十二鬼月が鬼化した順番！鬼になった経緯が判明しているキャラも併せてご紹介

鬼化した時期が作中でも判明されていない十二鬼月

・鳴女

・魘夢

・轆轤

・病葉

・零余子

・釜鵺

【黒死牟】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　12巻より引用

【鬼化した経緯】

黒死牟は無惨を追い詰めた唯一の剣士である継国縁壱の兄・巌勝が鬼になった姿です。

双子の兄として継国家に生まれた巌勝ですが、幼い頃から剣の才にあふれる縁壱に嫉妬し続けていました。

縁壱が家を出てからは平穏な暮らしをしていましたが、鬼に襲われたところを縁壱に助けられてからは自分も鬼狩りとなり、修行の末に痣を発現するまでの剣士に成長します。

しかし、周りで痣が出た剣士たちが続々と死んでいくのを見て怖くなった巌勝。

「鬼になればよいではないか」という無惨の言葉に唆されて鬼の道を歩むに至りました。

【猗窩座】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　8巻より引用

【鬼化した経緯】

猗窩座の人間のときの名前は狛治といいます。

病に伏せっていた父親を養うために幼い頃から盗みを働いてきた狛治ですが、その事実に気づいた父親は自殺してしまいます。

自分の無力さに打ちひしがれていた狛治を救ったのは、慶蔵とその娘の恋雪でした。

慶蔵に病で寝たきりだった恋雪の看病を頼まれた狛治は、恋雪と父親を重ね合わせて三人で暮らすようになります。

恋雪と過ごすうちに恋仲になったのも束の間、慶蔵たちを快く思っていなかった者の手によって二人は殺害されてしまいました。

犯人たちを皆殺しにしたものの喪失感をぬぐい切れなかった狛治は無惨と出会い、鬼となってしまったのです。

【童磨】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　12巻より引用

【鬼化した経緯】

童磨は「万世極楽教」という宗教の教祖の子供として生まれました。

幼い頃よりその風貌のせいで特別な子供として扱われたため、周りの期待する人物像に合わせて自分を偽って生き続けてきました。

そのため感情の起伏がほとんどなく、その言葉は偽りに塗れています。

浮気性の父が母によって殺されてからは教祖として活動しており、信者や遊女を中心に女を食べ続けて上弦の鬼に至りました。

鬼化の詳細は描かれていませんが、20歳のときに無惨と出会い鬼になったようですね。

【半天狗】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　12巻より引用

【鬼化した経緯】

半天狗は鬼になる前も、ひ弱で気の小さい人物でした。

目が見えないフリをして難を逃れた経験があった彼は、その後も都合が悪くなると障害者のフリをして責任から逃げる卑怯者となっていきます。

人間の善意につけ込んでは悪事を繰り返した挙句、悪事が明らかになってもなお「自分は悪くない」と主張するような人物でした。

最終的には打首となるところを、無惨の手により鬼となったのです。

【妓夫太郎・堕姫】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　10巻より引用

【鬼化した経緯】

妓夫太郎と堕姫は、人間だった頃から兄妹でした。

貧しい家庭に生まれた妓夫太郎は幼い頃から虫を食べるほど酷い生活を送っていましたが、妹が生まれたことによって少しずつ変わっていきます。

生まれついての美貌を武器に遊女として名をあげた妹を守るために、妓夫太郎も持ち前の剣の才を活かして妓夫 (遊女の護衛や客引きをおこなう者) となりました。

そんなある日、堕姫 (人間のときの名前は梅) が客の目を突いてしまい、報復として生きたまま焼かれてしまいます。

虫の息となった妹を見つけた妓夫太郎は、傷を負いながらもその侍を殺害しました。

その後、瀕死の梅と妓夫太郎は童磨と出会い鬼となったのです。

【佩狼】

©平野稜二・吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝　前編より引用

【鬼化した経緯】

回想シーンでは新撰組らしき人物たちと共に戦っており、一部では土方歳三なのではないかとも言われている元下弦の弐・佩狼。

政府軍と思しき人物たちに、剣で戦う武士道を馬鹿にされ銃で殺されかけました。

その後、鬼になって生き延びた佩狼は、銃を使って戦っていくことを選ぶのでした。

【累】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　4巻より引用

【鬼化した経緯】

良い家柄に生まれながらも、生まれながらに虚弱で体の弱かった累。

「普通に生活できる体になりたい」と望んだ累は、無惨の甘い言葉に惑わされ鬼化してしまいます。

鬼化して強い肉体を手に入れたことを喜ぶ累でしたが、両親は違いました。

鬼化した累が人間を食べるところを見てしまった両親は嘆き悲しみ累を殺そうとしましたのです。

そんな両親を逆に殺害してしまった累は、本物の家族の絆を求めて「家族ごっこ」を始めるのでした。

【姑獲鳥】

【鬼化した経緯】

外伝小説「風の道しるべ」に登場し、風柱になる前の不死川と粂野匡近によって倒された元下弦の壱・姑獲鳥。

鬼になる前は弥栄という女性で、夫と一人娘と共に裕福な家庭で生活していました。

しかし、夫が暴力だけでなく浮気していたことを知った弥栄は夫を殺害しました。

周囲には病に伏せる娘を看病する良き母親でしたが、陰では一人娘の紗江に対しても、毒を飲ませたり暴力をふるったりして殺害するなど残虐な一面があったのです。

鬼になって最初に食べたのが娘だったことから、鬼になったのはこの頃だったのでしょう。

【響凱】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　3巻より引用

【鬼化した経緯】

響凱が鬼化した経緯の詳細は作中では語られていませんが、鬼になる前の彼は文学をこよなく愛し、自身も作家になることを夢見る青年でした。

鬼化した後も作家になるべく努力していましたが、知人の男性に「つまらない」と馬鹿にされ、その男性を殺害してしまいます。

その後も人を喰らい続けた響凱は無惨にその向上心を認められ、血を分けてもらうことで更に強くなっていきました。

こうして下弦の陸まで登り詰めた響凱でしたが、体質的に人間を喰えなくなっていったことで無惨に見放され、十二鬼月から外されてしまいます。

【獪岳】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　17巻より引用

【鬼化した経緯】

幼い獪岳は孤児だったため、のちの岩柱・悲鳴嶼と数人の子供たちと共に寺で生活をしていましたが、寺の金を盗んでいたことがバレた獪岳は他の子供たちに追い出されてしまいます。

その夜に鬼と出会ってしまった獪岳は、寺の子供たちの情報を鬼に売ることで何とか命を繋ぎ止めました。

その後は善逸とともに元雷柱・桑島慈悟郎のもとで鍛錬を重ね、鬼殺隊に入隊。

しかし、黒死牟と出会って力の差を見せつけられた獪岳は、命乞いの末に鬼になることを選んでしまったのでした。