呪術廻戦とBLEACHは似ている?二つの作品の類似している所をご紹介
2018年から週刊少年ジャンプにて連載が開始され、2020年からはアニメ化・映画化もされた【呪術廻戦】
そんな人気作品の「呪術廻戦」は、ファンの間で歴代のジャンプ作品と似ているところがあると話題になっています。
そこで今回は、その作品の1つである「BLEACH」と「呪術廻戦」の似ているところをご紹介していきますので参考にしてみてください。
【呪術廻戦とブリーチ】
バトル漫画には数えきれないほどの作品があり、構想や描写、ストーリー展開などが似てしまうことは仕方がないことでしょう。
しかし、ただ似ているだけでは人気作品にはなれないのも事実です。
人気作品になるには、その作品にしかない面白さや作者の個性が必要で、それが無ければ読者が満足することはありません。
呪術廻戦には呪術廻戦の面白さがあり、ブリーチにはブリーチの面白さがありますが、どちらも読んだ事がある人のSNS投稿を調べた結果、
「雰囲気が似ている」
「キャラクターの設定や、技の名前などの付け方が似ている」
「どこがかは分からないけど、何となく似ている」
このような投稿が多く、どことなく雰囲気が似ているという意見が最も多いようです。
「呪術廻戦」を読んだ人の感じ方はそれぞれ違いますが、「キャラクター設定が似ている」という声も大きいように思います。
それと同じくらい「やっぱり面白い」という絶賛の声も多くあり、ただ似ているだけではなく「呪術廻戦」にしかない魅力もあることが、ファンからのコメントで分かるのではないでしょうか。
【芥見下々先生はブリーチをリスペクトしている】
反響の大きい新世界漫画賞アーカイブ、どの回も必見ですが、「呪術廻戦」芥見先生への質問がいつのまにか「BLEACH」の凄さ分析になりコミックスのお知らせまで入ってる回が、斬新さでは一番かもしれません。久保帯人先生最新作「BURN THE WITCH」今週号からスタート!https://t.co/Gh43s9QflM pic.twitter.com/3SWQtoEtXn
— 少年ジャンプ漫画賞 (@jump_mangasho) August 27, 2020
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週刊少年ジャンプ内にて芥見下々先生のインタビューが掲載された際に、「呪術廻戦」の魅力的なセリフ回しは「BLEACH」を参考にされていることが分かりました。
ハンターハンターからも影響を受けていたようで、ハンターハンターにも似ているというファンからの意見もありました。
【呪術廻戦とブリーチの似ている所】
【① 世界観】
読者の意見として最も多かったのが、「雰囲気が似ている」「何となく似ている」という意見です。
これは作品の世界観が似ていることが、原因の一つではないでしょうか。
「呪術廻戦」の敵は呪霊、「ブリーチ」の敵は虚 (ホロウ) で、どちらも人間の負の側面から生み出された怪物です。
これを倒すのが「呪術廻戦」だと呪術師、「ブリーチ」だと死神で、一般人には認知されていません。
それぞれが強さによって格付けされている点も、似通っていますね。
【世界観の共通点】
「呪術廻戦」と「ブリーチ」の世界観には、いくつかの共通点があります。
代表的なものとしては以下のようなものがありますので、まとめて見ていきましょう。
【呪術廻戦】 | 【BLEACH】 |
呪霊 | 虚 |
呪術師 | 死神 |
特級呪霊 | エスパーダ |
物語の根幹となる部分の設定が類似しているため、「何となく似ている」という意見が多いのかも知れませんね。
【② キャラ設定】
両作品の二つ目の類似点はキャラクターの設定で、特に主人公である虎杖悠仁と黒崎一護はかなり似ています。
「呪術廻戦」の主人公の虎杖は呪力をもたない普通の高校生でしたが、特級呪物「両面宿儺の指」を食べたことで呪力をもつようになりました。
一方、「ブリーチ」の主人公・黒崎一護は多少の霊感は持っていたものの、死神としての能力はなく普通の高校生活を送っていましたが、ある日朽木ルキアから霊力をもらい死神としての力を手に入れています。
両者に微妙な違いはあるものの、「能力を全く持っていなかった普通の高校生が、ある事件をきっかけに呪術師 (死神) としての能力に目覚める」という点では共通しているものがあります。
作中で最大の敵である夏油傑と藍染惣右介も、もともと心強い味方だったところや、敵の組織のリーダーとして呪術師 (死神) たちと敵対するなど、キャラとして似ているように思います。
主人公と共にある存在として両面宿儺と天鎖斬月が挙げられ、良くも悪くも主人公の力となっています。
【虎杖悠仁と黒崎一護の性格上の共通点】
虎杖悠仁と黒崎一護には性格の上でも類似している箇所があります。
どちらも仲間想いで情に厚く、人並外れた運動神経と戦闘センスを持っています。
自分のことを顧みずに命を懸けて誰かを守る姿に、両者を重ねたファンも多いのではないでしょうか。
【③ 魅力的なセリフ】
「呪術廻戦」の魅力の1つに、読者の深層心理に訴えかける印象的なセリフ回しがあります。
上述したように「呪術廻戦」の作者の芥見先生は、言葉選びを考える際に「ブリーチ」参考にしたと公言されているほど、「ブリーチ」をリスペクトしています。
ファンの間で似ているとの声が大きかったシーンは「禪院姉妹の戦い」と「砕蜂と夜一の戦い」で、詳しくは後述することにします。
【姉妹愛と師弟愛】
「呪術廻戦」の禪院姉妹と「ブリーチ」の「砕蜂と夜一」は、もともと仲がよく信頼し合う関係でしたが、一方が突然姿を消したことで仲違いするようになります。
「呪術廻戦」では禪院姉妹どうしの戦いの後、姉の真希を恨んでいるかに見えた妹の真依でしたが、実は姉を心から慕っていた過去があり、自分を置いていったことを悲しんでいる描写があります。
また「ブリーチ」でも砕蜂と夜一の師弟対決後、夜一が部下の砕蜂に何も告げずに姿を消したことを、悲しく思っていたと告白しています。
【呪術廻戦】
先週号のジャンプで「あの漫画のシーンと似てる」と思ったものがあり、他にもあるんじゃないかと思って読み直してたら色々ありますね~~!まずは一つ目
過去読んだものが血肉となって、似たようなシーンとして描かれているのかな~
BLEACHも読み返したくなるw#呪術廻戦#呪術廻戦考察 pic.twitter.com/KWcki4Nu8E— いい考察まとめ隊 (@rodin_0612) December 16, 2020
【④ 必殺技】
ファンから似ているとの声が大きかったのが、作中における必殺技についてです。
「呪術廻戦」における必殺技は領域展開、「ブリーチ」でいうところの卍解に相当します。
発動には大量の呪力 (霊力) が必要なところや、技の名前にカッコいい日本語が使われがちなところなど、言葉選びにも気を遣われていることがうかがえますね。
【領域展開と卍解】
「呪術廻戦」の領域展開は呪術を極めた者のみが使える呪術の最終奥義で、「卍解」は斬魄刀の能力を最大限まで極めた選ばれし者のみが使用できる必殺技です。
領域展開を自在に使用できるのは数えるほどしかいない一方、卍解は隊長や副隊長クラスであれば誰でも使えるというのが両者の違いでしょうか。
技を発動する者の意のままに空間を操るところや、技の派手さや描写など、似ている点は多いといえるでしょう。
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以上、「呪術廻戦」と「ブリーチ」の似ているところをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
「呪術廻戦」と「ブリーチ」の似ているところを理解することで、「呪術廻戦」にしかない魅力が見つかると思います。
今回の記事で作品に興味が湧きましたら、「呪術廻戦」と「ブリーチ」を読み比べていただき、双方の魅力を感じ取ってみてくださいね。