呪術廻戦の呪物とは?等級(ランク)や種類、呪具との違いを解説
呪術廻戦の作中で度々登場する用語【呪物(じゅぶつ)】
この「呪物」、一体どういった物かわからない方も多いのではないでしょうか?
呪術廻戦では「呪」という単語よく使われ、「呪物」・「呪具」・「呪術」・「呪言」等があり混同してしまう方もいるかと思います。
そこで今回は呪術廻戦の「呪物」についてご説明していきますので参考にしてください。
【呪物とは?】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 1巻より引用
「呪物」とはその名の通り【呪力(呪い)が宿った物】です。
呪物には等級があり、等級が上がるにつれ強い呪いを蓄えています。
基本的に呪物は代々の術師により封印されてきていますが、経年によって封印が緩んでしまい、呪物から呪力が漏れてきます。
物体として現存する呪物は呪霊が特に発生しやすい場所で魔除けとして使用されていることもありますが、封印が緩んでしまった事により呪物から呪力が漏れ、さらなる力を取り込もうとする呪霊がその場所に群がります。
最高レベルに位置する呪物「特級呪物」に関してはどんな呪術師でも破壊できないとされています。
破壊できない理由は「縛り」が関係しており、「他者に害をなさないというルール(縛り)を設ける代わりに破壊されない」と55話にて説明されています。
【特級呪物の1つ「両面宿儺の指」】
作中で登場する特級呪物の1つは「両面宿儺の指」。
腕が4本あった宿儺の指は計20本あり、宿儺が死んでも屍蝋(しろう:永久死体の一形態)となって呪いを放ち続けています。
両面宿儺の指は強力なパワー(呪力)を蓄えており破壊できないため、何百年も封印することしかできませんでした。
両面宿儺の指単体では破壊ができないため虎杖に指を取り込ませ、全部の指を取り込ませた虎杖を殺すことでしか破壊する方法がないのです。
【人間との受肉が可能】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 1巻より引用
呪物の中には人間が取り込むことで受肉できるものがあります(生物の呪物のみ)。
受肉とは、「呪物を体内に取り込んだ者が、その呪物が持つ力により肉体/精神を支配されること」です。
例えば、両面宿儺の指のような生物の特級呪物は虎杖に取り込まれることで受肉しました。
また、呪胎九相図も生物の特級呪物で、一般人(非呪術師)に取り込ませることで受肉しました。
基本的に呪物が受肉するとその体は呪物側が主導権を握り、一般人(非呪術師)の人体を乗っ取る事となります。
【呪霊が呪物を取り込んだ場合は?】
特級呪物・両面宿儺の指を取り込んだ呪霊は、宿儺の自我に乗っ取られることはありません。
少年院や八十八橋での戦闘は、指を取り込んだ呪霊が相手でしたが、いずれも宿儺の意識は呪霊に影響を与えていませんでした。
しかし、宿儺の呪いの力によって呪力を増し、一般人を殺すようになるなど甚大な影響を与えます。
【呪具との違い】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 1巻より引用
呪具は「呪力の篭った武器」で、主に戦闘に使用する道具です。
呪具は特別な力を持っていないと使えないというものではなく、呪具を使うことにより呪力のない人間でも呪霊を払うことができます。
呪具はあくまでも武器なので、呪物のような受肉という概念はありません。
呪具は物を依り代にして呪力を込める仕組みですが、呪物の場合は呪物そのものに呪力があります。
【呪物の正体とは?】
現時点で登場している呪物はすべて、元は「人間」です。
例えば、両面宿儺は平安時代に実在した人間と作中で書かれていました。
また、呪胎九相図は人間と呪霊の間にできた胎児たちです。
さらに、獄門疆(ごくもんきょう)は源信(げんしん)という僧侶の慣れの果てだと言われています。
このことから、呪物は形を変え生き続ける人間(または生物)であるということがわかります。
【呪物一覧】
現在登場している呪物は3つしかありません。
「両面宿儺の指」・「呪胎九相図(じゅたいくそうず)」・「獄門疆(ごくもんきょう)」・「獄門疆裏(ごくもんきょう うら)」です。
いずれも特級に位置し、以下にて詳細をご紹介します。
【両面宿儺の指(りょうめんすくなのゆび)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 1巻より引用
【特徴】
初登場 1話(1巻)
虎杖が呪術高専に入るきっかけを作った特級呪物です。
両面宿儺は1000年以上前に実在した呪いの王とも呼ばれていた特級呪霊で、当時呪術師が総出で戦っても勝てないほどの強さを誇り、死してなお20本の指が消し去ることが出来ない最強の呪物となっていました。
現代でも朽ちることはなく半永久的に呪いを放ち続け、日に日にその力は強力になっており破壊する事ができない程強力な呪物になっています。
これまでは高専によって封印する事しかできなかった両面宿儺の指でしたが、虎杖が両面宿儺の指を食べても自我を保てる事から「宿儺の器」として指を全部食べ、自分の中で宿儺を抹消する事を目的として行動しています。
両面宿儺の指は高専で管理しているのは6本、他の指は各地に散らばっているため回収が必要となります。
【呪胎九相図(じゅたいくそうず)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 7巻より引用
【特徴】
初登場 55話(7巻)
最悪の呪術師・加茂憲紀の実験によって作られた特級呪物。
人と呪霊の子供を宿すことができる特殊体質の女性を利用し、妊娠と堕胎を繰り返し、堕胎した子供たちが呪物となって封印されていました。
呪術高専の忌庫(きこ)で保管されていましたが、真人らによって1~3番が持ち出され受肉しました。(脹相、壊疽、血塗の3名)
呪胎九相図は文字通り9体存在し、残り4~9番は東京高専の忌庫に保管されています。
【獄門疆(ごくもんきょう)】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 11巻より引用
【特徴】
初登場 11話(2巻)
どんなものでも封印してしまう特級呪物で、生きた結界・源信(げんしん)の成れの果てと説明されています。
源信とは平安時代に生きた僧侶で、日本の浄土教の祖と言われています。
地獄と極楽という考えを表した人でもあります。
また、「疆(きょう)」という字は境界または果てという意味があることから、獄門疆はまさに地獄の入り口につなぎ留められているような状態だと言えます。
この獄門疆には封印できないモノは無いとされており、使用条件「半径4m以内に封印対象を1分間留める(脳内時間でも可)」事により、対象であれば完全に封印する事が可能な特級呪物です。
偽夏油傑が所持し「五条悟」を封印する為に使用され、見事「五条悟」の封印に成功しました。
そして獄門疆にそっくりな獄門疆裏も存在します。
簡単に説明すると獄門疆が表門(入口)、獄門疆裏が裏門(出口)というように、出入り口が繋がっている特級呪物です。
獄門疆と密接な関係にあるので、五条悟が獄門疆から脱出する鍵を握っているアイテムです。
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以上が呪物の紹介となります。
いずれの呪物も物語の中では重要な役割を担っています。
呪物は現段階(14巻まで)では4つしか出現していないので、まだまだ呪物については謎多き点が多いのが現状です。
これから新しい呪物がたくさん登場していくと思われるので、今後の展開が楽しみです。