煉獄杏寿郎の名言集！心に残る熱き漢の名セリフ【鬼滅の刃】

【鬼を庇うなど明らかな隊律違反! 我らのみで対処可能! 鬼もろとも斬首する!】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　6巻より引用

【概要】

作中で初登場時の最初に発したセリフ。

鬼を庇っていた炭治郎を非難し、情け容赦なく断罪すべきという厳しさが感じられます。

禰豆子に対する辛辣な言葉ですが、後の無限列車編で放ったセリフからは煉獄の心の移り変わりがうかがえます。

【この煉獄の赫き炎刀が、お前を骨まで焼き尽くす!!】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　7巻より引用

【概要】

無限列車編において、煉獄がはじめて剣を抜いたときのセリフです。

何の罪もない人々を巻き込もうとした鬼に対しての、憎悪と殺意が滲み出ていますね。

それまでは「柱」の一人としてしか描かれていなかった煉獄が、はじめて「柱」のオーラを放ったシーンですので、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

【そんなことで俺の情熱は無くならない! 心の炎が消えることはない! 俺は決して挫けない】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　7巻より引用

【概要】

魘夢の血鬼術によって眠らされ、過去を回想をしている夢を見ている時のセリフです。

自身の力によって晴れて炎柱になったものの、元炎柱の父から「くだらん」と一蹴されますが、それでも自身の信念を曲げずに前を向こうとする所が、明朗快活な杏寿郎らしい所です。

このセリフは、父の反応について聞いてきた弟の千寿郎に対してのセリフなのですが、母もおらず、父も堕落している状態という、最も不遇な状態にいる千寿郎に、心配をかけまいと放った言葉なのかもしれません。

そう考えると一見前向きに見えるこのセリフも、どこか不安と切なさも感じます。

【柱として不甲斐なし!! 穴があったら入りたい!!】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　7巻より引用

【概要】

魘夢の罠にはまって見ていた夢から覚めた時に言ったセリフ。

「柱」としてのプライドなどにおごることなく、自らの失態を潔く認める素直な心が見えた瞬間です。

【昨日の自分より確実に強い自分になれる】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　8巻より引用

【概要】

炭治郎に全集中の呼吸の応用を教えた際に放った言葉。

常に前向きに物事を考える杏寿郎らしさが出ており、炭治郎にも確かな力を与えた一言です。

【老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　8巻より引用

【概要】

上弦ノ参・猗窩座(あかざ) に「鬼にならないか？」と勧誘された時に放った言葉。

人間の命は終わりがあるからこそ美しいということを見事に表現しています。

杏寿郎の死生観が現れていて、とても美しい言葉のように思えます。

【俺は俺の責務を全うする!! ここにいる者は誰も死なせない!!】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　8巻より引用

【概要】

重傷を負いながらもなお、鬼に立ち向かうときの言葉。

のちに「柱ならば後輩の盾となるのは当然だ」と語っていることから、炭治郎と伊之助を守るのが己の責務だと考えているのでしょう。

「柱」としての責任、強い気迫や信念が伝わる、杏寿郎らしい言葉です。

【弟の千寿郎には自分の心のまま正しいと思う道を進むよう伝えて欲しい】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　8巻より引用

【概要】

杏寿郎が弟の千寿郎に向けた遺言を炭治郎に託したセリフ。

弟の千寿郎は己に剣士としての才能がないことに悩みながらも、剣士としての道を諦めることになりますが、その決断を後押ししたのは兄のこの言葉だったのかもしれません。

【俺は君の妹を信じる、鬼殺隊の一員として認める】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　8巻より引用

【概要】

杏寿郎が致命傷を負いながらも、炭治郎と禰豆子に残した言葉。

禰豆子が列車の中の人々を命がけで救おうとする姿を見て、禰豆子を鬼殺隊員としての資格があることを伝えています。

初登場時の「鬼もろとも斬首する」という言葉からは想像もつかないほどの変化ですが、事実を事実のまま偏見なくとらえる素直さがあるからこそ、認める事ができたのかもしれません。

【己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと心を燃やせ、歯を喰いしばって前を向け】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　8巻より引用

【概要】

杏寿郎が炭治郎達に残した遺言の一部。

自分の死にとらわれることなく成長し続けて欲しいという願いが込められており、杏寿郎の言葉の中でも最も重みのある言葉ではないでしょうか。

特に「心を燃やせ」の部分は母からの教えで、のちの炭治郎にも強く影響を与えています。

【柱ならば後輩の盾となるのは当然だ】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　8巻より引用

【概要】

煉獄が死にゆく中で、炭治郎に向けた言葉。

柱であればこれから成長していく若い後輩たちを庇うのは当然で、強い剣士になってほしいという思いが込められています。

【今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ、俺は信じる、君たちを信じる】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　8巻より引用

【概要】

杏寿郎が炭治郎・伊之助・善逸に向けた、文字通り最後の言葉。

三人がこれからの鬼殺隊を支えていくことを信じており、三人の心にも深く刺さる言葉になりました。

【体を大切にして欲しい】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　8巻より引用

【概要】

杏寿郎が父・槇寿郎(しんじゅろう)にのこした遺言。

己の剣士としての限界と、最愛の妻に先立たれた辛さから酒に溺れていた槇寿郎。

槇寿郎は息子の杏寿郎が最後まで自分の身を案じていたことを知って、改心するきっかけとなった言葉です。

【たとえ認められずとも鬼から人を守る為に戦う、それが鬼殺隊だ!】

©平野稜二・吾峠呼世晴/集英社
煉獄杏寿郎外伝　より引用

【概要】

「柱」になる前の杏寿郎が、当時の下弦の弐に対して放った言葉。

怪しい組織として不審がられていた鬼殺隊が、たとえ周りから認められずとも、自分は人々を守り続けるという強い信念が感じられます。

当時から変わることのない杏寿郎の気持ちに驚かされるばかりですね。

【約束したのだ母上と。弱き人を助けると。柱になると。】

©平野稜二・吾峠呼世晴/集英社
煉獄杏寿郎外伝　より引用

【概要】

煉獄の外伝の回想シーンにて、杏寿郎が胸に秘めていた言葉。

母を失い、父が自暴自棄になり、幼い弟も現実を受け入れられない中でも、己の信念を見失わずに努力してきた杏寿郎を象徴するような言葉となっています。