鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)が小物と言われる理由!大物なのにチキンっぷり満載な臆病者【鬼滅の刃】
全ての鬼を生み出した始祖である【鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)】
平安時代に鬼となった無惨は大正時代に至るまで1000年以上も生き続け、鬼を生み出し、人間を喰らい続け、鬼殺隊士たちが倒すべきラスボスとして君臨しています。
そんなラスボスという地位にいる無惨ですが、鬼滅の刃ファンの間では誇るべき強さとは裏腹に性格面の方で小物・臆病者だと言われているのです。
そこで今回は、鬼舞辻無惨が小物・臆病者だと言われている理由をいくつかご紹介していきます。
【無惨はなぜ小物(臆病者)と言われている理由】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 9巻より引用
現在、鬼殺隊の柱たちと激戦を繰り広げている鬼舞辻無惨。
その強さは柱全員で挑んでも倒すことができないほど、圧倒的なものであることが確証されました。
そんな無惨が小物・臆病者と言われているというのは、どういうことなのでしょうか。
いくつかの場面でその無惨の性格面が読み取れるとのことでしたので、簡単に一つずつご紹介していきます。
【自分の痕跡を簡単に残す】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 1巻より引用
無惨が小物であるという話は、物語のかなりの序盤の出来事から挙げられています。
炭治郎は浅草で無惨を見つけた時、家にかすかに残っていた匂いを頼りに探し当てていました。
この時、無惨はすでに「竈門家を襲う際に自分の匂いを家に残してしまう」という重大なミスを犯していたのです。
全ての鬼の始祖である無惨ならば、匂いに敏感な鬼殺隊士がいることは知っているハズ。
実際、炭治郎の師匠である鱗滝さんも鼻がよく効く元柱であり、1000年以上も生き続けていればそのような鬼殺隊士の存在も小耳に挟んでいるでしょう。
にもかかわらず、自分の匂いを残してしまうという失態を犯しており、それによって後に自分の存在が明らかになる恐れがある事を大物であれば認知しておかなければなりません。
だから、詰めが甘い小物だと言われているようです。
【大物の割にコソコソしている】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 8巻より引用
ラスボスといえば、凄まじい力を持っているために自信過剰な人物がほとんどで、堂々とした姿で登場することが多いです。
しかし無惨は、浅草の町で見かけたように人間を装って常に自分自身の姿を隠して暮らしています。
ある時は青年の姿、ある時は女の姿、ある時は子供の姿といったように。
この時点で他のラスボスたちとの違いが感じられるのです。
さらに無惨は、ただ隠れるだけならまだしも部下の鬼に対して「自分の話をしてはいけない」という脅しや「話したら殺す」という呪いをかけています。
その行動や言動などからは自分の力に対する自信などはほとんどなく、常にコソコソ逃げ隠れしている無惨からもあまりラスボスらしさは感じられませんよね。
【耳飾りを身に着けた者にビビりすぎ】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 2巻より引用
続いては炭治郎が無惨を見つけ出し、実際に浅草の町で対面したシーンでの出来事です。
浅草の町が鬼の出現で大騒ぎになっている中、逃げようとする無惨に対して「お前を絶対に許さない」という言葉を放つ炭治郎。
その言葉を聞いた無惨は、過去に炭治郎と同じ耳飾りをしている剣士・縁壱に追い詰められた記憶を思い出しました。
この後の一コマで「ざわわっ」という効果音と共に怯えた表情の無惨が映り、その記憶の中では無惨が縁壱の前で尻もちをついてしまっています。
これを見ると、縁壱に怯えながら逃げ惑う無惨の姿が想像でき、それによって小物感や臆病さがあると言われるようになったのです。
【酔っ払いの一般人にブチ切れ】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 2巻より引用
縁壱と同じ耳飾りをしていた炭治郎から逃げ出した無惨は、その道中で酔っ払った一般人に絡まれてしまいます。
初めは謝罪して先を急ごうとする無惨でしたが、酔っ払いは無惨の肩を掴んで「青白い今にも死にそうな顔」と罵倒しました。
その言葉は無惨にとって禁句だったようで、無惨は彼らに有無を言わさずに3人いた内の2人を瞬殺してしまいます。
残された1人の酔っ払いに殺気を放つ表情で「私の顔は病弱で青白く、死にそうな顔をしているか?」と尋ねる無惨は、答えさせる間も無くその人物も殺してしまうのでした。
気に食わない一言を耳にした途端、一般人であってもブチギレて殺してしまう無惨の姿を見ると、怒りという感情をコントロールできていないのがわかります。
【部下が結託するのを恐れている】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 3巻より引用
無惨の支配から脱出した珠代は、過去に無惨の付き添いをしていたという経験をもとに「無惨はいつも何かに怯えている臆病者だ」と語っています。
先ほど部下の鬼たちに対して「死の呪い」をかけていると話しましたが、無惨がかけている呪いはそれだけでなく「部下の鬼たちを群れさせない呪い」もかけていました。
部下の鬼たちが結託して自分に襲いかかってきた時には勝ち目がないということを自覚している為、無惨はその呪いをかけているのかもしれません。
それに対して部下の鬼である【朱紗丸(すさまる)】は「あの方はそんな小物ではない」と否定していますが、実際にそれらを行っている上にその呪いをかける理由が上記のもの以外考えられないので、小物だと思われるのも無理はありません。
【部下を力と圧力でねじ伏せる「パワハラ会議」】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 6巻より引用
下弦の陸【累】がやられた際、下弦の鬼たちを集めて会議を開いた無惨。
しかし、その会議はまともな話をするものではなく、無惨は怒りのままに下弦の鬼たちを一匹づつ殺していくだけだったのです。
部下の鬼たちの心を読む無惨は「自分の言うことが絶対なのだ」と言い聞かせ、下弦の鬼を有無を言わさず全滅させてしまいました。
あからさまに感情のコントロールができていない無惨は、心を操れるという能力を使うことで自分の力に対する自信を無理やり植え付けているというのも読み取れます。
自分の配下である十二鬼月を殺すことで、自分で自分の首を絞めているということに気付いていない無惨は、考えが足りていないところもあるのではないでしょうか。
【鳴女のミスに焦りを隠せない】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 182話より引用
無惨と柱たちとの最終決戦が始まり、無惨は「鬼狩りをつぶす」と語りながら堂々と闘いへと繰り出しました。
その後、鳴女によって殺されたと思われた伊黒小芭内と甘露寺蜜璃が、無惨の前にほぼ無傷の状態で現れます。
鳴女は喩史郎に操られており、無惨はそんな鳴女に怒りをあらわにし、焦りの表情を見せていました。
自分1人でも鬼殺隊をつぶせるという心の余裕は無惨にはなく、どちらかというと内に秘めていた不安や焦りなどが鳴女への怒りによって激しく浮かび上がっているようにも垣間見えます。
「私の出番だ。鬼狩りをつぶす」と語りながら堂々と姿を現した割には、口だけっぷりの無惨の姿が見て取れます。
【まとめると自分の感情をコントロールできない子供】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 16巻より引用
今までの話を見ていると、無惨は自分の感情をコントロールができていないのが目立ちます。
人間のちょっとした発言で怒りをあらわにしたり、下弦の鬼が1人やられただけで怒りのままに全滅させたりという感じです。
産屋敷様との会話では、「君が死ねば全ての鬼が滅ぶんだろう?」という言葉に動揺と怒りを隠せず、「黙れ」の一言しか発せなかった無惨。
やはり心の奥底に死への恐怖や完全体になりきれていないことへの不安などがあり、常にその気持ちに支配されてしまっているのでしょう。
平安時代の無惨は若くして病弱であったため、善良な医者によって治療をされていました。
その治療の最中、よくなるどころか悪化していく自分の病状に腹を立てた無惨は、自分の体が完全に治癒しないまま医者を殺してしまいます。
無惨が自分自身の体の不完全さに気づいたのは医者を殺した後であったために、無惨はどうすることもできなかったのです。
無惨が自分の感情をコントロールできる人格であれば、完全体となって違う人生を生きていたのではないでしょうか。
このような部分がラスボスとしての力の強さはあるものの、無惨には「心や意志の強さ」などの足りていない部分が多くあるという事に繋がるのではないでしょうか。
自分のミスは許せて他人のミスは絶対許せない小さい器の持ち主、いわゆる「人に厳しく自分に優しいタイプ」なので、現実社会でもし鬼舞辻無惨がいたとしたならば嫌われるタイプでしょうねw
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いかがでしたか。
恐ろしいほどの強さを持っていながら、その心の奥底には不安や恐怖を1000年以上も抱え続けていた無惨。
それによってラスボスではあるものの性格面がラスボスになり切れておらず、小物だと言われているということなのです。
ですが、ラスボスなのに小物と言われるというのは逆に珍しいので、キャラクターとしての個性となっていますね。