鬼滅の刃のお館様の子供の名前は？全部で何人いるかもあわせてご紹介

「鬼滅の刃」で主人公たちが、鬼殺隊に入隊するために受けた最終選別や産屋敷家で開かれた柱合会議で、双子のようなそっくりな女の子が登場していました。

この子たちは産屋敷家のトップである耀哉の子供という事をご存知でしょうか？

耀哉の子供は5人おり全員女の子のような姿をしていますが、5人の内たった1人だけは男の子で大切な産屋敷家の次期当主がいます。

今回は、産屋敷家の5人の子供達の名前や特徴などご紹介していきます。

【お館様の子供たちは全部で5人】

【最終選別に登場したのは「産屋敷輝利哉」と「産屋敷かなた」】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　1巻より引用

鬼殺隊に入隊するために、育手から訓練された後に受ける最終選別で、主人公や隊士候補たちの案内役として登場したのは、跡継ぎにして8歳の唯一の男の子、産屋敷輝利哉とその彼の妹である産屋敷かなたです。

作中で登場した二人を見分け方としては、黒髪で鬼が苦手である藤の花飾りを左側につけているのが「輝利哉（きりや）」、藤の花飾りを右側につけているのが「かなた」です。

また、選別後に生き残った者たちを集め、日輪刀の原料を選んでもらうときに、理不尽にも不死川玄弥によって殴られたのが「かなた」です。

【柱合会議に登場したのは「産屋敷にちか」と「産屋敷ひなき」】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　6巻より引用

柱合会議の時に目が不自由な産屋敷家の当主である産屋敷耀哉の世話役として手をとり、隊士たちの前に登場したのは、輝利哉の姉である「にちか」、そして「ひなき」です。

作中での二人を見分け方としては、右側に紐の髪飾りがある子どもが「ひなき」、そして左側に紐の髪飾りをつけている子どもが「にちか」です。

漫画ではその特徴以外では見分けることがとても困難なほど、そっくりな容姿をしていますが、アニメではひなきの髪飾りは黄色、にちかの髪飾りは赤色をしているので見分けやすくなっています。

【お館様と一緒に自爆したのは「産屋敷にちか」と「産屋敷ひなき」】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　16巻より引用

最初の鬼である鬼舞辻無惨が、産屋敷家の屋敷に侵入してお館様の前に現れたときにいたのが、お館様と妻であるあまね、そして柱合会議に登場していた「にちか」と「ひなき」です。

そしてお館様は無惨が目の前に現れることを事前に予知していたので、無残を仕留めるための計画を実行し、自分を囮に妻や子供たちとともに自爆しました。

次期当主「輝利哉」と一緒に無限城でサポートしていたのは「産屋敷かなた」と「産屋敷くいな」

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　144話より引用

次期当主である産屋敷敷輝哉は父や母、そして姉の二人を亡くしましたが、すぐに無限城で戦う柱や隊士たちの補助をしており、そのサポートをしていたのは敷輝哉の妹である「かなた」と「くいな」です。

最終決戦で「輝利哉」に喝を入れたのが「産屋敷くいな」

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　21巻より引用

鬼殺隊のほとんど無惨にやられてしまい、自分の采配ミスでこうなってしまったと自身を責め立て、心が折れそうになります。

そんな時に妹に喝を入れらるのですが、それを行ったのが「くいな」です。

ちなみに、「くいな」は運動神経がよくて、気が強く、虫も平気らしいので、男勝りな女の子のようです。

【次期当主「産屋敷輝利哉」】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　144話より引用

次期当主である産屋敷輝利哉ですが、彼は男の子であるにもかかわらず、初登場時は女の子の恰好をしているなど不思議な点が多く存在しています。

ここでは、そんな彼がそのような恰好をしている理由、そして次期当主としての働きなどについてご紹介していきます。

【男の子である次期当主が女の子の恰好をしている理由】

本来男の子である次期当主・産屋敷輝利哉が初登場した時には、女の子のような恰好をしていました。

現代ではあまり考えられないことですが、作中は大正時代。

そして、平安時代から存在して神道と深い関わりがある産屋敷家だからこそ女の子のような恰好をさせている理由があります。

30歳までは生きられず、そして体が丈夫でない子が生まれやすい産屋敷家は、鬼殺隊の最高管理者として一族を存続させる必要があります。

だからこそ平安時代からある風習が存在し、その風習によって女の子のような恰好をさせているのだと考えられます。

現代と異なり医学がまだ十分に発展していない昔は、幼児は女の子よりも男の子の方が死亡率は高かったそうです。

死亡率が高い理由としては、幼少期において女の子の方が遺伝子的に丈夫であるためだと、現代においては解明されていますが、当時はそのような要因を知るはずがありません。

そのため、当時の人々は、男の幼児のみに病を移す悪霊のような存在がいると考えていたそうです。

だからこそ、その対策として考えられたのが、悪霊から守るためにわざわざ大切な男の子を女の子のような恰好をさせて欺こうという方法でした。

このような風習は、日本においては昭和天皇や神道と深い関わりがある家、そして海外でも日本と同じような理由で魔除けのために女の子の服装をさせる習慣が残っていました。

医学が発展し原因が発覚している現在の日本においては、このような風習はほとんど残っていません。

【亡き当主の後を継ぐ幼き当主】

最初の鬼である鬼舞辻無惨を倒すために、誰もが想定していなかった自らを囮にした計画で妻やこどもたちとともに自爆したことで亡くなったお館様ですが、彼はあらかじめ次期当主である輝利哉と彼の妹であるかなたとくいなが巻き込まれないように安全な場所へ移動させていました。

そして生き残った次期当主は8歳という若さですが、亡き当主の仕事を引き継ぎ、すぐさま隊士たちの補助をしています。

お館様に自爆され、仕留められそうで焦っていた鬼舞辻無惨は異空間無限城に身を隠します。

そして彼と戦っていた隊士たちも同じように異空間無限城に侵入しますが、そんな彼らを補助するために、輝利哉は鬼である珠世の協力により、愈史郎が使う札を鴉に装備させることで隊士たちに戦況などを伝達、そして状況を把握していきます。

さらに、隊士たちの位置や状況を把握するだけでなく、侵入した異空間無限城の見取り図も作成しており、年端も行かない子供達が、これだけの仕事量をたった3人だけでこなしています。

つい先ほど家族を亡くしたばかりの8歳児なのですが、次期当主として教育を受けてきた彼は、立派な当主だった父の代わりとして今は悲しむことなく、鬼舞辻無惨を倒すべく妹たちとともに鬼殺隊の隊士たちを手助けしています。

状況が状況なので悲しむことを抑えているだけかもしれませんが、鬼舞辻無惨との全ての戦いが終われば、達成感と共に悲しみに暮れるのではないのでしょうか？

「輝利哉」「かなた」「くいな」の活躍は「単行本17巻～23巻)」で描かれているので是非読んでください。

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いかがでしょうか。

柱たちが例外なく忠義を示している産屋敷家の当主、耀哉は自らを囮にしてこの世を去ってしまいましたが、次期当主である産屋敷輝利哉は鬼殺隊の最高管理者だった父の代わりを立派に果たしています。

原作やアニメで今後も登場するであろう彼の行動に注目してはどうでしょうか。