鬼滅の刃の23巻の追加描き下ろしページはどの部分?週刊少年ジャンプで描かれなかった収録内容をご紹介
超大人気作品「鬼滅の刃」。
週刊少年ジャンプで連載掲載されていましたが、物語が完結し、遂に2020年12月7日に最終巻23巻が発売となりました。
そんな23巻では、週刊少年ジャンプで描かれなかった追加ページが新たに収録されています。
そこで今回は「鬼滅の刃」23巻の追加ページの内容をご紹介していきますので参考にしてみて下さい。
以下からはネタバレを含みますので注意してご覧ください。
【鬼滅の刃23巻 週刊少年ジャンプに収録されなかていなかった追加ページ】
【追加されたページ】
①178~179ページ
②181~184ページ
③191~196ページ
④220~229ページ
【「①」178~179ページ】
週刊少年ジャンプでは、炭次郎・禰豆子禰・善逸・伊之助と共に炭次郎の故郷に戻り全員で炭次郎の家族のお墓に手を合わせるシーンで終わっていました。
コミックス23巻での追記では、炭次郎回復後、禰豆子・善逸・伊之助と共に炭次郎の故郷に戻り家族の墓前で手を合わせた処から追記となりました。
父さん、母さん、竹雄、花子。茂、六太…。
たくさんの人に助けてもらって、俺も禰豆子も戻ってくることができました。
大勢の人の命が失われた。だけど精一杯力を合わせて皆の願いは叶ったよ。
これからまたどんなにつらいことがあっても助け合い、前を向いて生きていきます。
みんなに繋いでもらった命で俺たちは一生懸命生きていきます。
家族に手を合わせ炭次郎と禰豆子が手を合わせているシーンの直後、「おかえり」と2人の後ろにふわっと亡くなったた家族が寄り添います。
姿は見えなくてもそれを感じ取った2人は泣き出し「ただいま…帰ってきたよ」と思い泣きじゃくるシーンが描かれました。
【「②」181~184ページ】
このページでは、週刊少年ジャンプには記載のない部分でした。
掲載時は炭次郎のお墓参りの後細かなシーンはなくエンドしていました。
コミックス23巻では以下のシーンが追加されました。
善逸「えー!家の中全然荒れてないじゃん!」
炭次郎「三郎爺さんや町の人たちが綺麗にしてくれたみたいだ…手紙がある」
禰豆子「畳も棚も全部替えてくれてるよ。安いものじゃないのに…。(涙)」
炭次郎「改めてお礼とお返しに行かなきゃ」
善逸「ここが、炭次郎と禰豆子ちゃんの育った家かぁ…いいなぁ、あったかいなぁ」
伊之助「なんだァこれ‼爪痕があるぞ!見たことねぇ獣の爪痕だ気をつけろ!」
炭次郎「違うよ伊之助。これは家族の身長を測っていたんだ。どのくらい背が伸びたか分かるように名前を入れてあるだろ」
伊之助「じゃあ俺も‼これ全部抜いてやる測れ‼早く早く」
禰豆子「お兄ちゃん、伊之助さん後にしてね。掃除しないと日が暮れちゃう」
と終始明るい会話が続き、炭次郎や生き残った柱やカナヲ・アオイのその後が少し描かれていました。
光り輝く未来の夢を見る。大切な人が笑顔で天寿を全うするその日まで幸せに暮らせるよう、決してその命が理不尽に脅かされることがないよう願う
たとえその時自分が傍らにいられなくとも生きていてほしい。
生き抜いて欲しい…あなたが私だったらきっと、同じことを言うはず…ただひたすら平和な、何の変哲もない日々がいつまでも、いつまでも続きますように…。
上記の記載の合間にそれぞれ空を見上げていたりとそれぞれが鬼のいなくなった世界を生きている姿がこれまでの壮絶な戦いを思い返し何とも言えない感動を覚える追記シーンでした。
【「③」191~196ページ】
ここのページの追加は、炭次郎の次代から時が流れ現代の炭次郎の子孫が描かれており、炭次郎のおばあちゃんとの思い出が描かれています。
このおばあちゃんとの会話は週刊少年ジャンプでは描かれていませんでした。
以下で文面をご紹介します。
僕は寝るのが好き。
最近おばあちゃんの夢を見るからずっと寝ていたいんだ。
幼稚園の頃、おばあちゃんちに遊びに行くとおばあちゃんはずっと昔にいた鬼の話をしてくれてた。
ドキドキして息を止めて聞いていたのをよく覚えている。
僕があんまり怖がるから、鬼なんていないよってお兄ちゃんは呆れてた。
そしたら、おばあちゃんがうんうんって頷いて頭を撫でてくれた。
「そうだよ。曾々おじいちゃんと曾々おばあちゃんがみんなで頑張って人を食べちゃう鬼を倒してくれたから大丈夫なんだよ」
僕はおばあちゃんの優しい手が大好きだった。
死んだ人たちはどうなるのって聞いたら、きっと生まれ変わって大好きな人と幸せに暮らしてるっておばあちゃんは教えてくれた。
急にそんなの嘘だってお兄ちゃんが怒った。
だって僕には前世の記憶なんてないから、おばあちゃんは嘘をついている…
だけどまたどこかで生まれ変わって幸せに暮らしているかもって思うと悲しいのと寂しいのが少しだけ柔らかくなって安心するねって僕が言ったら、ずっとあっち向いてたお兄ちゃんが鼻をすすって「うん」って言った。
という上記の様に優しそうなおばあちゃんとの会話を眠りながら思い出しているシーンでした。
また、現代のお話に入る前に炭次郎とカナヲが2人で寄り添う姿や禰豆子、そして鬼殺隊のみんながコマ一つで描かています。
鬼も今度生まれてくる時は鬼にならずにいられたらいいな。
時間がかかっちゃうかな…いつかきっと神様は鬼を許してくれるよね
曾々おじいちゃんと曾々おばあちゃんはどんな人だったのかな。知っている人は羨ましいな…
好きな食べ物はなに?好きな色は?そんな誰かの話を聞くのが好き。人の人生は物語だから、僕の人生は僕が主人公の僕だけの物語。
百年前も二百年前も千年前だって人の数だけ物語があったんだ僕の家族にも僕ぼ知らない人にもその人だけのその人しか知らない物語がきっとたくさんあったんだよねぇ。
と全て炭次郎が夢の中で思っている描写が描かれていましたが、週刊少年ジャンプで記載時はこの描写があるのとないのとでは現代での物語がしっくりくるか来ないかの大きな描写だったように思えます。
【「④」220~229ページ】
そしてここからの追加ページでは、無惨との戦いが終わったその後の炭次郎達の姿が写真の様に2ページにわたり描かれ、その中には伊之助とアオイとの距離が縮まっている様子や炭次郎とカナヲが幸せそうに笑っている様子など胸が熱くなるシーンが沢山あります。
その描写の後にこれまで無惨や鬼との戦いで最後まで戦い抜いた柱達のカットと共に自然と涙が出るような言葉が綴られています。
以下でご紹介します。
生まれてくることが出来て幸福でした。
どうか笑顔を絶やさないでください…あなたが泣いていると悲しくてたまらなくなる
後ろめたいなんて そんなこと思わないで
私たちがいたということを覚えていてくれるだけでいい。共に戦い共に笑った 兄弟の様に、親子の様に
胸を張ってください あなたと出会えたことが何よりの幸運。そして幸福だった
あなたの存在が私を救い、孤独も全て蹴散らした
あなたを想うとき 燃えるような力が体の奥から湧いてくるのです
叶うことなら生きて傍にいたかった みんなそう。一番の願いは
でも 選ばなければなりません。生きるか死ぬか勝つか負けるか
けれど、選べるだけまだ幸せです。本当につらいことは雪崩のように一瞬で人を飲み込み何も選ばせてくれない
ただ守りたかった。自分の命よりもあなたの命が重かった
幸せとは長さではない。見て欲しい私のこの幸せの深さを
自分のことが不幸だなんて思ったことは一度もない
諦めず 逃げ出さず信じ続け いつだってその時自分にできる精一杯をやりました
沢山のたくさんの強い想いが大きな刃となり敵を打った。
みんなの力です。誰一人欠けても勝てなかった。生きていることはそれだけで奇跡。あなたは尊い人です。
大切な人です。精一杯生きて下さい。最愛の仲間たちよ…。
上記の記載で最高のフィナーレを迎えました。
追記ページがあることで物語の感動具合が全く違っていて、ページを進めるごとに涙ぐんでしまう最高のエンディングとなっていました。
【鬼滅の刃23巻 空きページの収録内容】
【空きページ】
①藤の花の家紋の家の様子
②伊之助にお墓だと教える禰豆子
③鬼殺隊員の遺書
④吾峠呼世晴の最後のメッセージ
【①藤の花の家紋の家の様子】
最後の決戦【無惨戦】は藤の花の家紋の家にも伝えられています。
大勢の人が一晩中隊員の無事と勝利を祈っていました。
勝利の知らせもヘトヘトの鎹鴉たちが伝えに向かっていました。
【②伊之助にお墓だと教える禰豆子】
これまで伊之助の中での墓は盛った土に石を並べてあるものしか見たことがありませんでした。
禰豆子から四角いお墓もあるんだよ。お花をそっと供えましょうねとお花を渡されている描写がありました。
【③鬼殺隊員の遺書】
4鬼殺隊の遺書には炭次郎と禰豆子の幸せを願う言葉が書かれているものが多かった。
二人への言葉があるものは輝利哉から読ませてもらっている。
【④吾峠呼世晴の最後のメッセージ】
ページの最後には原作者である吾峠呼世晴先生からメッセージが記載されています。以下で全文ご紹介します。
お疲れ様です、吾峠です。
最終巻出していただきました!
【鬼滅の刃】はこれにて完結いたします。
至らない部分も多々あったと思いますが、最後まで見守って下さった方々、応援のお手紙をくださった方々に心から感謝いたします。
ご自身が苦しい思いをしていても、笑顔で、温かい言葉や前向きな言葉をかけて下さった方もいました。心から尊敬します。
作者も自分が苦しい時こそ優しくできる立派な人になりたいと思いました。
ずっとずっと作品を楽しみにしてくださっていたのに、完結まで見せることが叶わなかった方もいらっしゃるので申し訳なく思います。
いつかまたどこかで会えたら、友達になれたらと夢を見ます。
この作品は、皆さんと作った物語です。
皆さんが手に取ってくれなければ存在しなかった物語です。
炭次郎と一緒に戦ってくれてありがとう。
泣いて、笑ってくれてありがとう。
大勢の方に助けていただきました。
沢山のことを学び、成長させていただきました。
身に余る光栄でした。
本当にありがとうございました。
応援してくださった方々、手助けしてくださった方々、関わって下さった皆さまの幸せを心から願っています。
と長文のあとがきと最後のご挨拶となりました。
【「鬼滅の刃」を読むなら「U-NEXT」がおすすめ】
「鬼滅の刃」を取り扱っている電子書籍をービスは多数ありますが、それらの中でも特におすすめしたいサービス「U-NEXT」です!
なぜ、「U-NEXT」のサービスがおすすめなのか?以下にて説明致します。
【おすすめする理由】 | |
① | U-NEXTでは「お試しキャンペーン(31日間無料トライアル)」を実施しています。 そちらに登録することにより加入特典として600Pがプレゼントされるので、このポイントを利用することにより「鬼滅の刃1冊(1~最新巻まで)」無料購読できる。 |
② | 加入特典としてプレゼントされる600Pは、鬼滅の刃以外の作品でも600P以内の映像作品・電子書籍の購入が可能。 |
③ | 「31日間無料トライアル期間中」なら、鬼滅の刃のアニメ作品や見放題対象作品(アニメ・洋画・邦画・声優番組など)もついでに視聴可能! |
以上が、U-NEXTで「鬼滅の刃」を読むのにおすすめする理由です。
「U-NEXT」の詳細についてはこちら↓
まずは無料登録することで上記の様なサービスを利用できますが、登録してすぐ支払いや課金に繋がると思うと気が進まない方もいるかと思います。
そこでU-NEXTでは、「実際U-NEXTとはどのようなサービスなのか?使いやすいのか?など」ユーザーに一度お試しとして利用してもらう為に「31日間無料トライアル」というサービスを設けてくれています。
「31日間無料トライアル」の魅力は2つあり、1つ目は【登録日から31日間限定で見放題対象作品が何度でも視聴可能】という事。
2つ目は、【31日間無料トライアルに登録すると加入特典としてプレゼントされる600P】です。
加入特典としてプレゼントされる600Pは、U-NEXT内にある全ての有料作品に使え、例えば電子書籍なら「鬼滅の刃」・「キングダム」・「進撃の巨人」、映像作品なら「アベンジャーズ」・「ハリーポッター」というように、600P以内の作品であれば利用可能です。
電子書籍に見放題というサービスはありませんが、アニメ・映画(洋画/邦画)も豊富に取り揃え見放題で見ることができる作品が多々あるので、一度「31日間無料トライアル」を利用してみてはいかがでしょうか。
鬼滅の刃のアニメ1期は何巻のどこまで進んだ?立志編の終わりはここまで!
お館様の顔のただれはケガ?病気?悲しい一族の知られざる呪いとは?
「鬼滅の刃」23巻の追記ページについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
今回の記事で興味が湧きましたら、原作コミックを手に取っていただき最初から読んで炭次郎の人生に触れてみてはいかがでしょうか。