鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)が鬼になった理由や原因!【鬼滅の刃】
最強、最悪にして鬼の頂点に君臨する【鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)】
その残虐さは、まさに人間の域を逸脱しています。
そんなサイコパスでありながら、美しい容姿、周りにいるものを絶対服従させるカリスマ性から、無惨様と慕うファンが多くいらっしゃいます。
そこで、謎多き無惨の実態を徹底リサーチ。
鬼になる前の無惨とは?
そもそも鬼にしたのは誰?
無惨は1000年に渡って、鬼として生きながらえていますが、鬼になる前はどんな人物だったのでしょうか?
無惨が鬼を増やす理由など、紹介していきますので参考にしてください。
※この記事では「鬼滅の刃のネタバレ」を含みます。
【鬼舞辻無惨が鬼になる前】
【鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)】 | |
©吾峠呼世晴/集英社 | |
【年齢】 | |
1000歳以上 | |
【誕生日】 | 【身長/体重】 |
不明 | 179センチ/75キロ |
【出身地】 | |
不明 | |
【趣味】 | 【人間時の名前】 |
輸入される物品、外国の言葉、新しい機械などを学ぶ | 不明 |
【声優】 | |
関俊彦(せき としひこ) |
23巻201話で無惨誕生の経緯が描かれました。
母親のお腹にいた時から何度も心臓が止まり、産まれた時には死産とまで言われましたが、火葬される寸前に命を吹き返した事で生きていく事ができました。
生まれてきた無惨はすくすく成長していきますが、若くして20歳まで生きれらないと医者に宣告されてしまいます。
善良な医者が治療にあたっていましたが、病状が回復するどころか悪化していく状況に腹を立て、その医者を殺害。
医者を殺害して間もなく、無惨の病状が回復傾向に向かいます。
病気などびくともしない強靭な肉体は、今まで死と隣合わせで生きてきた無惨にとっては、奇跡そのものでした。
それはまるで、回復というより、生まれ変わったような間隔。
人間の血肉を欲するようになり、捕食する度、命がみなぎっていきます。
その姿は人間ではなく、鬼そのものでした。
【産屋敷家】
上流階級の貴族であり、由緒正しき家柄であった産屋敷家は、1000年に渡り、鬼殺隊を取りまとめている。
97代当主である産屋敷耀哉の死後、息子である耀利哉が当主を務めています。
無惨は、産屋敷家の人間であり、子孫となる耀哉とは、瓜二つの顔立ちをしている。
無惨が鬼になったことにより、産屋敷一族は呪われ、産まれてくる子供は短命という運命を背負わされています。
【鬼舞辻無惨を鬼にしたのは誰なの?】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 15巻より引用
医者が治療目的で処方していた薬の効果、または副作用によって無惨は鬼になってしまったので、「無惨を鬼にしたのは医者」です。
15巻127話では「鬼舞辻無惨を鬼にしたのは平安時代の善良な医者である」と記載があります。
無惨が鬼となってからは、更なる強靭な身体を手に入れる為、その薬について調べましたが、
・試験段階であった事。
・薬の成分である“青い彼岸花”が、どこを探しても見つからない事。
いずれも詳細を知るのは、無惨が殺してしまった医者のみという事でした。
善良な医者という記載もありますし、あくまでも病気を治す為の薬であり、鬼を作り出す為の薬として作られたものではないようです。
青い彼岸花によって鬼となってしまったのか?詳細は完結しても不明のままとなっています。
【青い彼岸花】
無惨の治療薬として、医者が投薬していた植物。
無惨が強靭は体を手に入れた薬であり、鬼と化した原因でもあります。
現実世界でも彼岸花と言えば、赤いものが一般的ですが、青い彼岸花は着色して人工的に作られているものしか存在しません。
1000年という歳月、十二鬼月である猗窩座でも見つける事が出来なかった事から、かなりの希少性、または存在すらしていなかったのではないか?と言われています。
【鬼舞辻無惨が鬼を増やす理由は?】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 15巻より引用
強靭な肉体が手に入ったのだから、もうそれでいいのではないか?と思う所ですが、そこには、一つの問題がありました。
それは、日光の下を歩けないという事。
日光を克服し、完全なる不死身の体を手に入れる為、
①青い彼岸花を手に入れる事。
②太陽を克服する鬼を作り出す事。
これらを目的として、鬼を増やし続けているのです。
無惨の血を多く受け継ぐ十二鬼月ですら成しえなった太陽の克服。
禰豆子が太陽を克服した時、無惨は、“これでもう青い彼岸花を探す必要はない、この為に増やしたくもない同類を増やし続けたのだ。”と言っている点から、鬼を増殖するのは、人間を殺害し、滅亡させる目的ではない事が分かります。
あくまでも、自分の望みを叶える為だったのです。
【十二鬼月】
無惨の血を多く分け与えられた12人の最強の鬼。
上弦・下弦に6人ずつ分けられており、上弦の鬼に関しては、一人あたりの強さ、柱3人分に相当すると言います。
どんなに強くとも、柱を倒そうとも、無惨は愛情を持つ事はなく、どんなに自身を慕い、尽くす十二鬼月であろうとも容赦なく殺します。
【鬼舞辻無惨は最終的にどうなりたいのか?】
©吾峠呼世晴/集英社
鬼滅の刃 16巻より引用
太陽を克服し、死ぬ事のない不死身な身体を手に入れる事が、無惨の最終的目標であるのは確かです。
しかし、産屋敷家を襲撃に訪れた時、耀哉に言われた言葉にハッとします。
“人の思いこそが永遠であり、不滅なんだよ”
『命こそ永遠で、思いではどうにもする事はできない』と思って生きてきた無惨にとっては、何とも腹立たしく、理解に欠ける言葉だったはずです。
そんな思いとは裏腹に、痛いところを突かれたような、そして耀哉の存在、屋敷の雰囲気に、安堵感を感じる自分がいる事に戸惑います。
その思いが確信に変わるのは、23巻201話で描かれています。
ついに、炭治郎はじめ、鬼殺隊に追い込まれ、日光によって滅亡を迎えた時、耀哉に言われた言葉を思い出します。
同類である鬼を増やす事、数えきれないほどの人間を殺したのも、全て自分の願望の為。
不滅を夢見てきたはずなのに、1000年も生きて築き上げたものが、強く引き継がれている想いに打ち負かされ、儚く散ろうとしている。
想いをつなぐ為、自分の想いを炭治郎に託し滅亡した無惨でしたが、誰一人の思いなど考えていなかった自分が、長い年月をかけて培ってきた絆に勝てるはずがありません。
人間へと戻ろうともがく炭治郎に、無惨は、自分の思いがなくなってしまう恐怖から、最後の最後まで自分の願望を押し付けます。
・長く生きられないという死への恐怖
・虚弱な自分という劣等感
・思い通りに生活する事のできない苛立ち
が無惨を鬼へと化していたのかもしれません。
本当は、ただ健康に、普通に生きたかったのではないかと思われます。
【鬼の起源】
炭治郎達が生き、無惨と戦った時代は、大正。
「鬼は隠れて身を現さない“隠(おん)の字のなまり」と言われ、大正時代に不治の病とされていた疾病や、災害の事を鬼と呼んでいたそうです。
鬼の始祖である無惨や、累、珠世など、病気に伏していた人間が鬼となっている事や、禰豆子、炭治郎が薬によって人間に戻った事など、大正に流行った疾病、時代背景とリンクしているのでは?と言われています。
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鬼滅の刃のアニメ1期は何巻のどこまで進んだ?立志編の終わりはここまで!
お館様の顔のただれはケガ?病気?悲しい一族の知られざる呪いとは?
無惨を鬼にした原因となった青い彼岸花の正体など不明な点は多く残りますが、耀哉と顔を合わせた時の無惨は、人間としての姿が垣間見えた瞬間でもありました。
結局、無惨にとって永遠とは何だったのでしょうか?
無惨を知れば知るほど、謎は深まり、ただむごく、残酷なだけではないのではないか?と、その魅力に取りつかれてしまいそうになります。