呪術廻戦の禪院家とは?常に完璧である事を望むエリート家系について
「呪術廻戦」には呪術界のエリート家系である「御三家」というものが存在し、作中で最もよく登場する「禪院家」もその一つになります。
作中での「禪院家」は作品としてとても重要なキーワードではあるのですが、設定がややこしく、よく分かっていない方も多いのではないでしょうか。
今回は「禪院家」について詳しく紹介していきますので、参考にしてみてください。
【禪院家とは】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 5巻より引用
禪院家は呪術師の家系の中でも古くから続く名家で、「御三家」の一つにも数えられています。
「御三家」とは呪術界で絶大な権威をもつ三つの家系のことで、禪院家の他にも五条家と加茂家があります。
今回は「禪院家」にしぼって、その特徴をご紹介していきます。
↓禪院家の家系図はこちら↓
【エリート呪術師の家系】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 5巻より引用
御三家に共通する特徴でもありますが、「禪院家」は数百年以上の歴史をもつエリート呪術師の家系です。
呪力の才能にあふれた術師たちを数多く輩出しているだけでなく、禪院家にのみ継承されてきた術式である「十種影法術(とくさのかげほうじゅつ)」は非常に強力な術式です。
「十種影法術」とは自分の影を切り離し式神として操る術式で、本作のメインキャラクターの一人である伏黒恵の術式でもあります。
伏黒恵がなぜ禪院家相伝の術式を使うことができるかについては、後々紹介していくことにしましょう。
【禪院家相伝の術式】
禪院家に伝わる術式は「十種影法術」の他にも相伝の術式があります。
禪院直毘人・禪院直哉が使用する「投射呪法(とうしゃじゅほう)」も禪院家相伝の術式です。
術式以外にも領域展開対策として「秘伝 落花の情」がありますが、これは御三家に伝わると説明されているので、禪院家だけでなく五条家・加茂家も使用できると思われます。
ただ五条家・加茂家が「落花の情」を使用してるところは描かれていません。
【相伝の術式を使えない者への扱いがひどい】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 5巻より引用
「禪院家に非 (あら) ずんば呪術師に非ず、呪術師に非ずんば人に非ず」
この言葉が示す通り、禪院家では完璧な呪術師であることが当然で、相伝の術式が使えないだけで落伍者としての烙印を押されてしまいます。
「呪力や術式を使えない」のはもってのほかで、呪力をもたずして生まれた真希や伏黒甚爾 (伏黒恵の父で真希の叔父) は酷く蔑まれて生きてきたようです。
真希も伏黒甚爾もそろって家を出ていることからも、その境遇は察するに余りあります。
【禪院真依の境遇】
真希の双子の妹である真依は、真希と違って呪力も術式も使えます。
そんな真依でも相伝の術式は使えず、女であることも災いして、禪院家では姉同様に雑用として扱われていました。
術式が使えなくとも呪術師として生きる道を選んだ真希に対し、呪術師になりたくなかった真依。
一人前の呪術師になるため真希が家を出る際に、直毘人は「(双子である)真依にも試練を与える」と明言しており、姉と同様の嫌がらせを受け続けていると推察されます。
以上のような境遇が原因で姉を恨んでおり、姉妹仲は険悪です。
【後継ぎ問題を抱えている】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 5巻より引用
禪院家の現当主・直毘人の弟である扇には双子の娘である真希と真依がいますが、どちらも禪院家相伝の術式を使うことができません。
術式至上主義を掲げる禪院家では、相伝の術式を使えない者は当主になれないのです。
後継ぎを探す直毘人が目をつけたのが、かつて呪力に恵まれずに禪院家を去った伏黒(禪院)甚爾の息子・伏黒恵でした。
恵は禪院家の血を引いており、相伝の術式である「十種影法術」も使うことができたため、幼くして10億円もの値段で禪院家に売られそうになります。
が、それを阻止したのは最強の呪術師こと五条悟でした。
禪院家と同じ御三家出身で地位も実力もあった五条悟が、独断でこの話を無かったことにしたのです。
かくして今の所は禪院家には後継ぎと呼べる者はいなくなってしまいました。
禪院家26代目当主「直毘人」が渋谷事変により亡くなってしまいましたが、遺言書を残しておりその内容は「27代当主は直哉、しかし五条悟が死亡した場合は伏黒恵を禪院家に迎え27代当主とする」という内容です。
現状では禪院家27代当主は不在、直哉は真希に殺されたので当主は無い、禪院家当主になる事に拘る禪院真希になるのか、禪院家当主に全く興味が無い伏黒恵がなるのか、といったところです。
【伏黒恵をめぐるエピソード】
伏黒甚爾は禪院直毘人と「息子の恵が禪院家相伝の術式が使えた場合、10億円で禪院家に売る」約束を取りつけていました。
しかし、伏黒甚爾は約束を果たす前に五条悟に殺害されてしまいます。
伏黒甚爾は死の間際に「2・3年したら子供が禪院家に売られる、好きにしろ」と五条悟に伝えました。
五条悟は恵のもとへ向かいますが、恵の母親も蒸発してしまっており、金銭的にも恵が売られるのは避けられない状況でした。
しかし、五条悟が「恵が将来呪術師として働くこと」を条件に呪術高専からの資金援助を通し、禪院家に売られる話も白紙に戻したことで今の伏黒恵があります。
それから十年近くがたった現在、渋谷事変にて仮の肉体で蘇った伏黒甚爾は恵と対峙することに。
恵が禪院家に売られなかったことを知った甚爾は、父親であることを明かさぬまま「禪院じゃねえのか、よかったな」という言葉と共に、再び眠りにつくのでした。
【禪院家の呪術師一覧】
【禪院真希(ぜんいん まき)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 2巻より引用
【初登場】
10話(2巻)
【等級】
4級呪術師(1級呪術師推薦者)
【使用術式】
なし (呪具による戦闘をおこなう)
【概要】
禪院家の現当主である直毘人の娘で、呪術高専東京校の二年生。
生まれつき術式が使えない代わりに驚異的な身体能力を備えており、その実力は二級呪術師に相当。
【禪院真依(ぜんいん まい)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 2巻より引用
【初登場】
16話(2巻)
【等級】
3級呪術師
【使用術式】
構築術式
【概要】
真希の双子の妹で、呪術高専(京都校)の二年生。
真希と違って呪力を持ち術式も使えますが、相伝の術式は使えず、禪院家では真希と共に落ちこぼれ扱いをされてきました。
【禪院直毘人(ぜんいん なおびと)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 5巻より引用
【初登場】
42話(5巻)
【等級】
特別1級呪術師
【使用術式】
投射呪法
【概要】
禪院家の現26代当主。
投射呪法を使いこなす「最速の術師」の異名を持つ特別一級呪術師であり、かなりの実力の持ち主。
【禪院直哉(ぜんいん なおや)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 16巻より引用
【初登場】
138話(16巻)
【等級】
特別1級呪術師
【使用術式】
投射呪法
【概要】
禪院家の次期当主候補の一人で、直毘人の実子。
傲慢な性格で、自分以外の実力の低い術師を蔑むような性格。
【禪院扇(ぜんいん おうぎ)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 16巻より引用
【初登場】
138話(16巻)
【等級】
特別1級呪術師
【使用術式】
炎を操作する術式(正式名称不明)
【概要】
真希と真依の実父で、直毘人の弟にあたる人物。
特別一級呪術師ということで、実力はかなりのものです。
【禪院甚壱(ぜんいん じんいち)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 16巻より引用
【初登場】
138話(16巻)
【等級】
特別1級呪術師
【使用術式】
巨大な拳を放つ術式(正式名称不明)
【概要】
禪院家の一人。
扇同様に特別一級呪術師ということで実力はかなりのもの。
【伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 8巻より引用
【初登場】
66話(8巻)
【等級】
なし (呪術師ではない)
【使用術式】
なし (近接格闘術や呪具を使った戦闘をおこなう)
【概要】
伏黒恵の実父ですが、もともとは禪院家の出身。
生まれつき呪力が全くない代わりに、高い身体能力と呪力に対する鋭敏な感覚を持ち、その実力は特級呪術師並み。
【伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 1巻より引用
【初登場】
1話(1巻)
【等級】
2級呪術師(1級呪術師推薦者)
【使用術式】
十種影法術
【概要】
本作のメインキャラクターの一人で、呪術高専(東京校)の一年生。
父親の伏黒甚爾が禪院家出身のため、相伝の術式である「十種影法術」を使いこなす。
二級呪術師ですが領域展開をマスターしており、特級呪霊を倒した経験もあります。
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以上、「呪術廻戦」の禪院家について紹介してきました。
禪院家は伏黒家と関わりが深く、本記事の知識があるだけで物語を一層楽しむことができるはずです。
新しい発見があった方は、作品をもう一度見返してみてはいかがでしょうか。