玉壺(ぎょっこ)の過去!ファンブックで明かされた人間時の名前や生い立ち【鬼滅の刃】
鬼舞辻無惨配下”十二鬼月”の上弦の伍に座す鬼「玉壺(ぎょっこ)」
100年以上その顔ぶれが変わらず、幾人もの”柱”を屠ってきた”上弦の月”を構成する鬼の1体であり、言うまでもなく強敵です。
他の鬼と比べて顔のパーツや身体構造が特異であり、『鬼滅の刃』12巻98話の”パワハラ会議”でも異質な存在感を放っていた玉壺。
今回は、そんな玉壺の過去について、公式ファンブック『鬼殺隊見聞録・弐』にて明かされた新情報を元にご紹介します。
(※以下ネタバレ注意)
【玉壺の過去】
【玉壺(ぎょっこ)】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 14巻より引用
漫画初登場 | アニメ初登場 |
98話 | 刀鍛冶の里編 第1話 |
声優 | |
鳥海浩輔 |
前述のように、特異な見た目をした”上弦の伍”玉壺。
初登場となる98話では、その名の通り”壺”から出てくる形で登場しており、見た目と共に性格もある程度歪んでいるであろう描写が見られました。
以降は、後に刀鍛冶の里で”霞柱”時透無一郎と戦闘することとなる「玉壺」の過去について、時間を追ってご紹介していきます。
【人間時代は”変人”?】
『鬼殺隊見聞録・弐』の「玉壺」のページにて、”大正コソコソ噂話”として紹介された人間時代。
玉壺は海岸近くの漁村に住んでいたようであり、どうやらその頃から今のような歪んだ性格や癖を持っていた様子。
彼の人間時代の名は「益魚儀(まなぎ)」。
魚の死骸を集めることに始まり、とにかく変なことばかりを繰り返していたことから、村民からは嫌われていたようです。
益魚儀の親は、かつて漁に出たきり戻らず、後に損傷の酷い水死体として見つかったとのこと。
早くに両親を亡くしてしまったことで気が触れてしまったのだろう、と考えた村人らは、彼を付かず離れずの距離で見守っていました。
そんな益魚儀でしたが、彼はなんと自分をからかいに来た村の子供を殺し、壺に詰めてしまいます。
親の水死体についても、”美しい”と感動を覚えていたようであり、相当歪んだ価値観を生来持っていた様子。
ここで、益魚儀に決定的な転機が訪れました。
上述の殺されて壺に詰められた子の親が事実を知って激怒し、益魚儀を二又銛でめった刺しにする、という復讐に出たのです。
そんな仕打ちにあっても、恐るべき生命力で半日生き延びた益魚儀のもとに通りかかった無惨。
ここから、益魚儀は「玉壺」としての生をスタートさせました。
【血鬼術に見る漁村生まれの名残】
”霞柱”時透無一郎と戦った際、血鬼術による技を幾つも見せた玉壺。
彼の技はどれも水や魚に関するものであり、漁村に生まれたことによる海や魚との親和性の高さに由来するものと考えられます。
猗窩座の”羅針”の模様と言い、鬼の血鬼術には生前の特徴が色濃く反映されるようですね。
【益魚儀から玉壺へ】
益魚儀から晴れて「玉壺」という鬼になった彼は、子供の肉を喰らうことと自身の体を改造することを好むようになります。
冒頭でも述べた通り、異質な見た目をした玉壺。彼の見た目は、自分自身による度重なる改造によるものだったようです。
また、玉壺は無惨以外の生き物を全て見下している様であり、腹の中でせせり嗤って馬鹿にしているとのこと。
98話では明確に”序列”が上である猗窩座に対しても不遜な態度を覗かせていましたから、上弦の鬼らですらも馬鹿にしているようですね。
【独特の美意識】
人間時代、両親の水死体を「美しい」と感じたエピソードに始まり、独特の美意識を有している玉壺。
相当歪んで見える玉壺の体ですが、彼にとっては気品や優雅さを持つ見た目のようであり、繰り返しになりますが、美意識に独特さが見られます。
また、表現者としての自身と、その作品に絶対のプライドを持っている様であり、時透に「壺」をバカにされた際は、血管が切れるほどにブチ切れて見せました。
【”上弦の伍”としての活躍】
途中”入れ替わりの血戦”によって顔ぶれに変化があった可能性は大いにありますが、113年間欠けていないという”上弦の鬼”ら。
玉壺はそんな”上弦の伍”に座す鬼。
”上弦の陸”堕姫・妓夫太郎の死によって異空間無限城に召集された際は、未確定ながらも有益な情報を手に入れ、無惨に報告を行いました。
情報の内容は、巧妙に隠されていた”刀鍛冶の里”の居場所であり、鬼殺隊の要とも言える重要な場所です。
情報の収集に加え、潜入+大きな被害を与えた玉壺。
また、結果として禰豆子という日光を克服する鬼の発見に至りましたから、無惨にとって玉壺はかなりの貢献を果たした鬼だったのではないでしょうか。
【刀鍛冶の里での戦闘】
無惨に情報が確定し次第”上弦の肆”半天狗と向かうよう命令され、共に”刀鍛冶の里”に潜入した玉壺。
彼は複数の刀鍛冶らを殺害し、”作品”と称した悪趣味なモノを作り上げ、激昂した”霞柱”時透無一郎と一戦交えます。
血鬼術”水獄鉢”によって水の中に時透を追い詰め、”刀鍛冶の里”に更なる危害を加えるために移動する玉壺は、ひたすら刀を研ぎ続ける鋼鐵塚と出会いました。
幾ら攻撃を受けても途切れない彼の集中力に、芸術家としての敗北感を抱いた玉壺。
何とかして鋼鐵塚の集中を途切れさせようとした折、”水獄鉢”を脱した時透と再び対峙します。
”痣”の発言した時透と激しい戦闘を繰り広げる中、玉壺は鍛え上げられた真の姿を開放。
しかし、「霞の呼吸 漆ノ型 朧」によって自身も気付かぬうちに頸を斬り落とされてしまい、そのまま鬼としての生涯を終えることとなりました。
【「鬼滅の刃」を読むなら「U-NEXT」がおすすめ】
「鬼滅の刃」を取り扱っている電子書籍をービスは多数ありますが、それらの中でも特におすすめしたいサービス「U-NEXT」です!
なぜ、「U-NEXT」のサービスがおすすめなのか?以下にて説明致します。
【おすすめする理由】 | |
① | U-NEXTでは「お試しキャンペーン(31日間無料トライアル)」を実施しています。 そちらに登録することにより加入特典として600Pがプレゼントされるので、このポイントを利用することにより「鬼滅の刃1冊(1~最新巻まで)」無料購読できる。 |
② | 加入特典としてプレゼントされる600Pは、鬼滅の刃以外の作品でも600P以内の映像作品・電子書籍の購入が可能。 |
③ | 「31日間無料トライアル期間中」なら、鬼滅の刃のアニメ作品や見放題対象作品(アニメ・洋画・邦画・声優番組など)もついでに視聴可能! |
以上が、U-NEXTで「鬼滅の刃」を読むのにおすすめする理由です。
「U-NEXT」の詳細についてはこちら↓
まずは無料登録することで上記の様なサービスを利用できますが、登録してすぐ支払いや課金に繋がると思うと気が進まない方もいるかと思います。
そこでU-NEXTでは、「実際U-NEXTとはどのようなサービスなのか?使いやすいのか?など」ユーザーに一度お試しとして利用してもらう為に「31日間無料トライアル」というサービスを設けてくれています。
「31日間無料トライアル」の魅力は2つあり、1つ目は【登録日から31日間限定で見放題対象作品が何度でも視聴可能】という事。
2つ目は、【31日間無料トライアルに登録すると加入特典としてプレゼントされる600P】です。
加入特典としてプレゼントされる600Pは、U-NEXT内にある全ての有料作品に使え、例えば電子書籍なら「鬼滅の刃」・「キングダム」・「進撃の巨人」、映像作品なら「アベンジャーズ」・「ハリーポッター」というように、600P以内の作品であれば利用可能です。
電子書籍に見放題というサービスはありませんが、アニメ・映画(洋画/邦画)も豊富に取り揃え見放題で見ることができる作品が多々あるので、一度「31日間無料トライアル」を利用してみてはいかがでしょうか。
鬼滅の刃のアニメ1期は何巻のどこまで進んだ?立志編の終わりはここまで!
お館様の顔のただれはケガ?病気?悲しい一族の知られざる呪いとは?
以上、とにかく独特な感性の持ち主、”上弦の伍”玉壺についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
半天狗よりもかなり早い段階での退場となってしまいましたが、”刀鍛冶の里”発見は鬼側にとって大きな貢献ですし、時透無一郎の覚醒のきっかけとなったことは、作品にとって大きな貢献だったと言えそうです。
また、歪み切った見た目と性格によって、独特の存在感を放ちながら消えていった玉壺。
この記事を読んで気になった方は、そんな玉壺の活躍を原作『鬼滅の刃』でチェックしてみてください。