煉獄の父はなぜ堕落したのか?槇寿郎(しんじゅろう)がダメになってしまった理由をご紹介
鬼殺隊の最高戦力である「柱」の中でも、屈指の実力をもつ炎柱の煉獄杏寿郎。
その父親である「煉獄槇寿郎(しんじゅろう)」は登場シーンこそ多くはありませんが、炭治郎が使う「日の呼吸」について知っているなど、物語の鍵を握る存在ともいえるでしょう。
そんな槇寿郎は、昔は杏寿郎のように情熱にあふれた剣士でしたが、今では杏寿郎に稽古もつけず酒におぼれる日々を送っています。
一体彼に何があってこんな風になってしまったのでしょうか?
今回は、槇寿郎が堕落してしまった理由について紹介していきますので、参考にしてみてください。
【煉獄の父「槇寿郎(しんじゅろう)」について】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 8巻より引用
【漫画初登場】 | 【アニメ初登場】 |
55話 | 映画「無限列車編」 |
【声優】 | |
小山力也 |
鬼殺隊の炎柱・煉獄杏寿郎の父親が「煉獄槇寿郎(しんじゅろう)」、槇寿郎は煉獄家の現当主であり、杏寿郎と同じく「炎の呼吸」の使い手。
ここでは煉獄槇寿郎が、どのような人物なのかご紹介していきます。
【煉獄家の当主で、元炎柱】
©吾峠呼世晴/平野稜二/集英社
鬼滅の刃 煉獄槇寿郎外伝より引用
煉獄槇寿郎は、代々「炎の呼吸」を受け継いできた名門・煉獄家の現当主で、元炎柱でもあります。
元炎柱なだけあって剣の腕は相当なもので、引退した現在でも若きお館様を護衛するなど、剣士としても厚い信頼を寄せられているようです。
息子の杏寿郎と千寿郎が幼かった頃には、積極的に剣術を教えるなど情熱にあふれる性格で、炎の呼吸の使い手としてもかなりの適格者だったと言えるでしょう。
全盛期は圧倒的な実力と情熱をもつ剣士だった槇寿郎ですが、炎柱をやめてからは家で酒浸りな生活を送っています。
あれだけ熱心にしていた息子たちへの剣の指導も全くしなくなり、さらには暴力的で冷淡な一面も見せるようになり、杏寿郎が独学で炎柱になった時でさえ全く喜ぶ様子はなく、それまでとは全くの別人へと変わり果ててしまっています。
【息子の千寿郎について】
槇寿郎には二人の息子がいて、それが杏寿郎(兄)と千寿郎(弟)です。
槇寿郎が酒浸りの生活になってからは、杏寿郎が千寿郎の面倒を見ていたので兄弟仲は良好で、千寿郎にとって杏寿郎は頼れる兄であり大好きでした。
千寿郎は杏寿郎の継子になるハズでしたが、炎の呼吸を使う剣士としての適性がなく、途中で剣士を目指すことを諦めてしまいます。
自分が煉獄家の炎柱を後に継承していく為日々努力しましたが、どれだけ修行をしても日輪刀の色すら変わらず、剣術は自分には向いていなかったようです。
杏寿郎亡き今「炎柱の継承が途絶え、煉獄家の長い歴史に傷がつく事」を気にしていますが、自分なりに人の役に立てる事をして生きていく事を決意します。
【槇寿郎(しんじゅろう)」がダメになった理由】
それではなぜ槇寿郎は堕落してしまったのでしょうか?
ここからはその理由や経緯について詳しく見ていくことにします。
【日の呼吸への強い劣等感】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 8巻より引用
槇寿郎が堕落する最初のきっかけは、煉獄家に代々伝わる炎柱ノ書で「日の呼吸」を知ってしまったことです。
「日の呼吸」が全ての呼吸の始まりであり、現存する呼吸は「日の呼吸」の劣化版であると感じた槇寿郎は、剣士としての限界と己の無力さを痛感してしまいます。
「日の呼吸」に強い劣等感を感じた槇寿郎は、炎柱ノ書の「日の呼吸」が書いてあったページをビリビリに破いてしまうなど、その苦しみは大きかったようです。
杏寿郎の訃報を伝える際に炭治郎が煉獄家を訪れた時も、「日の呼吸」の使い手だと勘違いして殴りかかるなど、息子の死を告げられても、その性格はすぐには変わりませんでした。
【炎の呼吸を火の呼吸と呼んではならない】
代々「炎の呼吸」を使う煉獄家には「炎の呼吸を火の呼吸とよんではならない」という教えがあります。
これは、全ての呼吸の始まりとなっている「日 (ひ) の呼吸」と読み方が被ってしまい、ややこしくなってしまうことが原因となっています。
それだけ「日の呼吸」が」特別だということではないでしょうか。
【愛する妻の死】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 8巻より引用
上述した通り、己の剣士としての生き方に限界を感じていた槇寿郎ですが、同じ時期に
愛する妻の「瑠火(るか)」が亡くなってしまいます。
もともと病で寝たきりの生活をしていた瑠火ですが、千寿郎がまだ幼いにも関わらず病状が悪化してしまったのでした。
これにより心の支えを全て失った槇寿郎は鬼殺隊をやめ、現在のような性格になってしまいました。
息子に冷たい態度をとるようになったのも「瑠火」が亡くなった事による寂しさからか「自分の大切な子供まで失いたくないから」かもしれません。
この話は「鬼滅の刃 煉獄の特別読み切り」で杏寿郎が語っていました。
【煉獄瑠火】
槇寿郎の妻で杏寿郎の母の瑠火についてはほとんど描写がありませんが、幼い杏寿郎にも大きな影響を与えています。
「弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です」という母の言葉通り、杏寿郎は鬼殺隊の剣士として弱き者を助けるために剣をふるってきました。
最期の瞬間にも母を想っていたことからも、杏寿郎にとって母が重要な存在であったことは明らかです。
【杏寿郎の遺言によって改心した】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 8巻より引用
杏寿郎の訃報を聞いたときでさえ、息子を侮辱するような発言をした槇寿郎。
しかし、炭治郎から杏寿郎の遺言である「体を大切にしてほしい」という言葉を受け、自分を嫌っていると思い込んでいた息子が、最期まで自分の体を気遣っていたことを知って改心します。
物語の終盤では、元水柱の鱗滝左近次や元音柱の宇髄天元らと共に、元柱として鬼殺隊の仕事に復帰します。
【炭治郎との関係】
槇寿郎と炭治郎ですが、初対面では殴り合いの喧嘩に発展する事となります。
理由は「命を落とした杏寿郎への侮辱・炭治郎が日の呼吸の使い手だという嫉妬」で、のちには和解を果たしています。
槇寿郎は手紙にて殴りかかったことを詫びており、炭治郎が欲しがっていた「日の呼吸」の情報について自身が分かる範囲で伝えていました。
その後も千寿郎と共に「日の呼吸」について調べており、炭治郎に協力するようになります。
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以上、煉獄槇寿郎が堕落してしまった理由について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
煉獄杏寿郎は作中でも人気の高いキャラクターですので、父・槇寿郎について知ることで、その生い立ちを深く理解できるのではないでしょうか。
槇寿郎は物語終盤でも重要な任務を請け負っていますので、そちらにも注目していきたいところですね。