鬼滅の刃の簡単なあらすじ!物語を即理解できるようわかりやすく説明
週刊少年ジャンプで連載中の漫画『鬼滅の刃』
今年の春から秋まで放送されたアニメは非常に人気で話題になり、単行本の売り上げも2000万部を記録しました。
突然話題となった鬼滅の刃について、一体どんな作品なんだろうと気になっている人も多いかと思います。
今回はそんな人たちのために『鬼滅の刃』について簡単にわかりやすく作品の面白さをお伝えします。
【鬼滅の刃の物語】
昨今、人気がうなぎ登りの鬼滅の刃。
この作品は大正時代を舞台にした作品で、ものすごく簡単に内容をまとめると、人間を襲う鬼に家族を襲われ、さらに妹が鬼になってしまったので、妹を戻す為に元凶である鬼舞辻無惨という鬼を追って倒す話になります。
▼あらすじはこんな感じ▼
物語の主人公は竈門炭治郎(かまどたんじろう)という少年で、山で炭を作りながら、5人の兄弟と母で共に幸せに暮らしていました。
ある日、炭治郎が炭を売る為に町へ出ている間に、突然竈門家に鬼と呼ばれる怪物に襲撃され、幼い4人の弟、妹と母が命を落とします。
唯一生き残った一番上の妹、禰豆子(ねずこ)だけ生き残っていましたが、鬼に攻撃された事により人間から鬼へとなってしまいました。
鬼と化した禰豆子は、町から帰宅した炭治郎を襲いますが、鬼を倒す事を生業とする鬼殺隊の一員「冨岡義勇(とみおかぎゆう)」によって救われます。
そして義勇は禰豆子を倒そうと刃を振るいますが、炭治郎は義勇から禰豆子をかばい、妹を殺さないでくれと義勇を説得します。
しかし、義勇は鬼を倒す為に来ており、鬼は天敵と認識している為、炭治郎の説得には応じず、禰豆子を捕えてしまいます。
このままでは妹がやられてしまうと感じた炭治郎は禰豆子を守る為に、義勇に立ち向かっていきますが、返り討ちにあってしまい、気を失います。
ここで義勇は驚くべき姿を目にします。
禰豆子は鬼になって自我を忘れたにも関わらず、義勇から離れて、炭治郎の所へ駆け寄り、炭治郎を守ろうとしたのです。
二人に絆が残っていることを見た義勇は、気が付いた炭治郎に「鬼となった妹を守りたければ戦え」といいます。
さらに義勇は炭治郎に「鱗滝(うろこだき)」という人物を訪ねろと指示し、彼の下で剣術を習い、鬼殺隊に入る為に訓練を行います。
二年後、選別試験での戦いを経て炭治郎は義勇と同じ「鬼殺隊」に入隊します。
そして炭治郎は鬼殺隊の任務をこなしていく内に、全ての鬼を作ったのが鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)という事を知り、鬼となった禰豆子を人間に戻す方法を知る為に、任務をこなしつつ鬼舞辻無惨を追っていきます。
よくある吸血鬼を退治する話のような感じですが、こちらは舞台が大正時代という西洋の文化がまだ浸りきっていない時代なので、かなり和風要素が強い感じになっています。
また、この作品のジャンルとしては、ダークファンタジーに分類されているようなので、流血描写やグロ描写がかなり多く、人間や鬼が見るも無残な姿になっている描写も少なくない為、そういった描写が嫌いな方は、結構厳しいかもしれません。
ですが、物語のテンポは非常によく、敵味方問わずキャラクターの個性がかなりはっきりしているので、読みやすさで言えばかなり上位のランクに入っている作品です。
特に、所々に入るシュールな笑いが読者に非常に受けており、重々しい話をうまく緩和させているのもまた人気の秘訣とも言えます。
【鬼滅の刃のキーポイント】
【人を襲う鬼】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 1巻より引用
鬼滅の刃には人を襲い喰らう鬼という化け物が登場しており、主人公の炭治郎が所属している鬼殺隊の主な敵となっています。
作中に登場する鬼は、全て元は人間なのですが、鬼舞辻無惨という鬼によって、鬼に変化させられています。
変化させる方法として、人間に自分の血を与え、順応すれば鬼になるという感じなのですが、もし順応できなければそのまま命を落とします。
ここで登場する鬼の特徴としては、
①人間を襲い、喰らう
②人間の比にならない程の異常な身体能力
③どんな大ケガも一瞬で治す自己治癒能力
④顔の作りや体の大きさ、形等を変えられる
⑤寿命がない。
⑥血鬼術という特殊な術を使う
という感じです。
また、鬼の強さは無惨にもらった血の量で決まるらしく、無惨の血を多くもらった鬼程、強い鬼とされています。
しかし、無惨の血は鬼にとっても毒のようなもので、さらに血をもらっても、順応できなければ強くなるどころか命を落とします。
これだけ見ると、かなりチートな存在でどうやっても勝ち目がなさそうなのですが、鬼にもいくつか弱点があるのでは一応倒せなくはないです。
その弱点はというと、
①日光
②鬼殺隊だけが所持できる「日輪刀」という特殊な刀で頸(くび)を斬る
③藤の花
という感じです。
上記を見るとお分かりかと思いますが、よく聞く西洋の吸血鬼の弱点と似た弱点を持っています。
①はまんま一緒ですが、②③についても、使う物や方法が違うだけで、吸血鬼の弱点とかなり近いものがあるので、作者も吸血鬼を結構意識していたんじゃないかなと思われます。
【十二鬼月】
鬼の中には、通常の鬼よりも遥かに強い十二人の鬼が存在し、この鬼達を十二鬼月と呼んでいます。
この鬼達は無惨の血を多く分けてもらい、そして順応できた鬼達なので、通常の鬼よりも比べ物にならないぐらい強い鬼となっています。
十二鬼月には上弦と下弦で6人ずつ分けられており、強さの序列が以下のようになっています。
上弦の壱>上弦の弐>上弦の参>上弦の肆>上弦の伍>上弦の陸>下弦の壱>下弦の弐>下弦の参>下弦の肆>下弦の伍>下弦の陸
上記を見て分かるように、十二鬼月の中では上弦の壱が一番強く、下弦の陸が一番弱いとされています。
また、目には自分の序列の数字が刻まれており、上弦には両目に(左目に「上弦」右目に「壱」等の序列の数字)、下弦には片目のみ(右目に「下〇」〇に序列の数字)刻まれています。
▼十二鬼月のメンバーについてはこちら
【藤の花】
鬼滅の刃に出てくる鬼にとって、藤の花は忌み嫌うものであり、藤の花や藤の花の香りがするものには近づく事はできません。
さらに、鬼にとっては猛毒でもあるので、体内に入れば命を落とします。
西洋の吸血鬼にとってのにんにくみたいなものですね。
ちなみに、藤は人間にとっても有害な植物で、花や種等を多量に摂取すると吐き気や眩暈、嘔吐、下痢などの中毒症状を起こします。
加熱していない種などはより中毒性が高くなるとか。
ただ、しっかり加熱したりすれば、食べられない事はないようで、よく炒った種は結構おいしいらしいです。
【鬼を倒す為の組織・鬼殺隊】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 1巻より引用
鬼滅の刃では人を襲う鬼が存在しているわけですが、この鬼を放置していると人類が滅亡してしまいます。
そこで、この鬼を倒す目的として組織された鬼殺隊というものが存在しています。
鬼殺隊は何百年も前から存在しており、構成員は数百人程で、代々産屋敷家という一族が筆頭を務めてきました。
鬼殺隊の隊士達は、それぞれ日輪刀という特別な刀を持って鬼を討伐していき、密かに人間を守ってきました。
この組織のおかげで、鬼による被害を最小限にまで留められているわけです。
主人公の炭治郎もこの組織に入隊しており、組織から来た任務をこなし、鬼を討伐していっています。
しかし、相手は人間よりも遥かに強い鬼なので、そう簡単に討伐できるものでもなく、鬼との戦闘の中で命を落とす隊士も少なくありません。
加えて、自身がかなりの負傷を追っていたとしても、次の任務に向かわなければならない場合も多いのです。
ちなみに、政府から公認を受けた組織ではないので、政府の後ろ盾等は一切なく、この組織の筆頭である産屋敷家が資金を工面し、組織を運営しています。
【柱】
鬼殺隊には柱と呼ばれる隊士がおり、この柱は一般隊士よりも強力な力を持っているとされています。
その実力は、十二鬼月の下弦の鬼ならば一瞬で倒せる程です。
柱は全部で9名おり、それぞれ「〇柱」等、〇に自分の流派の名を入れた肩書で呼ばれています。(炎の呼吸の柱なら「炎柱」等)
彼らは、隊の中でも幹部クラスの位置付けになりますので、半年に一度の当主との会議に参加し隊の方針を決めたり、現場指揮等の一般隊士への指示も任されています。
▼柱のメンバーについてはこちら
【鬼殺隊の帯刀】
鬼殺隊は日輪刀を使用して鬼を倒すのですが、明治時代に入ってから間もなく廃刀令が発せられているので、基本的に帯刀して歩く事は認められていません。(所持はOKみたいです。)
鬼殺隊は政府非公認の組織の為、例外ではなく、例え鬼を倒すという大義名分あったとしても、帯刀して外を歩く事は許されないのです。
ちなみに、主人公の炭治郎とその同期の隊士、我妻善逸(あがつまぜんいつ)と嘴平伊之助(はしびらいのすけ)達が列車に乗るシーンがあるのですが、この際に警察に帯刀している事を目撃され、捕まりかけています。
【鬼を倒す為に必要な技術・全集中の呼吸】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 1巻より引用
鬼を倒す為には、この全集中の呼吸というものが必須になります。
全集中の呼吸とは、一度にたくさんの酸素を取り込む事により、一時的に身体能力を向上させる事ができます。
また、この全集中の呼吸にはいくつか流派があり、呼吸法は基本的に一緒ですが、それぞれの流派で繰り出す技の型が異なっています。
この呼吸とそれぞれの流派の型による技によって、鬼を倒す事が可能になります。
【全集中の呼吸の流派】
全集中の呼吸は、「日の呼吸」という流派が始まりとなり、そこから炎、水、雷、岩、風の5つに派生します。
この5つの流派が基本形となり、人によってはそこからさらに派生して自身にあった技を開発したりします。
【鬼を倒す為の刀・日輪刀】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 2巻より引用
前述した全集中の呼吸と同じく、鬼を倒す為には、日輪刀という特殊な刀も必要です。
日輪刀というのは、日の光から一番近く、一年中日の光が射しているという山からとれる特殊な鉱石を使って打った刀の事です。
この刀で鬼の頸を斬らないと鬼を倒す事ができません。
また、この刀は別名「色変わりの刀」と言われており、持ち主によって刀身の色が変化します。
この色によって、前述した全集中の呼吸のどの流派が合っているかが分かるようになります。
全集中の呼吸の基本流派で当てはめると、
炎の呼吸⇒赤
水の呼吸⇒青
風の呼吸⇒緑
岩の呼吸⇒グレー
雷の呼吸⇒黄
という感じになります。
ここから、さらに派生した流派によって、また色も変わってくるわけです。
【日輪刀を作る人々】
日輪刀は一般の刀鍛冶に依頼するのではなく、日輪刀を作る専門の刀鍛冶が作ります。
この刀鍛冶たちは、鬼殺隊の人間ですら知らない刀鍛冶の里と呼ばれる場所に住んでおり、里を自力で探すのは不可能とされています。
【全ての元凶・鬼舞辻無惨】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 16巻より引用
物語のラスボス的存在であり、鬼の頂点であるのがこの鬼舞辻無惨です。
前述した通り、全ての鬼はこの鬼舞辻無惨によって作られており、鬼の命を奪える唯一の鬼になります。
また、彼を倒せば全ての鬼が消滅するので、鬼にとっては絶対的存在になります。
見た感じだと、冷静沈着なスマートな紳士に見えるのですが、実際は残忍で冷徹、無慈悲で傲慢、気分屋で傍若無人と、身近にいればまず関わりたくない人物です。
また、怒りの沸点もかなり低く、ちょっと軽口叩いた人間に対してすぐ葬ったり、部下が成果が出ていないと例え十二鬼月であっても、容赦なく罰を与え、気分次第ではその鬼を抹消してしまいます。
さらに臆病で卑怯という、小物感溢れる属性も持っており、
彼の目的は、鬼にとっての最大の弱点である日光を克服うする事できる薬「青い彼岸花」を手に入れて、完璧な生物になる事で、私兵である鬼を使って数百年以上探し続けています。
【無惨の呪い】
無惨は鬼にしたものには、自分の名前を言ってはならないという呪いをかけています。
なので、もし鬼が無惨の名前を口に出してしまうと、その場で命を落とすようになっています。
これは、自分の情報を悟られない為の措置だと考えられます。
【パワハラ会議】
作中で、十二鬼月の下弦が集められた会議(原作6巻、アニメ26話)があるのですが、これがかなりひどい。
十二鬼月の下弦の一人がやられた際に、残りの下弦5人が集められて開かれた会議ですが、一人やられた事に対して非常に怒りを感じており、他のメンバーにも八つ当たりしてしまいます。
そして、どんなに弁解しても全く聞く耳も持たず、挙句の果てには5人の内4人の命を奪ってしまいます。
このシーンは、ファンの中でもある意味人気の高いシーンで、パワハラ会議と揶揄されています。
このシーンで無惨がどういう人物かというのがはっきりわかります。
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鬼滅の刃のアニメ1期は何巻のどこまで進んだ?立志編の終わりはここまで!
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いかがでしょうか。
現在の鬼滅の刃の人気はとどまる事を知りません。
もし、この記事を読んで気になった方は是非読んでみる事をお勧めします。