不死川実弥(しなずがわさねみ)の過去【鬼滅の刃】!たった一人で鬼狩りをしていた復讐の剣士
人を喰う鬼を狩る力を持った隊士たちが集まった政府非公式の組織、鬼殺隊。
組織内の人間のほとんどが鬼を狩ることが出来る日輪刀と人間離れした鬼の動きに対抗できる呼吸法を習得しています。
そんな組織の最高戦力と言われる柱の中に、目を血走らせていて全身傷だらけの男、不死川実弥がいます。
隊服には大きく「殺」と刻まれており、鬼に対する殺意がにじみ出ている彼ですが、そこまで鬼に対する執念が強いのには彼に起きた過去の出来事が関係しています。
そこでここでは不死川実弥の過去についてご紹介していきます。
【不死川実弥の過去】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 15巻より引用
不死川実弥は鬼殺隊の最高戦力である柱の一人で、風の呼吸を習得しています。
柱の中でもかなり好戦的で気性の荒い人物で、柱合会議では自らの腕を切って血を流すことで、鬼である竈門禰豆子を挑発していました。
他にも乱暴な言動などが目立ちますが、規律を守り、お館様や目上の人物には敬意を払う理性的な面もあります。
そんな彼が柱となるまでにどのような過去を辿ったのか?をご紹介していきます。
【父親代わりとして兄妹の世話をする長男】
不死川実弥は長男として生まれ、弟には竈門炭治郎と同期隊士である不死川玄弥がいます。
彼らの家は貧しく、母親は毎日夜遅くまで働いていましたが、父親は家族に暴力をふるうろくでなしでした。
そんな父親は、因果応報と言うべきなのか、他人から恨みを買ったことによって殺されます。
父親が亡くなったことで、父親からの暴力から解放され、長男である実弥は、次男の玄弥とともに家族を守ろうと約束をして、お互いの絆を深めます。
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 13巻より引用
ある日、珍しく母親の帰りが遅かったため、心配した実弥は母親を捜しに行きます。
一方、留守番をしていた幼い兄弟たちと玄弥がいる部屋の扉が、激しく叩かれます。
不審に思った玄弥は扉を開けようとしませんでしたが、幼い兄弟たちは母親が帰ってきたのだと思い、扉を開けてしまいます。
そして開けた瞬間に獣のような何かが襲いかかり、兄弟たちは一瞬で殺されてしまいます。
その際に玄弥も怪我をしてしまい、その場に戻ってきた実弥は襲ってきた敵を掴み、外へと追い出します。
実弥は戦っているうちに、襲っている存在の正体が鬼化した母親だと気づきますが、兄弟を守るために倒します。
返り血を浴びながらも何とか勝利して母親は倒れますが、その瞬間を玄弥に見られてしまいます。
襲ってきたのが鬼化した母親であることを知らない玄弥は、兄が母親を殺したと動揺して「人殺し」と罵倒します。
この日、実弥は母親と幼い兄弟を失っただけでなく、次男の玄弥とも関係が悪化する事になります。
【幸せになることを願う弟想いの兄】
玄弥以外の家族を失った日以降、玄弥との関係が悪化して鬼殺隊に入隊してからも実弥は周りに「弟などいない」と言っており、彼と出会った時も冷たく突き放していました。
しかし、無限城では最強の鬼と言える上弦の壱「黒死牟」によって、玄弥が致命傷を受けている状況で合流したときに、ようやく玄弥に本心を告げます。
兄弟でありながら強く当たったり、できるだけ自分から遠ざけ鬼殺隊を辞めさせようとしたりした理由は、「長生きをして母親や幼い兄弟たちの分も幸せになってほしい」と弟を想っていたからでした。
本心を告げた後、弟を襲った黒死牟にかつてないほど激怒しています。
【無茶な戦い方で野良の鬼狩りとなる】
実弥は、玄弥に母親を倒したところを見られてしまったことから「人殺し」と言われましたが、このことをきっかけに玄弥を嫌いになることもありませんでした。
しかし一方で、玄弥は兄に酷いことを言ってしまったと罪の意識を覚え続けました。
その為、この時から二人は別々で暮らすようになり疎遠となります。
一人で暮らすようになった実弥は、鬼が弟を襲うような事態を防ぐため、たった一人で鬼狩りを始めます。
このときは鬼殺隊に入隊する前で、野良の鬼狩りとして活動しており、当然ながら鬼に関する知識もなく、日輪刀や呼吸も習得していませんでした。
しかし彼は、鬼化した母親と対峙したとき、自分が出血したことで動きが鈍くなっていることから、自分の血が特別であることに気づきます。
そのことを利用して鬼殺隊に入隊するまでは、自分の血と戦闘に関する才能を駆使して、日輪刀と呼吸を使うことなく鬼と戦って鬼を捕縛し、日光に当てることで鬼狩りを続けていました。
普通は到底不可能な戦闘方法ですが、ある鬼殺隊士と遭遇するまでは一人で戦い続けました。
【稀血よりもさらに希少な血の持ち主】
ごく一部の人間のみが有している非常に珍しい性質がある血液である「稀血」。
人自体には何らかの影響があるわけではないですが、鬼が稀血を持った人間を食べると、普通の人間の50人分から100人分食べることとほぼ同等の力を得ることが出来ます。
そのため鬼は稀血を持った人間を狙うことが多いです。
ただ稀血にも色々あり、不死川実弥が持っている稀血はさらに稀少で、血の匂いだけで鬼を酩酊させることができます。
【粂野匡近(くめのまさちか)との出会い】
自身の特別の血を使って鬼を酩酊させ、捕獲し、動けないようにして、そのまま日光に当てるというやり方で、鬼狩りをしていた実弥ですが、そんな生活を繰り返しているうちに鬼殺隊の隊士、粂野匡近(くめのまさちか)と出会います。
粂野匡近は実弥のことをどう思ったのか分かりませんが、彼が実弥に育手を紹介して、実弥に鬼殺隊へ入隊するきっかけを与える事になります。
粗い言動が目立つ実弥ですが、もともと人に対する思いやりが強い為、仲間ともうまくやっていけました。
また、粂野匡近との信頼関係はとてもよかったようです。
その後、実弥は粂野匡近と一緒に、当時の下弦の壱と戦い、見事に討伐することに成功しますが、一緒に挑んだ彼は命を落とします。
そして彼は下弦の壱を倒したことにより、柱となります。
【柱となりお館様と対面する】
柱となったことで、産屋敷家へ行く機会が訪れます。
しかしお館様と対面した際、実弥は彼のことを@安全なところからただ命令している人間だ」と思っており、さらに信頼していた仲間を失っていたこともあったのか、かなり挑発的な発言を繰り返し、敵意をむき出しにします。
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 168話より引用
当然周りにいた他の柱は、実弥の不躾な発言に苛立ち、咎めようとしますが、それをお館様が止めます。
実弥の発言はどんどんエスカレートしていきますが、そんな発言に対する返答は「ごめんね」の一言でした。
そのお館様のたった一言から、お館様の体質や気持ちが実弥に伝わります。
さらに粂野匡近の遺書を渡され、その内容と想いを知って、さらに戦えないお館様が戦死者の隊士たち全員のことを忘れずに覚えていることをしり、これをきっかけにお館様へ敬意を示すようになります。
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鬼滅の刃のアニメ1期は何巻のどこまで進んだ?立志編の終わりはここまで!
お館様の顔のただれはケガ?病気?悲しい一族の知られざる呪いとは?
いかがでしょうか。
上面だけでは荒々しさが目立つ不死川実弥ですが、本当は仲間意識が強くお館様を尊敬している柱の一人です。
過去に家族のほとんどを失ったことから鬼に対して憎しみを抱いていますが、彼の本音はそれ以上に唯一生き残った弟を亡くしたくないという気持ちが強く伝わるでしょう。
そして弟の玄弥もまた兄を想って鬼殺隊に入隊していますので、少し食い違っているところもありますがお互いに不器用ですが家族想いなのです。