呪術廻戦の0巻のあらすじ!乙骨が主人公である物語をご紹介
呪術廻戦の前日譚に当たる『呪術廻戦0巻』
原作の1年前を描いた物語となっており、「乙骨憂太(おっこつゆうた)」が主人公として活躍する作品です。
今回は、この呪術廻戦0巻のあらすじについてご紹介していきますので参考にしてください。。
呪術廻戦0巻のあらすじ
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 0巻より引用
起 【処刑対象 乙骨憂太】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 0巻より引用
冒頭、「完全秘匿での死刑執行」が決定したという「乙骨憂太」。
乙骨には、「特級過呪怨霊」と呼ばれる危険な存在「祈本里香」が憑りついており、乙骨は彼女の異常な愛を一身に受けていました。
里香は乙骨を傷つけるあらゆるものを排斥しようとする凶暴な気性の持ち主であり、それゆえに被呪者である乙骨そのものに”死刑”が決まったとのこと。
しかし里香は使い方によっては人を助けることもできる力。
五条はこれに目をつけ、上層部の決定に異を唱え、乙骨を呪術高専で預かると言い出しました。
そして乙骨は、五条の勧めで呪術高専への入学を決める事になります。
里香の生前、婚約を誓い合った程、乙骨と仲がよかったのですが、不運にも里香が交通事故に遭い、乙骨の目の前で里香は亡くなってしまいます。
しかし、乙骨への異常な愛によって、死後も”呪い”として現世に留まってしまった彼女は、歪んだ愛と共に乙骨に憑りつき、現在に至ります。
そんな里香と共に高専に入学した乙骨。
彼を迎えた同期は、原作でお馴染み「呪言師 狗巻 棘」「パンダ」「呪具使い 禪院 真希」の3人でした。
午後からは「呪術実習」があるとのことであり、乙骨は真希とペアを組むことになりました。
任地は校内で児童が失踪するという小学校です。
五条が「帳」を降ろすと、早速現れた呪霊。
相手は低級呪霊であり、真希は一振りで祓ってしまいました。
しかし、まだ本命の呪霊がいるようで、2人は学校の中へと向かいます。
ここで、乙骨の等級が気になった様子の真希。
彼女が乙骨の学生証を取り上げると、そこには「特」の文字が。
なんと乙骨は、彼に憑りつく”里香”の危険さゆえに、前歴なしにして”特級”を冠する人物でした。
驚きも束の間、突如現れた本命の呪霊。
相手はかなり巨大であり、なんとか交戦するも、なすすべもなく乙骨と真希は飲み込まれてしまいます。
また、乙骨と真希が飲み込まれた呪霊の腹の中には、同じく飲み込まれたであろう2人の少年の姿がありました。
2人の少年は呪いを食らってしまっており、かなり重傷の様子。
一方の真希も、呪いによって倒れてしまいました。
入学したばかりなのに、自身はなにもできず、あげくに真希も倒れてしまっている状況に、乙骨は動揺してしまいます。
そんな乙骨に真希は「呪術高専に何をしに来たのか」と喝を入れます。
真希の問いに対して、「生きてていいって 自信が欲しいんだ」と返した乙骨。
それを聞いた真希は、「じゃあ祓え」と返し、「ひたすら呪霊を祓った後、自信や他人もその後から付いてくる」とさらに激励する真希。
これを聞き、覚悟を決めた乙骨は里香を顕現させ、一瞬で対象の呪霊を祓ってみせました。
こうして初めての任務をこなした乙骨。
これを機に、乙骨は過去を少し思い出します。
乙骨は里香が自身に呪いをかけたのではなく、自身が里香に呪いをかけたのではないか、と。
その上で、乙骨は「里香の呪いを解く」という具体的な目標を据え、拳を握り締めました。
【特級術師 乙骨憂太】
後述しますが、「特級」を冠する呪術師は作中世界で4名存在しています。
乙骨らの指導者である五条もその一人であり、後に登場する夏油傑も「特級」に名を連ねます。
つまり『呪術廻戦 0巻』は、過半数に当たる3名もの特級術師が一同に会する稀有なストーリーでもある為、そういった意味でも必見です。
承 【狗巻棘との共同任務】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 0巻より引用
里香を「祓う」のではなく「解呪する」となると、それが出来るのは被呪者である乙骨のみ。
解呪する方法として五条が挙げたのは、「刀を使う」という方法でした。
呪いは物に憑いている時が一番安定するようであり、里香の呪いを少しずつ刀に篭め、いずれ全てを支配下に置くことで、2人は晴れて自由になれるとのこと。
しかし、そのためには乙骨自身が刀の扱い方を覚える必要がありました。
そこで始まったのは、呪具使いにして近接戦闘の名手、真希との修行です。
既に作中時間で3か月が経過している様であり、日々の修行により、入学当初と比べてかなり動けるようになった乙骨。
ここで、1年で唯一の二級術師である狗巻に、指名の依頼が入ったとのこと。
二級以上の術師は単独での任務が許されているようであり、狗巻は任務に向かうこととなりました。
この任務に、狗巻のサポートとして乙骨もついていくことに。
「サポート」という言葉に引っかかる乙骨ですが、五条曰く勉強のための見学と言う側面の方が強いようです。
剣を扱い始めてから初めての実戦であり、緊張を見せる乙骨。
狗巻と乙骨が任地に到着すると、補助監督の伊地知が任務概要を説明し始めました。
場所は「ハピナ商店街」。
ほぼシャッター街となっている様であり、大型ショッピングモールを誘致するために解体する計画が進行しているようです。
そして今回の祓処対象である「呪い」は、計画の視察中に現れたとのこと。
伊地知によって帳が降ろされると、とたんに現れた低級呪霊の群れ。
しかし狗巻は、「爆ぜろ」という一言の呪言により、対象の低級呪霊を一瞬で祓ってしまいました。
任務終了かに思われましたが、付近では不気味に笑む謎の人物が――
その人物によって新たな呪霊が現れ、狗巻・乙骨に攻撃を仕掛けてきます。
事前に購入しておいた喉薬を落としてしまったうえ、喉にかなり負担が言っている様子の狗巻。
狗巻は乙骨を心配し、一人で呪霊と戦おうとして乙骨を逃がそうとしますが、乙骨は退かず、一緒に戦う覚悟を決めました。
剣に呪いを篭め、里香を出さずとも呪いを祓わんと向かっていく乙骨。
なんとか呪霊に一撃を入れることに成功しますが、相手の呪霊はいまの乙骨よりも格上であり、即座に反撃を受けてしまいます。
しかし、乙骨の狙いは呪霊ではありませんでした。
呪霊を躱し、狗巻の落とした「喉薬」を拾った乙骨。
狗巻が乙骨から喉薬を受け取ると、彼は回復した喉で「潰れろ」と呪言を放ちます。
その結果、無事呪霊を撃破し、2人は任務を通じて距離を縮めることとなりました。
しかし、商店街の天井部で2人を見つめる人物が一人。
彼こそ、4人の特級術師のうちの一人、「最悪の呪詛師 夏油傑」です。
【二級術師 狗巻棘】
今回の任務にあたって、「二級術師」であることが明かされた狗巻。
一年生にして「二級術師」の等級を保有している人物は比較的珍しいようであり、例えば『呪術廻戦』本編に登場する「伏黒恵」は、「二級術師として入学した天才」という評価を受けています。
狗巻は「呪言師の家系」である狗巻家の出身であるため、伏黒と同じく入学時には既に「二級術師」であった可能性は大いにあり得るでしょう。
『呪術廻戦』本編では既に準一級呪術師にまで昇級していますから、ハイセンスな人物だと言えそうです。
転 【百鬼夜行】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 0巻より引用
非術師を「猿」と呼び貶める夏油。
彼は呪術師のみの「楽園」を目指しているらしく、呪術界の要である「呪術高専」を落とすことが目下最大の目的だと言い放ちます。
場面は変わって、呪術高専。
1年生4人が勢揃いしているところ、突如として夏油とその一派がやってきました。
どうやら夏油は、「宣戦布告」をしに来たようであり、「12月24日に『百鬼夜行』を行う」とのこと。
京都、および東京の新宿を対象に、「非術師を鏖殺する」という命令を下された千の呪霊を放つようです。
これを聞いた呪術高専は早々に会議を開き、夏油を迎え撃つ為に御三家や数々の呪術師を集め、総力戦で挑む事に決めます。
時は経ち、百鬼夜行当日。
乙骨と真希は高専にて待機し、五条・狗巻・パンダは他の呪術師と共に、新宿で夏油一派を迎え撃つ準備をしていました。
しかし、夏油は確実に呪術高専を落とす手段として、「乙骨憂太を殺害して祈本里香を手に入れる」という手段を重い描いていました。
百鬼夜行の真なる目的は、呪術師たちを分散させ、乙骨憂太を孤立させることにあったようです。
夏油一派の呪詛師や夏油の放った呪霊が新宿・京都に溢れかえる中、新宿には夏油は現れず、新宿ではなく高専にやってきた夏油。
高専内には乙骨の他に真希も居り、彼女が夏油の前に立ち塞がります。
ここで、嫌な予感を感じた五条が、狗巻・パンダを高専に送り、五条はいよいよ目に巻いた包帯を外しました。
結 【解呪達成】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 0巻より引用
夏油の呪霊操術の手数の多さを前に、やられてしまったパンダと狗巻。
外に出た乙骨は、そんな2人や真希が倒れている姿を目撃し、激昂します。
そして、里香を完全顕現させ、夏油に向かっていく乙骨。
激昂しながらも冷静だった乙骨は、戦闘の最中に真希ら3人を回収し、戦闘に巻き込まれないよう近くの建物内に運搬しました。
そして、「反転術式」を使えるようになっていた乙骨は、3人を回復させてから夏油の元へ向かいます。
再び夏油と対峙した乙骨。
彼はなんと里香の呪力によって「術式のコピー」を可能にしており、狗巻の「呪言」をコピーすることで、夏油が放った大量の呪霊を一挙に祓ってしまいました。
これを見た夏油は里香の能力に感動を覚え、今度は特級呪具「游雲(ゆううん)」を使い、近接戦に持ち込みます。
互いに引けを取らない攻防の末、手持ち呪霊の最上位であろう特級仮想怨霊「化身玉藻前」を繰り出した夏油。
さらに彼は、所持しているという4461体の呪いを一つにして対象にぶつける、「呪霊操術 極ノ番 『うずまき』」を繰り出しました。
圧倒的なピンチを前に、乙骨は里香に渾身の愛を伝えると共に、自身のすべて里香に捧げ、里香のさらなる力を引き出します。
そして、2人の最後の大技がぶつかり、結果、乙骨に敗れてしまった夏油。
右腕を失う大けがをした彼は、壁を伝いながら高専を去ろうとします。
しかし、そこで現れたのは五条でした。
かつての親友同士である2人。
最期に言葉を交わした後、夏油は五条によって亡くなります。
場所は変わり、夏油を退けて気を失っていた乙骨。
真希らが心配しているところ、彼は意識を取り戻しました。
乙骨は自身の死を代償に大きな力を得たため、潔く里香と同じところに行こうと歩き出します。
しかし、目の前にいた特級過呪怨霊「祈本里香」は、かつての少女姿の里香になりました。
ここで、拍手しながら「解呪達成だね」とやってきた五条。
彼曰く、なんと乙骨は「日本三大怨霊」の一人 菅原道真の子孫であり、里香が乙骨に呪いをかけたのではなく、乙骨が里香に呪いをかけていたようです。
呪いをかけた当人である乙骨が「主従関係」を破棄したことにより、解呪が達成されたとのこと。
里香は、呪霊として過ごすこととなった6年間が、「生きている時より幸せだった」と述べ、この世を去っていきました。
こうして、当初の目的だった「里香の解呪」を達成した乙骨は、4級術師として改めて高専に通うこととなりました。
彼が再び「特級術師」に返り咲くのは、もう少し後の話です。
【「呪術廻戦」を読むなら「U-NEXT」がおすすめ】
「呪術廻戦」を取り扱っている電子書籍をービスは多数ありますが、それらの中でも特におすすめしたいサービス「U-NEXT」です!
なぜ、「U-NEXT」のサービスがおすすめなのか?以下にて説明致します。
【おすすめする理由】 | |
① | U-NEXTでは「お試しキャンペーン(31日間無料トライアル)」を実施しています。 そちらに登録することにより加入特典として600Pがプレゼントされるので、このポイントを利用することにより「呪術廻戦1冊(1~最新巻まで)」無料購読できる。 |
② | 加入特典としてプレゼントされる600Pは、呪術廻戦以外の作品でも600P以内の映像作品・電子書籍の購入が可能。 |
③ | 「31日間無料トライアル期間中」なら、呪術廻戦のアニメ作品や見放題対象作品(アニメ・洋画・邦画・声優番組など)もついでに視聴可能! |
以上が、U-NEXTで「呪術廻戦」を読むのにおすすめする理由です。
「U-NEXT」の詳細についてはこちら↓
まずは無料登録することで上記の様なサービスを利用できますが、登録してすぐ支払いや課金に繋がると思うと気が進まない方もいるかと思います。
そこでU-NEXTでは、「実際U-NEXTとはどのようなサービスなのか?使いやすいのか?など」ユーザーに一度お試しとして利用してもらう為に「31日間無料トライアル」というサービスを設けてくれています。
「31日間無料トライアル」の魅力は2つあり、1つ目は【登録日から31日間限定で見放題対象作品が何度でも視聴可能】という事。
2つ目は、【31日間無料トライアルに登録すると加入特典としてプレゼントされる600P】です。
加入特典としてプレゼントされる600Pは、U-NEXT内にある全ての有料作品に使え、例えば電子書籍なら「呪術廻戦」・「鬼滅の刃」・「キングダム」・「進撃の巨人」、映像作品なら「アベンジャーズ」・「ハリーポッター」というように、600P以内の作品であれば利用可能です。
電子書籍に見放題というサービスはありませんが、アニメ・映画(洋画/邦画)も豊富に取り揃え見放題で見ることができる作品が多々あるので、一度「31日間無料トライアル」を利用してみてはいかがでしょうか。
今回の記事では、『呪術廻戦 0巻』のあらすじをご紹介しました。
乙骨をメインに描かれた0巻は、現在の『呪術廻戦』と繋がる点も多くあり原作ファンにはたまらない内容ですので、この機会に呪術廻戦0巻を読んでみてはいかがでしょうか。