鬼滅の刃の稀血(まれち)とは?鬼が喉から手が出る程欲しがる希少な血について解説
鬼滅の刃の物語の中に出てくるキーワードで「稀血(まれち)」というものがあります。
作中では、それぞれのキャラクターが使う技についての説明があるのに対して「稀血」についての説明は少ない為、「稀血」についてあまり理解できない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、鬼が喉から手が出る程欲しがる「稀血」について解説していきますので参考にしてください。
【稀血を説明する前に】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 1巻より引用
まず「稀血」を理解する為に、鬼滅の刃のストーリーと鬼の存在について少し説明をしておきます。
舞台は大正時代、主人公である"竈門炭治郎"が鬼と化した妹・"竈門禰豆"を人間に戻す方法を探すため、また殺された家族の仇を討つため鬼殺隊に入隊し、数々の敵「鬼」と戦って成長していく物語です。
この物語で重要な存在となっているのは「鬼」という生き物です。
鬼とは主食を人間とし圧倒的な身体能力と治癒力を兼ね備えていて人間にとって脅威の存在です。
さらに、鬼は千年前に初めて鬼として誕生した「鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)」によってより多くの人を食べ、より強くなることを目的とし行動するように操られています。
鬼は人間の血を多く得ることで能力は上がっていき、一定を超えると鬼特有の技を使えるようになります。
鬼にとって人間の血は非常に重要なのです。
【稀血ってなに?】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 3巻より引用
先ほども説明した通り、鬼にとって重要なのは「人間の血」です。
血の得た量によっては知性を持つこともできれば、戦闘能力も向上することもできます。
作中の説明によれば、「稀血」とは血にも種類系統がある中で珍しい種類の血を持った人のことを指します。
「稀血」の人の血は、普通の血の人と比べ、50人さらには100人ほどの栄養があり、「稀血」の中でもさらに数少なく珍しい血であればあるほど栄養は多く含まれている為、鬼にとってご馳走なのです。
よく「稀血」を血自体だと勘違いする人がいますが、「稀血」とは珍しい血をもつ人の総称なのです。
「稀血」によってより強くなれるため、鬼にとっては喉から手が出るほど欲しいものだということはわかっていただけたでしょうか。
【鬼はなぜそんなに「稀血」を欲しがるの?】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 3巻より引用
鬼はより強くなるようにプログラムされているため、より多くの血を得て強くなろうとします。
ある一定以上強くなることが出来れば、十二鬼月という精鋭に鬼舞辻によって選ばれます。
より強くなるようにプログラムされている鬼にとっては、十二鬼月に選ばれることはかなり重要なことなのです。
何故なら、十二鬼月になれるという事は「鬼舞辻からよりよい報酬を得られる」為、全ての鬼がそこを目指しています。
ここで重要になるのは「稀血」です。
「稀血」の血は50人または100人ほどの栄養を持っていて、普通の血を多く得るよりもさらに強くなることができる、それはすなわち十二鬼月に一歩近づけるという事です。
作中では"響凱(きょうがい)"という鬼が出てきます。
彼は以前、十二鬼月に選ばれていましたが、人を継続的に食べることができなかったことが原因で、身体能力が低下してしまいます。
鬼舞辻はそれを許すわけもなく、彼を十二鬼月から外してしまいます。
そんな彼は「"稀血"..."稀血"... アレさえ喰えば五十人...いや百人分... "稀血"の人間をもっと探して喰うのだ そうしたら小生はまた十二鬼月に戻れる」と言っています。
本当に十二鬼月に戻れるかは定かではありませんが、実際それほどの力を得ることができるのです。
それほど力を得られるのであれば、鬼が欲しがるのも火を見るよりも明らかですよね。
【「稀血」の持ち主】
今まで散々、「稀血」といってきましたが、実際に「稀血」をもったキャラクターはどんな人がいるのでしょうか。
作中には二人が「稀血」として登場しています。
【清】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 3巻より引用
彼は第3巻20話~25話にかけて登場する、一般人の少年です。
一般人といっても、鬼にとっては「稀血」ですので、特別な存在です。
彼は"響凱"に目を付けられ、攫われてしまいました。
清はその場に居合わせた響凱と二人の鬼によって喰われそうになっていましたが、"誰が喰うか"と鬼たちが争い、殺し合いを始めたため、その隙にその場を逃げることができました。
それほど彼は「稀血」の中でもさらに珍しかったのでしょう。
彼は最終的に竈門炭治郎によって助けられます。
非常に鼻が利く竈門炭治郎は、普通の人とは違い独特な匂いだと表現され、彼の珍しさをより際立たせています。
【不死川実弥】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 15巻より引用
彼は鬼殺隊の一員であり、中でも最上位の実力を持つとされている9名の"柱"のうちの一人です。
彼の血は鬼に対して効果を持っています。
それは酩酊させることができる効果です。
彼の口からこのように説明されています。「俺の血の匂いで鬼は酩酊する 稀血の中でもさらに希少な血だぜ 充分に味わえ!」
彼は「稀血」の中でもさらに珍しいのです。
酩酊させる効果があると言われていますが、十二鬼月に対しては少しふらつかせる程度で酩酊というほどではありません。
強すぎる相手にはあまり効果はないようです。
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以上、鬼滅の刃の物語の中に出てくる「稀血」について解説をしました。
最後に簡単に説明すると、実際の世界にも人間の血液型でRh型という珍しい血液型があり、稀血といのはこういう珍しい血液型の持ち主の事を指すという事です。
作中ではかなり序盤の方に出てきたのですが、作品全体を通してみるとあまり重要度は低かったように感じます。
もしかしたら、本当はもっと重要な存在となるはずが、途中の路線変更によって重要度が失われてしまったのかもしれませんね。