですが、マイペース気味なカナエはあまり心配しておらず、最後にはカナヲに悩んだ時は銅貨の表裏で行動させようとさせます。
しかしそんな彼女たちですが二人ともカナヲをとても可愛がっており、カナヲも本人は気づかずともカナエとしのぶを家族のように慕っていました。
【笑顔に隠された彼女の素顔と本来の性格】
現在では鬼や人を前にしても笑顔を絶やすことのないしのぶですが、カナヲを拾った頃はいつも笑顔なカナエとは違い眉にしわをいつも寄せてしかめっ面ばかりしている少女でした。
さらにお金をばら撒き相手の気を引いて子供を連れ去るような行動など現在の様子からでは考えられない大胆な動きをしています。
そのため今では面影がほとんどない彼女の本来の素顔は感情が表に出やすく真面目であると同時に、勝気のある大胆な少女だったようです。
【姉を亡くし復讐に燃える】
花の呼吸を会得していた姉のカナエは柱だったが、上弦の弐「童磨」によって瀕死の重傷をおいます。
童磨が去った後かけつけたしのぶに対し、「鬼殺隊を辞め、普通の女の子として幸せに最後まで過ごしてほしい」という言葉を投げかけ、息を引き取りました。
彼女は両親だけでなく姉さえも鬼に殺されたことによりすべてを受け入れることができませんでした。
そのころから本来のしのぶらしい性格や素顔を隠し、姉の意思を引き継ぐように柱となります。
そして彼女は家族を鬼に殺されたことによる憎しみや怒りを抱きながらも、姉が最期まで想っていた「鬼とも仲良く」という考えを引き継ごうとした結果、相反する二つの意思によって板挟み状態となります。
したがって姉と同じように笑顔を絶やすことなく鬼と対峙したとしても優しく鬼に話しかけますが、鬼に罪を償わせようと拷問するという言動と行動が一致しないようになったのです。
【姉を殺した鬼の前では本来の性格がにじみ出る】
カナエを殺した鬼を探し続けていたしのぶですが、とうとうその鬼、上弦の弐である童磨と無限城で遭遇。
そして彼女はすぐに身に着けていた姉の羽織を相手に見せて、姉の仇であると確信した途端に激怒します。
そのときの彼女はいつものような笑顔はなく、昔のようなしかめっ面と似た表情となります。
この戦いのときは、いつも身に着けていた仮面を外して、ただ姉の仇を討とうという強い意志を感じるでしょう。
【新しく蟲柱となり蝶屋敷の管理する女主人】
しのぶは蟲柱となってからは一人で蝶屋敷の主として、負傷した隊士の治療所などを行っています。
さらにカナヲや他にもある事情で居場所を亡くした少女や自分たちと同じように鬼によって家族を失った幼い幼女たちなどの保護し、彼女を看護師として働かせています。
そして治療した隊士たちに対しては機能回復訓練などを行い戦線への復帰の補助や戦闘能力の向上などを指南しています。
こうして彼女は、鬼殺隊の後方支援を行うことで復讐と姉の意思によって板挟みになりながらも薬学の知識を使って治療することで鬼殺隊に欠かせない存在となります。
【仲の良い恋柱と心の成長をする継子】
柱となったしのぶですが、同じ柱の中でも同姓である恋柱との蜜璃とは仲が良く、ハイカラな料理のレシピを教えてもらったりしています。
ただ特殊なセンスを持っている恋柱と違って、恋柱が着ているような胸元の開いた隊服をしのぶも一度は支給されたときはその場で燃やしています。
また、炭治郎と出会い刺激されたことで著しく心の成長をして積極的に稽古をしようと少しずつですが自発的になったカナヲに対して良い兆しを感じています。
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いかがでしょうか。
いつも笑顔を絶やすことがない蟲柱のしのぶですが、その笑顔は過去の悲劇によって作り出された偽りの仮面で心の奥底ではいつも苦しんでいました。
サイコパスな雰囲気を滲ませていた彼女は、姉が想い続けた意思と家族を殺されたことによる憎しみに苦しみながら戦い続けていたのです。