鬼滅の刃の鬼の弱点とは?人間を襲う化け物の倒し方
鬼となった妹を人間に戻すために、鬼殺隊に入隊して鬼と戦う少年を描いた作品「鬼滅の刃」。
主人公は作中で人喰いの生き物「鬼」と戦いますが、それらは人間離れした存在で、人間にとって脅威となっています。
呼吸や日輪刀を持った隊士でも、太刀打ちできない強力な鬼もたくさんおり、不思議な力を使う特異的な個体もいます。
そこで今回は、作中で登場する鬼殺隊の敵である鬼について生態や弱点などについてご紹介していきます。
【鬼とは】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 1巻より引用
鬼殺隊の共通の敵として挙げられる鬼ですが、そもそも鬼とはどういう存在なのかと疑問に思ったこともあるでしょう。
人間にはない特殊な能力を持っていたり、それを使って人を襲って喰うことで成長したりするなど、普通の人間なら逃れることすら困難な敵です。
ここではそんな鬼とはどういったものなのかご紹介していきます。
【人を襲い喰う生物】
鬼たちは人間の頃には無かった食人衝動があり、人間を喰らいます。
他の動物の肉でも代用することはできますが、肉体を維持するためにも、どうしても人間の肉や血を必要としてしまいます。
そして彼らは人を喰えば喰うほど強くなり、逆に喰わなければどんどん弱体化していきます。
ただし鬼によって成長の限界があるため、その許容まで到達すると人を喰う量が減り、あまり成長しなくなります。
また強くなっていく程、生前に渇望していた欲求などが肥大化し、人格が歪んでいくため、非常に厄介な敵になります。
【人間離れした能力】
鬼である彼らは、人間離れした身体能力や特殊な能力があり、鬼殺隊のような鬼に対抗できる人間でなければ、まず太刀打ちできません。
鬼が持つ能力としては体を変形させる能力、高い身体能力、超再生能力、そして一部の鬼だけが持つ妖術のような血鬼術があります。
体を自在に変形させることができ、年齢や容姿だけでなく頭部に角を生やす、体のどこかに刃を生成するなど特異的な個体もいます。
さらに強力な個体になると、己の分身を生成したり、体から太鼓を生やしたり、列車と融合したりするなど異形な存在へと変わる鬼もいます。
また鬼の能力の中でも特に脅威なのが再生能力で、基本的にごく一部の方法を用いなければ、どれだけ体を切りつけても意味がなく、たとえ木端微塵にしたとしても再生することが可能です。
なので、どんなに強い兵器を持っていたとしても、人間ではまず物理的に鬼を対処することが出来ず、血鬼術を持ってない鬼であろうと人間が勝つのは難しいです。
【日本で登場する妖怪の鬼ではなく吸血鬼に近い存在】
作中で登場する鬼は、人間に血を与えることで鬼に変化させることや、人間を喰うことで成長するという特徴があるため、どちらかというと日本でよく知られている鬼よりも、西洋の鬼とも言われる吸血鬼に近い存在と考えられます。
また後述しますが、日中は野外で活動できないほど日光に弱く、特定の方法以外では討伐不可能である点もまた吸血鬼とよく似た点と言えるでしょう。
【鬼の原種によって変異した元人間】
鬼とはそもそも鬼の原種である鬼舞辻無惨の血によって変異した元人間であり、人を襲う人外の生物です。
彼らは鬼となってしまうと人だった頃の記憶が徐々に薄まって混濁してしまい、さらに鬼舞辻無惨の支配を受けることで強い闘争本能が植え付けられ、食人衝動などに駆られてしまいます。
そして鬼たちは体力を消費すればするほど飢餓状態となり、人を襲いたくなってしまうため、たとえ身近な家族であろうと、ほぼ間違いなく襲ってしまいます。
そのため「家族の絆で鬼になったとしても目が覚めるはず!」などの考えを持った鬼殺隊の隊士はほとんどおらず、鬼の近くにその家族がいればすぐに引き離す必要があります。
ただ人間を襲うだけの生物であれば鬼殺隊がいれば万事解決となるのですが、鬼たちは鬼化した直後から人間離れした身体能力、超再生能力などを手に入れ、さらに人を喰えば成長してしまいます。
すべての根源である鬼舞辻無惨を討伐することに成功すれば、鬼は消滅すると考えられていますが、鬼もどんどん鬼舞辻無惨によって増えるため、鬼殺隊は厳しい状況を強いられています。
【原種の血によって鬼となる】
作中では「傷口に鬼の血を浴びたから鬼となった」という台詞がありますが、人から鬼へと変化させることが出来る血を持っているのは原種である鬼舞辻無惨だけです。
そのためごく一部の例を除いて、他の鬼の血が入ったところで鬼となることはなく、さらにその血に適合することが出来なければ鬼とはならず体は崩壊してしまいます。
ただし鬼舞辻無惨の血を多く持った強力な配下の鬼が、体内にある血を人間に分け与えることで鬼となることがあります。
【鬼の弱点】
ここまで鬼について特徴や強力な能力についてご紹介していきましたが、鬼を討伐する方法はごくわずかですがあります。
ここではそんな鬼の数少ない弱点についてご紹介していきます。
【日光】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 1巻より引用
彼らの最大の弱点としてまず挙げられるのは日光です。
彼らはどれだけ木端微塵になろうと再生するだけの力を持っていますが、日光に照らされてしまうと体は焼けて灰となり、時間が経つと体が崩れ落ちてしまいます。
これは鬼の原種である鬼舞辻無惨やその直属の配下である十二鬼月でも逃れることはできません。
そのため全ての鬼はとにかく日光を嫌っており、日中は積極的に活動することなく基本的には夜間に活動します。
しかし直射日光でなければ灰となるわけではないので、曇っている日や日が射していない日陰などでは、日中でも問題なく活動することが出来ます。
【藤の花】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 5巻より引用
鬼は藤の花の香りを嫌っており、普通の鬼であれば近づくことすらままなりません。
そのため藤の花の匂い袋を持っていれば鬼除けになるため、鬼殺隊の中でも非武装の関係者は、藤の花の匂い袋を持っていることがあります。
また藤の花を素材として使った毒はとても強力で、下弦の鬼でも死に至らせることができ、上弦の鬼であっても、動きや再生能力を阻害することが可能になります。
【人間にとっても害がある有毒植物】
植物であるフジは現代の日本でもよく見る植物の一つで、藤の花は天ぷらなどにして食べたりする事があります。
ただしフジはマメ科の植物であるため、他のマメ科植物と同様に、種や種が入ったさやには毒があり人間にとっても有害です。
ウィステリンと呼ばれる毒物で、摂取するとめまい、会話障害、吐き気、おう吐、胃痛、下痢などが引き起こされますが、ほとんどは軽度な症状を引き起こし、重症になるケースはほとんどありません。
ちなみに、種の部分もしっかり火を通して毒抜きする事によって食べる事もできます。
【日輪刀による斬首】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 5巻より引用
鬼殺隊隊員の基本的な武器で日輪刀というものがあります。
日輪刀は太陽のエネルギーをより多くもっている鉱石によって作り出された日本刀で、これを使って頚を切断すると再生されず討伐できます。
ただこの日輪刀の素材である鉱石は、太陽に近い山から採取する必要があるため、簡単に作り出すことは難しい武器となっています。
そしてたとえ対抗できる武器であろうと、鬼の頸を切断することが出来なければ鬼を討伐することが出来ないので、鬼の動きについていくことが出来る隊士たちでなければ、鬼を倒すことはまず難しいでしょう。
【廃刀令による携帯禁止】
鬼殺隊の隊士たちは鬼を討伐するために日輪刀を携帯していますが、作中の舞台は大正時代の日本です。
当時は廃刀令が施行されているため、当然のことながら一般人や警察官に日本刀を携帯していることがばれると面倒な事態になる可能性が高いため一目が多い場所や公共施設を利用する場合は隠しています。
【無惨の名前】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 2巻より引用
鬼殺隊の隊士が鬼を討伐する方法としては上記の3つが挙げられますが、他にも特殊な方法で鬼を討伐する事ができます。
鬼のほとんどは鬼の原種である鬼舞辻無惨によって、いくつかの呪いが掛けられています。
その一つとして、彼の名前を口にしてしまうと呪いが発動し、口と腹から太い腕が生えて握り潰します。
そのため鬼たちは何としても彼の名前を口にしないようにしますが、この弱点を逆手にとって鬼を討伐するということもあります。
【鬼舞辻無惨の呪い】
鬼となった彼らは、直後に鬼舞辻無惨によって叛逆を防ぐために呪いが掛けられます。
そのため彼の名前を口にした鬼は呪いが発動して処刑されてしまいます。
さらに鬼舞辻無惨はこの呪いを使って、呪いの影響を受けている鬼の居場所を把握するだけでなく、近くの鬼の視界を共有したり思考も読み取ったりすることが出来ます。
【無惨の血】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 6巻より引用
鬼舞辻無惨の血を取り込む量が増えると、その鬼は強力な個体へと変化することは述べましたが、一方でその鬼が急な変化に適応することが出来なかった場合は、ドロドロの肉塊となってしまいます。
そのためほとんどの鬼は鬼舞辻無惨の血を少ししか取り込んでいません。
逆に彼の直属の配下である十二鬼月たちは、鬼舞辻無惨の血を多く取り込んでいるため強力な個体として確立しています。
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いかがでしょうか。
原種である鬼舞辻無惨によって変化した元人間の生物である鬼たちは独自の呼吸法や唯一対抗可能な武器である日輪刀を持っている隊士たちでも厳しい戦いが強いられる敵です。
一般人ではまず太刀打ちできない鬼ですが、鬼の弱点や特徴を十分に把握して対処できる能力があれば鬼殺隊の隊士でなくても対抗できるのかもしれません。