鬼滅の刃「花魁」の名前!遊郭編に登場する遊女一覧
本記事では、『鬼滅の刃 遊郭編』で登場する”吉原遊郭”や、遊女の最高位足る”花魁”の座に就いたキャラクター達をご紹介しています。
原作『鬼滅の刃』や、アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』を視聴される際の参考になれば幸いです。
【遊郭とは】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 9巻より引用
遊郭とは、幕府/政府の権力や統制の元、公的に許された遊女屋の集まった区画の総称です。
本作で舞台となった「吉原遊郭」は江戸幕府の公認を受けた遊郭であり、当初は現代の日本橋人形町にありました。
しかし、1657年の「明暦の大火」後は場所を浅草寺裏の日本堤に移しており、本作の舞台となった大正時代における吉原遊郭はここにあったものと思われます。
遊郭に暮らす遊女の大半は、貧しさや借金などの理由で売られた者がほとんど。
当然苦労もつきものですが、衣食住が保証されており、また遊女として出世できれば裕福な家に身請けされることもあったとか。
そんな遊女たちの中でも、最高位となる”花魁”ともなれば、容姿を含むあらゆる点で別格です。
【花魁とは】
遊郭において一番くらいの高い遊女の名称です。
身の回りの世話を行う禿(かむろ)を従え、美貌は勿論の事、教養や芸事にも秀でている必要のある花魁。
花魁候補となった女性は、幼少の頃から徹底的に教養や芸事を仕込まれていたようであり、いわば”英才教育”によって作り上げられた一流の遊女だと言えるでしょう。
そんな花魁と遊興するためには莫大な資金が必要であり、一般庶民ではまず出が出せない存在であったと言われています。
また、花魁と会うためには引手茶屋という現代風に言う「紹介所」にて”呼び出し”を行う必要があり、呼び出された花魁は後述する”花魁道中”にて客を迎えに行きます。
花魁については様々な”しきたり”に関する逸話が残されており、例えば1回目、2回目はほとんど口もきいてもらえず、3回目にしてようやく”馴染み”として対応してもらえる、というもの。
ちなみに上記の”しきたり”は現代においては疑問視する声も多く、実際にそのようなことがあったのかどうかは謎です。
ともあれ、”花魁”という位に君臨する遊女が、それほどまでに手の届き難い高い位置に座していることは事実でしょう。
【遊郭編に登場する花魁達】
ここからは、『鬼滅の刃 遊郭編』に登場する遊女屋の”花魁”についてご紹介します。
花魁①【鯉夏花魁(こいなつおいらん)】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 9巻より引用
鯉夏は、炭治郎が”炭子”という名で潜入調査を行った「ときと屋」の花魁です。
作中では一番最初に登場した花魁であり、客を迎えに行くための雅やかな花魁道中にて吉原の道を歩いていました。
自身への贈り物を届けてくれた炭子にお菓子をあげたり、行方をくらませている須磨花魁を心配したりと、優しい描写も目立ちます。
また、炭子として侵入していた炭治郎が”男性である”と言う事に気付いたいたようであり、事情があるのだろうと問い詰めることはしなかった様子。
正体を明かした炭治郎のことも、男性と分かってなお「炭ちゃん」と親しみを込めて呼び、気にかける様子も見せました。
細やかな気遣いにも彼女の人柄が現れていますね。
また、9巻のおまけページにて明かされた情報によると、その優しさから皆に好かれる人物だったようであり、時には甘やかしすぎを理由に女将に怒られる程だったとか。
そんな鯉夏花魁、実は嫁入りが決まっていたようで、明日には吉原を出ることになっているようです。幸せを手に入れた彼女でしたが、このところ吉原で巻き起こる得体の知れない事態に心配していた様子。
しかし、明日にはいなくなってしまう彼女を食べるため、やってきた堕姫に捕まってしまい……
【花魁道中とは?】
前述の通り、遊女たちの最高位に君臨する花魁。
そんな花魁が、”呼び出し”に応じて引手茶屋まだ迎えに行くことを”花魁道中”と呼びます。
花魁以外にも、世話係の禿を含む数名が同行し、その光景は壮観。作中の鯉夏花魁の花魁道中においても、辺りがちょっとした騒ぎになるほどのものでした。
遊郭がなくなった現代においても、歌舞伎や祭りの催しの一部として再現されることがあるようです。
花魁②【須磨花魁(すまおいらん)】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 9巻より引用
宇髄の3人の妻の1人にして「ときと屋」で潜入調査を行っている花魁です。
炭子として「ときと屋」に潜入した炭治郎が聞いた噂によると、「足抜けする」と書いた日記と共に、姿を消してしまった様子。
須磨と同じく「ときと屋」の花魁である鯉夏は、「しっかりした子」と述べており、足抜けするような人物とは思えないようです。
事実として、彼女は潜入調査として「ときと屋」に潜り込んだため、足抜けなどするはずもありません。
しかし、遊郭において足抜けという行為が頻発していることは事実であり、”遊郭で人が消える”際には最適な言い訳。炭治郎は、鬼による偽装の可能性を疑います。
事実として、須磨は堕姫によって囚われてしまっていました。
ちなみに、残りの宇髄の2人の妻「まきを」・「雛鶴」も遊郭に潜入していますが、はっきりと「花魁」と記載されたいたのは「須磨」だけだったので、「まきを」・「雛鶴」に関しては花魁なのか不明です。
【足抜けとは?】
吉原も含む遊郭で用いられていた郭言葉の一種であり、借金を返済せずに遊郭から抜け出すことを指します。
遊郭の女性のほとんどが借金や貧乏を苦に売りに出された女性であることは前述の通りですが、だからこそ、”自由”を求めて遊郭の外へ逃げ出してしまう女性もいた様子。
店長にあたる楼主からの虐待を苦にして足抜けするケースもあったようです。
ともあれ、足抜けは炭治郎も察した通り、足抜けは鬼にとって”行方不明”の最大のカモフラージュ。堕姫の美貌あってのことですが、いい狩場を見つけたものです。
花魁③【蕨姫花魁(わらびひめおいらん)】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 9巻より引用
蕨姫は、善逸が”善子”という名で潜入調査を行った「京極屋」の花魁です。
花魁という地位についているだけあってか、非常に美しい容姿をしていますが、作中では常に不機嫌。
側仕えの遊女たちも怯えた様子を見せており、癇癪によって手を上げるかなり粗暴な花魁です。
炭治郎らが吉原に潜入する2日前には京極屋のおかみから注意を受けており、これまでに度々「足抜け」するものや、彼女の虐めに耐えかねて自殺してしまう者が出た様子。
しかし、「京極屋」が彼女の稼ぎによって大きくなったことも事実であり、なかなか強くは出られないようです。
気に入らないことがあると、「首を傾けて下から睨みつける」という独特の癖を持っており、その癖のせいでおかみに正体を言い当てられた際は、彼女を殺害してしまいました。
【蕨姫花魁の正体は?】
蕨姫花魁は、何十年も前から遊郭を狩場とし、「姫」の名を好んで使う鬼です。
十二鬼月の”上弦の陸”に数えられる強力な鬼であり、その名は堕姫(だき)。かつて柱を7人屠った無惨のお気に入りでもあり、今後を期待されている鬼です。
姿かたちが時によって変化しない鬼の特性により、随分昔から花魁としても活動してきたようであり、前述の通り「京極屋」を大きくした立役者。
「京極屋」の楼主は、店の利益に固執するあまり、堕姫扮する蕨姫花魁に心酔してしまっており、彼女の美貌に惚れて金を落とす客がいかに多かったかを物語っています。
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以上、『鬼滅の刃 遊郭編』に登場する「吉原遊郭」と、各遊女屋の花魁達についてご紹介しました。
本記事が『鬼滅の刃』をより楽しむための一助となれば幸いです。
各花魁の詳細や活躍をご覧になりたい方は、『鬼滅の刃』を読んでみてはいかがでしょうか。