累の技(血鬼術)一覧【鬼滅の刃】！鋼鉄の糸を操る下弦の伍の強さ

歳を取らない・体がすぐに再生する・力が増加するといういくつもの能力を持った鬼の中でも、無惨直属の配下で最強の「十二鬼月」の鬼たち。

その中でも、鬼殺隊の柱一人では太刀打ちすらできない上弦と、柱一人の実力でようやく倒せる下弦の２グループがあります。

今回は、柱一人の実力と匹敵するほどの強さを誇る下弦の中から、下弦の伍である「累」について、彼の特徴や技の一覧についてご紹介していきます。

【累について】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　4巻より引用

漫画・アニメで初登場した時、「累」は少年の姿であったため、初めはそこまで強さやサイコパス感は感じられなかった人も多いと思います。

しかし蓋を開けてみると、累の半端ない強さにたくさんの方が驚きを感じたのではないでしょうか。

累は炭治郎と伊之助の前に初めて姿を現し、蜘蛛の糸の上になりながら月の明かりに照らされて登場しました。

その見た目は少年のように小さな体と蜘蛛の足をモチーフにしたような髪型で、蜘蛛の巣の模様が入った白い着物が特徴的です。

また、左目には下弦の伍の証として「下伍」と記されており、顔や着物には円を線で繋いだような模様も入っています。

【家族に強い執着心を持っている】

累は『家族』に対する執着心がとても高く、那田蜘蛛山では父・母・兄・姉との5人家族で共に行動しながら、山に入り込んだ鬼殺隊員たちを殺害し続けていました。

しかし、その家族というのは単なる寄せ集めのメンバーであり、血縁関係どころか信頼関係などないただの「家族ごっこ」です。

力だけが物をいう家族の中では累が頂点にたち、使い物にならなかったり気に入らない鬼であるなら、体を切り刻む・能力を奪う・日光に晒すなどの拷問があたりまえでした。

【家族愛を感じていた人間時代から鬼への変貌】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　5巻より引用

人間時代の「累」の名は「綾木（あやき）」

「綾木」は、父と母と3人で暮らしていました。

しかし「綾木」は、周りの少年たちのように立って歩くこともうまくできず、生まれつき体の弱い自分を好きになれずにいました。

ある日「綾木」は無惨とであって鬼になってしまい「累」として鬼に生まれ変わりましたが、強靭な体を手にいれたことに喜びを感じる一方、両親は「日光に当れない」「人を喰う」という息子のからだの変化に悲しむばかりでした。

その後、累は人間を殺して喰っているところを両親に見られてしまいます。

当然両親はその姿に失望し、母は激しく泣き崩れ、父は気が動転して累を殺そうとしました。

自分の身の危険を感じた累は、ついに両親さえも殺してしまうのです。

【途絶えることがなかった家族愛】

©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃　5巻より引用

激しい戦闘の末、炭治郎や義勇にやられてしまった累は、首を切られた後にも家族の温もりを求め続けていました。

そんなとき、炭治郎の暖かい手の温もりを感じた累は、かつての両親との記憶が一気に思い出されます。

自分が全て悪かったと自分の罪を認めた累の前には両親の魂が現れ、累を優しく包み込みました。

「父さんと母さんは地獄でもどこでも、累と同じところへ行くよ」という言葉と共に、かつてと変わらない優しさを累へ送る両親。

そして、累と累の両親は優しい炎に包まれながら、共に成仏するのでした。

【累の血鬼術】

累は蜘蛛をモチーフとした鬼であることから、糸を操る血鬼術を使います。

自身の血を融合させた累の糸は鋼よりも硬いため、刃のように使うことで相手を切り刻むくとができ、蜘蛛の巣のような盾を作ることで相手の攻撃を防ぐことができるのです。

ここでは、そんな累の血鬼術について詳しく説明していきます。

【蜘蛛の糸に関する血鬼術】

累の操る糸は、まるで生きているかのように自由自在に動き回ります。

この糸は鋼鉄と同等の硬度を持っており、攻撃・防御のどちらでも強力な武器となるのです。

本編の中で、子供の見た目である累に不用意に近づいた鬼殺隊員は、一瞬で累の糸でバラバラに切り刻まれていました。

累が炭治郎と闘った時には、累の糸を斬りにかかった炭治郎の日輪刀を折るという衝撃の防御力を誇っています。

【能力を分け与えることができる】

累は、自身の能力を分け与えるという他の鬼にはできないことができる、特別な鬼でもありました。

自身は「鋼糸」というシンプルな糸の硬度と自在に操る力を極め、そのほかの家族は「繭糸」や「溶解液」などが扱えています。

本作中では、累と闘った炭治郎の他にも、善逸や伊之助、しのぶなどが累の能力を分けられた鬼たちと闘いました。

【累の技一覧】

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いかがでしょうか。

鋼鉄以上の硬度を誇る糸を操る累は、下手をすると刀を折られて戦闘不能になってしまう可能性も大いにありえます。

刀をおられずに糸を断ち切れるほどの剣技を誇り、尚かつ5人家族を相手にできる人となると、柱だったとしてもかなり戦いづらい鬼なのではないでしょうか？