夏油傑の術式一覧【呪術廻戦】!特級呪術師にして最悪の呪詛師の技を解説
芥見下々原作の大人気漫画【呪術廻戦】
その中で敵の親玉の一人として登場するのが、今回紹介する「夏油傑」です。
特級呪霊たちを何体も従えていたり、最強の呪術師「五条悟」と因縁があったりと、何かと不気味な雰囲気が漂うキャラクターとなっています。
今回はそんな夏油傑の呪術や技一覧について紹介していきますので、参考にしてみてください。
【夏油傑について】
【夏油 傑(げとうすぐる)】 | |
©芥見下々/集英社 | |
【所属】 | 【等級】 |
東京高専➞夏油一派 | 特級呪術師➞特級呪詛師 |
【年齢】 | 【誕生日】 |
享年26歳 | 2月3日 |
【身長】 | 【出身】 |
約185㎝ | 不明 |
【声優】 | |
櫻井孝宏(さくらいたかひろ) | |
【使用術式】 | |
呪霊操術(じゅれいそうじゅつ) | |
【その他能力】 | |
不明 | |
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夏油傑の呪術(技)一覧! |
夏油傑は五条悟と同じく、四人しかいない特級呪術師の一人で「呪霊操術」という術式を使います。
しかし、作中では呪術師たちの最大の敵として描かれており、その正体についても謎が多い人物です。
【五条悟の同級生で呪霊操術の使い手】
今でこそ呪術師たちと敵対している夏油傑ですが、もともとは呪術高専の呪術師で五条悟とは同級生でした。
特に五条悟とは任務で組むことが多く、五条いわく「たった一人の親友」だったようです。
呪霊操術という呪霊たちを操る術を得意としており、特級呪術師として活躍するなど、その実力は確かなものでした。
【呪霊の取り込み方】
「呪霊操術」では呪霊を屈服させた後に、それらを球状にして口から取り込むことによって、無制限に操ることが可能となります。
取り込む際には「吐瀉物を処理した雑巾の味」がするなど、人知れぬ苦悩があったようです。
【最悪の呪詛師】
夏油傑は呪術高専時代には「呪術は非術師を守るためにある」と考えていましたが、特級呪術師の九十九由基と出会うことでその意識が変わっていきます。(詳しくは夏油の過去記事を参考にしてください)
九十九は「呪霊が生まれない世界をつくる」ことを目指していましたが、夏油はそのためには「非術師たちを皆殺しにする方が現実的だ」という結論に至りました。
その後も様々な葛藤があったようですが、高専3年のある日、とある集落で呪力を持っていることが原因で虐待されていた双子を見て、その他の村人112人を虐殺し逃走します。
非術師だった両親も殺しており、それ以降は「最悪の呪詛師」として追われる身となりました。
【その後の夏油傑】
謀反を起こした後は一度は五条の前に現れるも、すぐに姿を消しています。
宗教団体「盤星教」を力でのっとり、非術師の信者から金や呪霊をむしりとりながら10年の歳月で力をつけました。
そこから0巻へと物語は続きます。
【五条悟に殺されている】
これは呪術廻戦の0巻の内容になりますが、一般人や両親殺害の罪によって処刑対象だった夏油は五条に殺されています。
0巻の主人公の乙骨憂太が操る特級呪霊を手に入れようと高専を襲撃した夏油でしたが、乙骨の手によって返り討ちにされてしまい瀕死の重傷を負います。
そこに現れたかつての親友・五条悟によって、夏油傑は処刑されてしまいました。
【夏油傑の最期】
最期の言葉を聞く五条に対し、夏油は「この世界では私は心の底から笑えなかった」と誰にも言えなかった感情を打ち明けることができたのは、かつての友だったからでしょうか。
その後も五条は何か言ったようですが、「最期くらい呪いの言葉を吐けよ」という言葉が夏油の最後の言葉となりました。
【その正体とは?】
上述したように0巻にて死んだはずの夏油が、1年後を描いた本編で生きているのは何故でしょうか?
それは、何者かが夏油傑の遺体を乗っ取っていたからです。
見た目からわかるように夏油傑の頭に縫い目があり、何者かが脳を入れ替え、身体だけを乗っ取っています。
この何者かが計画を遂行するのに邪魔な五条悟を始末するために、五条と関係が深く呪霊操術を扱える夏油の遺体を乗っ取ったようですが、その正体は「羂索(けんじゃく)」という1000年以上前に宿儺と同じ時代に生存していた人物説が濃厚となっています。
【序盤からの伏線】
ファンの間では「なぜ夏油が生きているのか?」というのが長年の疑問でしたが、物語の序盤からいくつかの伏線がありました。
「五条のことをフルネームで呼ぶ」「非術師を猿と呼ばない」など、0巻で描かれている夏油との相違点がいくつか見られています。
【夏油傑の術式一覧】
夏油傑は「呪霊操術」の使い手です。(※夏油傑の術式のみの紹介で、偽夏油傑の術式は記載していません)
夏油に降伏した呪霊を取り込み(吸収)、一度取り込んで呪霊を自由自在に放出し使役する術式を基本として戦います。
取り込める呪霊の数は未知数とされています。(6000体以上の呪霊所持している模様)
【呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 8巻より引用
【特徴】
初登場 67話(8巻) 黒井美里のために使用
屈服させた呪霊を取り込んで、我がものとして操ることができる術。
呪霊を降伏させることができれば、どんな呪霊でも無制限に使役することができる強力な技です。
【虹龍(こうりゅう)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 9巻より引用
【特徴】
初登場 73話(9巻) 禪院甚爾相手に使用
呪霊操術で操っている呪霊で、巨大な龍の形をしています。
高専の2年生時点で操れていた呪霊の中では最高硬度をほこっていました。
【口裂け女】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 9巻より引用
【特徴】
初登場 73話(9巻) 禪院甚爾相手に使用
呪霊操術で操っている呪霊で、口裂け女のような見た目ですが名前は判明していません。
相手が「わたしきれい?」という問いに答えるまで、簡易領域を展開することができます。
【特級特定疾病呪霊 疱瘡神(とっきゅうとくていしっぺいじゅれい ほうそうがみ)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 12巻より引用
【特徴】
初登場 101話(12巻) 冥冥相手に使用
呪霊操術で操っている特級呪霊のうちの1体。
対象を棺桶に閉じ込め3カウント以上埋葬することによって、病にさせ死にいたらしめるといった効果の領域展開を発動できます。
【特級仮想怨霊 化身玉藻前(とっきゅうかそうおんりょう けしんたまものまえ)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 0巻より引用
【特徴】
初登場 4話(0巻) 乙骨憂太相手に使用
呪霊操術で操っている特級呪霊のうちの1体。
能力を見せないまま、乙骨憂太によって破壊されたため詳細は不明なままです。
【呪霊操術極ノ番 うずまき】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 0巻より引用
【特徴】
初登場 4話(0巻) 乙骨憂太相手に使用
呪霊操術で取り込んだ4461体の呪霊を、レーザーのようにまとめて放出する術。
取り込んだ呪霊を分割放出・全放出する事ができるとされ、これにより威力も変化します。
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以上、「呪術廻戦」に登場する夏油傑の呪術や技一覧について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
夏油は遺体を乗っ取られているようですが、五条の呼びかけに応えるなど、まだどこかに本人の意思が残っているようにも感じます。
この先の展開もまだまだ気になるという方は、単行本でまとめて読んでみてはいかがですか。