錆兎(さびと)の過去!冨岡義勇と同期で親友の彼の人生【鬼滅の刃】
鬼殺隊の最も高い位に君臨する剣士、通称「柱」。
炭治郎を含めて数多くいる鬼殺隊メンバーの中でも、柱のメンバーは唯一上弦の鬼と同等の力を持っています。
そんな柱の中で、炭治郎が初めて出会った「水柱・冨岡義勇」には、かつて自分の強さを超えていた剣士「錆兎」がいました。
今回は、冨岡義勇の強さを超えていた剣士「錆兎」について、彼の過去と義勇との関係性とともにご紹介していきます。
【錆兎について】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 1巻より引用
漫画初登場 | アニメ初登場 |
4話 | 3話 |
声優 | |
梶裕貴 |
【炭治郎を成長させた少年】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 1巻より引用
鬼殺隊の最終選別試験へ受ける資格があるかどうか判断する為に、「鱗滝左近次」から巨大な岩を切るという試練を与えられた「炭治郎」
今の自分の実力では達成できない試練を前に挫けそうになる「炭治郎」でしたが、そこに「錆兎」と「真菰(まこも)」が突如現れます。
「炭治郎」は、「真菰」からはに全集中の呼吸のイロハを教わり、「錆兎」からは剣術を学ぶ事になります。
そして巨大岩を斬る期日の最終日。
「炭治郎」は鍛錬に鍛錬を重ねて「錆兎」との真剣での勝負をする事となり、勝負は一瞬で決まった。
「炭治郎」の渾身の一振りが「錆兎」の仮面を縦に真っ二つに斬り、勝負は終了。
いつも狐のお面を被っていた「錆兎」の素顔は、優しい顔をし口元に大きな傷をもった赤髪の少年だった。
「錆兎」の仮面を斬ったハズなのに、ふと前を見ると巨大岩を切っており、「錆兎」と「真菰」の姿はどこを見渡してもいなくなっていた。
「錆兎・真菰」は「炭治郎」を強い剣士として成長させたのですが、後に「炭治郎」は「錆兎・真菰」が亡霊だったことを知るのでした。
【厄除の面】
「錆兎・真菰」は狐の仮面をつけて登場しているが、このお面は「鱗滝左近次」が作った「厄除の面(やくじょのめん)」という。
「厄除の面」は悪い事から守ってくれる「お守り」で、この面は「鱗滝左近次」の課題をクリアした愛弟子にプレゼントされる。
【錆兎・真菰はすでに亡くなっていた】
巨大岩を斬る課題をクリアし最終選別試験へと向かう途中、炭治郎が錆兎の話をすると「炭治郎、なぜお前が死んだあの子たちの名を知っている」と話す「鱗滝」
そして最終選別試験が始まり、炭治郎はその試練の中で出会った「手鬼」から【錆兎と真菰を喰ったという話】を聞かされます。
つまり炭治郎が岩を斬る課題で出会っていたのは【手鬼に喰われてしまった錆兎たちの亡霊】だったのです。
手鬼の首を切ることができず死んでしまった錆兎は、新たな鱗滝さんの弟子となって現れた炭治郎に、自分たちの仇をとらせるために炭治郎に修行をつけていたのです。
その後、炭治郎は見事に手鬼を倒し、「錆兎と真菰」の仇を取ることができました。
【錆兎の過去】
「錆兎」の過去については、鬼殺隊の水柱である「冨岡義勇」の口から語られました。
そんな義勇の言葉から、「錆兎がどんな少年だったのか」「どのように死んだのか」などについてご紹介していきます。
【錆兎と親友だった冨岡義勇】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 15巻より引用
共に家族を鬼に殺されてしまい、生涯孤独の身となってしまった「錆兎」と「義勇」
二人はその後「鱗滝」を師匠につけて修行を行い、二人とも相当な技量を体得します。
そして、二人同時に最終選別試験へと挑んだ「錆兎」と「義勇」でしたが、そこで「手鬼」と遭遇した「錆兎」だけが死んでしまうのです。
【錆兎の強さ】
錆兎と義勇は、二人とも水の呼吸を使いこなす剣士でありました。
しかし、義勇が最終選別試験で鬼に苦戦してしまっていた一方で、他の最終選別試験を受けた受験者を助けながら錆兎は最後まで鬼と戦い続けてます。
このことから、当時は「義勇」よりも「錆兎」の方が実力は上だったという事がわかり、後に冨岡義勇が語っていたのですが、「手鬼」以外の鬼をほとんど「錆兎」が討伐していたようなので、当時の最終選別試験に受験者の中でも別格の強さだった事がわかります。
【偉大な優しさがあだとなった錆兎】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 15巻より引用
その年の最終選別は、死んでしまった「錆兎」を除いた他の人物全員が合格していました。
「錆兎」は、「義勇」を含む全員を守りながら鬼と戦い続け、たった一人で最終選別試験のほとんどの鬼と闘っていましたが「手鬼」によって殺されてしまいます。
最初に出くわした鬼に相当なダメージを受けた「義勇」は、そこで「錆兎」と別れ、気が付いた時にはすでに「錆兎」を除いたすべての受験者が最終選別に合格していました。
錆兎はみんなを守るという偉大な正義感で戦い続けましたが、逆にそれがあだとなって死んでしまったのです。
【錆兎を失った冨岡義勇の苦悩】
幼なじみのような存在でありながらも、自分だけが生き残って水柱となっている「冨岡義勇」
そんな彼にとっては、「錆兎」の存在が一番の気がかりでした。
「錆兎」の方が圧倒的に強いと感づいていた「義勇」は、水柱になった今でも自分は柱にふさわしい人物ではないと「錆兎」を思い続けています。
「義勇」が「死不川」などの他の柱に言った【俺はお前たちとは違う】や、「炭治郎」に言った【俺は水柱じゃない】というセリフ。
これらも全て、義勇が自分の姿と錆兎の姿を比べながら言っていたことだったのです。
【炭治郎が思い出させた錆兎と義勇の過去】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 15巻より引用
【もし錆兎が生きていたらもっと強い水柱になっていた。錆兎じゃなくて自分が死ねば良かったのだ】と思い続ける「義勇」
しかし、【義勇さんは錆兎さんから託されたものを繋いでいかないんですか?】という炭治郎のセリフで、義勇の過去の記憶や錆兎のセリフが蘇ります。
義勇の頬を張り【自分が死ねばなんて二度と言うなよ。姉が命がけでつないでくれた命を、託されたお前も繋ぐんだ】と叱る錆兎。
眠っていた記憶を思い出した義勇は、自分の姉と錆兎の想いを繋ぎ、水柱として強く生きていくことを誓いました。
水の呼吸の技量だけでなく、心の強さも持っていた錆兎は、死んだ後でさえも義勇の心を強く成長させたのです。
【義勇が着ている羽織】
身に着けている義勇の羽織は、義勇を強く成長させた錆兎の形見です。
この羽織は、右半身は黒みがかった赤色の柄で、左半身はかつて錆兎が着ていた柄の羽織を身につけています。
おそらく、死んでしまった錆兎を身近に感じ、自分が強ければ錆兎が死ぬことがなかったという思いを忘れないために着ているのでしょう。
【「鬼滅の刃」を読むなら「U-NEXT」がおすすめ】
「鬼滅の刃」を取り扱っている電子書籍をービスは多数ありますが、それらの中でも特におすすめしたいサービス「U-NEXT」です!
なぜ、「U-NEXT」のサービスがおすすめなのか?以下にて説明致します。
【おすすめする理由】 | |
① | U-NEXTでは「お試しキャンペーン(31日間無料トライアル)」を実施しています。 そちらに登録することにより加入特典として600Pがプレゼントされるので、このポイントを利用することにより「鬼滅の刃1冊(1~最新巻まで)」無料購読できる。 |
② | 加入特典としてプレゼントされる600Pは、鬼滅の刃以外の作品でも600P以内の映像作品・電子書籍の購入が可能。 |
③ | 「31日間無料トライアル期間中」なら、鬼滅の刃のアニメ作品や見放題対象作品(アニメ・洋画・邦画・声優番組など)もついでに視聴可能! |
以上が、U-NEXTで「鬼滅の刃」を読むのにおすすめする理由です。
「U-NEXT」の詳細についてはこちら↓
まずは無料登録することで上記の様なサービスを利用できますが、登録してすぐ支払いや課金に繋がると思うと気が進まない方もいるかと思います。
そこでU-NEXTでは、「実際U-NEXTとはどのようなサービスなのか?使いやすいのか?など」ユーザーに一度お試しとして利用してもらう為に「31日間無料トライアル」というサービスを設けてくれています。
「31日間無料トライアル」の魅力は2つあり、1つ目は【登録日から31日間限定で見放題対象作品が何度でも視聴可能】という事。
2つ目は、【31日間無料トライアルに登録すると加入特典としてプレゼントされる600P】です。
加入特典としてプレゼントされる600Pは、U-NEXT内にある全ての有料作品に使え、例えば電子書籍なら「鬼滅の刃」・「キングダム」・「進撃の巨人」、映像作品なら「アベンジャーズ」・「ハリーポッター」というように、600P以内の作品であれば利用可能です。
電子書籍に見放題というサービスはありませんが、アニメ・映画(洋画/邦画)も豊富に取り揃え見放題で見ることができる作品が多々あるので、一度「31日間無料トライアル」を利用してみてはいかがでしょうか。
鬼滅の刃のアニメ1期は何巻のどこまで進んだ?立志編の終わりはここまで!
お館様の顔のただれはケガ?病気?悲しい一族の知られざる呪いとは?
第1巻で登場したときには、心強い仲間だと思っていた「錆兎」
しかし、亡霊として炭治郎を成長させて、手鬼へのかたきを撃たせようとしていました。
そして過去の錆兎は死ぬ直前まで全力で正義の限りを尽くし、死んだ後でも義勇に影響を与えて成長させたのです。
もし錆兎が死んでいなかったら鬼殺隊の柱になっていた可能性もありますし、義勇と錆兎が良きライバルとして「どっちが水柱になるか」、切磋琢磨していた事も想像できますが、義勇が立派な水柱になれたのも、今でも義勇には錆兎という心の柱が支えてくれているからでしょう!