呪術廻戦の呪具(武器)一覧!遊雲や天逆鉾等、全種類をご紹介
呪術廻戦における呪具とは「呪力や術式を込めた武具のこと」です。
これは特別な力を持っていないと使えないというものではなく、これを使うことにより呪力のない人間でも呪霊を払うことができます。
基本的に作中では「呪術師」・「呪詛師」・「呪霊」が呪具を扱い、数々の戦闘で様々な呪具が登場します。
今回はこの呪具について解説していきますので参考にしてください。
【呪具について】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 6巻より引用
「呪具」には、その能力や効果によってランク分けされています。
1、2、3、4級と特級があり等級が高ければ高いほど戦いにおいて優位さが変わってくるほど重要なものです。
作中では特級呪具に関しては細かに設定されていますが、それ以外の呪具に関しては描写でこれは呪具だろうけれど価値や正式名称が不明なものも多々あります。
呪具は同じものは一つもなく固定した使用者は存在せず基本的に誰が使ってもいいモノですが、呪具は管理されています。
呪術高専が管理している呪具、御三家が管理している呪具等、希少な呪具に関しては、外に出回らないよう権力者により各々の保管庫に収納されています。
【呪具の使い手】
禪院真希・伏黒甚爾は呪力を持たない非術者ですが、天与呪縛により呪力や術式が使えない代わりに恐ろしいまでの身体能力を持つ呪具使いです。(真希は全く呪力が無い訳では無い)
そのため、戦闘時はありとあらゆる呪具を用い戦う呪具使いの達人です。
しかし、呪具も使い手の力量により全く異なる使い方をします。
真希と甚爾で例えると、特級呪具「游雲(ゆううん)」を両者が使用した経験があります。
游雲をした真希の攻撃は振り回すだけ、甚爾の攻撃では振り回したり游雲を削って槍のような形状にして刺す攻撃を繰り出したりします。
真希本人も游雲を削っている甚爾に驚いており、彼女にはこのような発想も無かった事でしょう。
このように呪具使いにも使い手の経験や力量によって呪具が別物になったりするので、使用者により武器としての性能が格段に向上します。
【呪具一覧】
ここからは作中で登場している「呪具」をご紹介していきます。
特徴や形状、何話で登場していたかなど記載していきますので参考にしてください。
【屠坐魔(とざま)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 1巻より引用
【特徴】
初登場 4話(1巻) 呪霊相手に使用
この呪具は小刀タイプの持ちやすく使いやすい刀で、元々は禪院真希の所有する呪具でしたが五条に貸していたようで五条を又貸しで虎杖に貸した経緯があり、禪院真希に返せと迫られますが、その場ははぐらかしましたが結果行方不明となってしまいました。
【游雲(ゆううん)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 6巻より引用
【特徴】
初登場 47話(6巻) 花御相手に使用
特級呪霊「花御」戦で活躍した特級呪具。
5億円の価値がある貴重品ですが、禪院真希、伏黒恵、東堂葵らに惜しみなく使用されていました。
この呪具は特級呪具の中でも唯一術式効果がなくシンプルに力の塊で、使用者によって左右される呪具です。
【天逆鉾(あまのさかほこ)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 9巻より引用
【特徴】
初登場 72話(9巻) 虎杖悠二相手に使用
「天逆鉾」は特級呪具で小刀タイプです。
過去に禪院甚爾(伏黒父)が所有していた呪具で異質な呪力が込められています。
術式を強制解除できる能力をもっており、タイミングさえあえばこの呪具を盾にすることも出来る優れものです。
【万里ノ鎖(ばんりのくさり)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 9巻より引用
【特徴】
初登場 75話(9巻) 五条相手に使用
この呪具は、禪院甚爾(伏黒父)が天逆鉾同様使用していた特級呪具。
形状は名前の通り鎖となっており、伸びる長さに限界がなく際限なく伸び続ける不思議な鎖です。
【釘・金槌・藁人形(正式名称不明)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 1巻より引用
【特徴】
初登場 4話(1巻) 呪霊相手に使用
釘崎野薔薇が所有する呪具。
公式ファンブックにより正式に呪具として認定されています。
藁人形が呪具としての記載はありませんが、釘崎野薔薇の術式において「釘」・「金槌」・「藁人形」はセットなので、藁人形も呪具として捉えて良いと思われます。
【三輪の刀(正式名称不明)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 5巻より引用
【特徴】
初登場 40話(5巻) 禪院真希相手に使用
京都高専の三輪霞が所有する愛刀。
長い間三輪の呪力を篭め続けた為、本来は普通の刀でしたが呪具化した刀です。
禪院真希は「いい刀だ」と褒め奪った描写があるようにしなやかで切れ味のいい刀です。
【眼鏡(正式名称不明)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 0巻より引用
【特徴】
初登場 3話(0巻) 呪霊を見るために常に使用
禪院真希が常にかけている眼鏡、呪具として認定されてます。
呪力のない真希が呪霊を見るために使用しているもので度数が入っているのかは不明。
この眼鏡は0巻で夏油との戦いによって破壊され、新たに呪力が見える「黒ぶち眼鏡」をかけています。
【太刀(正式名称不明)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 5巻より引用
【特徴】
初登場 40話(5巻) 相手に使用
禪院真希が使用していた呪具の1つです。
明らかに見た目が「薙刀(なぎなた)」なのに、公式ファンブックでは太刀と記載されています。
様々な呪具を使用する彼女ですがこの呪具が割と基本スタイルで、特別な力を発揮するわけではありませんが使用しやすい点で割と使用している描写が多めです。
【釈魂刀(しゃくこんとう)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 9巻より引用
【特徴】
初登場 71話(9巻) 五条相手に使用
伏黒の父「伏黒甚爾」が使用していた5億円もする刀。
肩に乗せている武器庫呪霊からあらゆる武器を収納しており、この釈魂刀はその1つにすぎません。
あらゆるモノの硬度を無視し、魂を切り裂く刀とされています。
原作では甚爾が亡くなってから釈魂刀の消息は不明。
後に、禪院真衣の構築術式により命をかけて釈魂刀のレプリカを生成し、禪院真希がそれを所持しています。
【銃(正式名称不明)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 5巻より引用
【特徴】
初登場 42話(5巻) 禪院真希相手に使用
禪院真希の妹「禪院麻衣」が使用している呪具。
銃に篭められる弾丸を0から構築することが出来る術式を持っていますので、弾丸は貫くことが出来るものからおもちゃのようなものまで自由自在です。
【重面春太の剣(正式名称不明)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 12巻より引用
【特徴】
初登場 99話(巻) 七海相手に使用
呪詛師「重面春太」の所有する呪具。
持ち手が手になっている事により、意思を持っているかのように自由自在で動く事も可能。
持ち主から離れた場所に落としても持ち主の元に帰ってきます。
それ以外は普通の刀の形状をし使い勝手は悪くなさそう。
【箒(正式名称不明)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 5巻より引用
【特徴】
初登場 35話(5巻) 偵察の際に使用
西宮桃が所有する専用呪具で、見た目も呪具も魔女っ娘感が強めです。
能力は見ての通りで空を飛ぶことができ、箒を自由自在に操る事も可能。
西宮桃の術式「付喪操術(つくもそうじゅつ)」がこれを可能にしており、風を操り箒で斬撃を飛ばす攻撃を使用します。
【携帯電話(正式名称不明)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 0巻より引用
【特徴】
初登場 最終話 (0巻)
13巻にて両面宿儺と対峙した時に「大方、被写体の状態をどうこうするものだったのだろう」と発言しており、この呪具は「対象を撮影すると何かしらの影響」が与えられるのでしょう。
最後の最後まで能力は発動されませんでしたが、1度だけ仲間と共に一緒に自撮りをするそぶりをした瞬間消えたので、瞬間移動かワープ的な能力があったのかもしれません。
両面宿儺に粉々破壊されました。
【エレキギター(正式名称不明)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 6巻より引用
【特徴】
初登場 46話(6巻)呪詛師相手に使用
呪術高専京都高の学長で御年76歳。
見た目はヨボヨボ感が半端ない人物ですが、目線や言動は目的のためなら手段を択ばない恐ろしい爺さん。
そんな学長の使用する呪具はエレキギターです。
エレキギターで奏でられる旋律が呪力として斬撃の衝撃破を撃ち出す攻撃スタイルです。
【斧(正式名称不明)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 10巻より引用
【特徴】
初登場 86話(10巻) 呪霊相手に使用
呪術師「冥冥」が所有する戦闘斧です。
呪力が込められた斧が呪霊を滅多滅多に倒されている描写が印象的です。
美しく優しそうに見えるお姉さんですが、斧で戦う姿は少し恐ろしさを感じさせます。
【ワイヤー(正式名称不明)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 11巻より引用
【特徴】
初登場 95話(11巻) 栗坂二良相手に使用
呪術師「栗坂二良」相手に使用した武器。
禪院真希から渡されたワイヤーでこれも呪具と言えるかは不明ですが、相手を縛り上げ拘束するのに使用されました。
虎杖の人並外れた身体能力で高く持ち上げられ、さらに伏黒とのコンビネーションも最高なシーンでした。
【短刀(正式名称不明)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 11巻より引用
【特徴】
初登場 96話(11巻) 虎杖・伏黒相手に使用
呪術師「栗坂二良」が使用していた武器です。
誰の所有していいる武器化も不明ですが、この戦闘時以外は登場していませんでしたので栗坂の所有している武器で間違いないでしょう。
とても小さなカッターのようなナイフですがそのナイフ片手に伏黒と虎杖を相手していましたので相当の強さでしょう。
【七海健人の鉈(正式名称不明)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 3巻より引用
【特徴】
初登場 19話(3巻) 呪霊相手に使用
呪術師「七海健人」が所有する呪具です。
謎の布に覆われており、呪霊相手に叩き切っています。
この鉈と七海健人の術式「十劃呪法」のコンビネーションで戦闘をしています。
【退魔の剣(たいまのつるぎ)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 14巻より引用
【特徴】
初登場 118話(14巻) 両面宿儺相手に使用
伏黒恵の式神「握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎかいしんしょうまこら)」の右腕に装備された剣。
対呪霊に特化した「退魔の剣」は呪霊を一撃で消し飛ばします威力を持っています。
術式効果も付与されている為、特級呪具かは判明していませんがそれに相当する呪具とされています。
【黒縄(こくじょう)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 17巻より引用
【特徴】
初登場 最終話(0巻) 五条悟相手に使用
「黒縄(こくじょう)」はミゲルが所持していた特級相当の呪具。
あらゆる術式効果を相殺する能力を秘めた呪具とされています。
黒縄はミゲルの祖国アフリカの術師により何十年もかけてようやく1本作る事ができる貴重な呪具でしたが、五条悟によって全て消滅されてしまいました。
【乙骨の刀(正式名称不明)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 16巻より引用
【特徴】
初登場 2話(0巻) 五条悟に貰う
0巻にて五条に貰った刀。
乙骨が愛用している刀で、里香の呪いを刀に込めて支配する事が可能です。
16巻で虎杖に折られた刀が五条に貰った刀かどうかは判明していませんが、柄の部分が0巻と似ている事もあり、その刀だと思われます。
ちなみに乙骨が現在所持してる刀の柄は黒なので、複数の刀を所持している事も考えられます。
【竜骨(りゅうこつ)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 17巻より引用
【特徴】
初登場 148話(17巻) 禪院扇相手に使用
組屋鞣造(くみやじゅうぞう)の傑作品。
刀身で受けた衝撃と呪力を蓄積し、使用者の意図に合わせ峰から噴出する特徴がある。
カウンター型の呪具となり、攻撃を受ければ受ける程その威力は強大となる。
【爛生刀(らんしょうとう)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 20巻より引用
【特徴】
初登場 174話(20巻) 黒漆死(くろうるし)の呪具
原作では「生と死の交雑する魔剣」と説明されています。
刀身にある目玉のようなものから蟲の卵を発射し、攻撃をくらってしまった対象は、体内に植え付けられた蟲の卵が対象の内部で急速に成長し、体内を食い散らかします。
黒漆死はゴキブリの特級呪霊な為、爛生刀からはゴキブリの卵を発射していると思われます。
ちなみに、ゴキブリの卵は「卵鞘(らんしょう)」と呼ばれる硬い殻で覆われたカプセルのようなものとされており、これを文字って「爛生刀(らんしょうとう)」と名付けられたと思われます。
【神武解(かむとけ)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 14巻より引用
【特徴】
初登場 237話 宿儺の呪具
※詳細は現状不明 万(よろず)が命をかけて宿儺に与えた呪具。
1000年前から存在していたであろう特級呪具であり、使用する事で広範囲に雷槌が発生する。
【飛天(ひてん)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 14巻より引用
【特徴】
初登場 238話 宿儺の呪具
※詳細は現状不明
1000年前から存在していたであろう特級呪具であり、宿儺が所持してと思われます。
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いかがでしたでしょうか。
呪具については今後の展開でさらに増えていっているので、今回の記事で興味がわきましたら、「呪術廻戦」を最初から読んでみてはいかがでしょうか。