呪術廻戦の羂索(けんじゃく)とは?目的や術式、これまでの行い等をご紹介
現在の『呪術廻戦』における明確な”ラスボス候補”として、両面宿儺と並ぶ存在感を示す【羂索(けんじゃく)】
人の体を転々とする術式を持った彼は、悠久の時を生きた呪術師であり、天元に次ぐ”結界術”の使い手でもあります。
本記事ではそんな羂索について、目的や術式、これまでの行いなどを中心にまとめていますので、『呪術廻戦』を読む際の参考にしてみてください。
【羂索(けんじゃく)とは】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 11巻より引用
天元によってその名が明かされた術師であり、かつて加茂憲倫として「史上最悪の呪術師」と呼ばれ、現在は夏油傑の体を乗っ取っている術師です。
羂(けん)は”慈悲”を現し、索(さく)は”救済”を現しているとのこと。
一方、現状羂索が行っているのは”慈悲”や”救済”とはかけ離れた行為であり、初めてその名を聞いた九十九由基は「皮肉にもなっていないね」と一蹴しました。
【羂索は1000年以上前の呪術師】
羂索は、これまで悠久の時を生きた1000年以上前の呪術師です。
呪術全盛の世である平安時代には既に活動を行っており、同じ1000年以上前を生きた術師「裏梅(うらうめ)」とは見知った仲の様子。
裏梅が宿儺の専属料理人であったことから、宿儺とも何らかの関係があったのかもしれません。
【これまでに様々な肉体に乗り換えてきた】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 134話より引用
羂索は、彼自身の生得術式により、脳を入れ替えることで肉体を転々とすることが出来る呪術師です。
現状、「加茂憲倫」・「虎杖母」・「夏油傑」の3名の姿が確認されており、羂索曰く乗っ取った体の生得術式を使う事も出来るとのこと。
また、肉体を移り変える際、元居た体の術式は引き継ぐことができないようですが、羂索は様々な対策を行うことでこのデメリットを防いでいるようです。
乗っ取りに用いるのはその人物の身体そのものであるため、五条悟の”六眼”をもってしても、羂索の入った夏油傑が偽物であると見抜くことは出来ませんでした。
【術式の縛り】
羂索が人物を乗っ取る際、その額には常にツギハギが見られます。
ファンブックによると、このツギハギは”縛り”であり、治す、隠すといったことは出来ない様子。
一方、虎杖母の身体を用いていた際はツギハギが目立ち過ぎないよう処置されていたため、ある程度隠す分には”縛り”に障らないようです。
この”縛り”が何に対するもので、どのような作用があるのかは現状不明です。
【羂索(けんじゃく)の目的】
羂索の目的は【日本全土を対象とした人類への進化の強制】です。
知的好奇心が旺盛な羂索は、呪術や人類を”可能性”とし、常に新たな可能性を模索してきました。
後述する”呪胎九相図”も、羂索自身が新たな”可能性”を掴むための実験に過ぎませんが、それでも彼の想像の域を超えるものは生まれません。
ここで羂索は、新たな”可能性”が、自身の手から離れた混沌の中でこそ生まれるものだと気が付きます。
そこで彼が考えたのが、前述の「進化」です。
同じ1000年以上の時を生きた「不死の術師 天元」を人類と同化させることにより、人類に「人間」としての壁を越えさせ、新たな”可能性”を生み出すことこそが羂索の採取的な目的であると思われます。
【羂索(けんじゃく)が今までにしてきた行い】
羂索のこれまでの行いについては謎な部分が多いですが、自身の目的のために邪魔である”六眼”持ちに2度戦いを仕掛けたことがあったようです。
上述した通り、天元と人類の同化こそが羂索の狙い。しかしそのためには、天元に”進化”を促す必要がありました。
そこで重要なのは、500年に一度行われる「星漿体との同化」による天元の若化阻止です。
一方で、”天元”と”星漿体”には、”六眼”が因果として繋がっていました。過去1000年で同化阻止を狙った羂索は、2度"六眼”持ちぶつかりますが、2度とも敗北。
その後彼は”六眼”持ちにまともに挑むことを諦め、”封印”する方向にシフトすることとなります。
【加茂憲倫として生きた時の行い】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 134話より引用
加茂憲倫として生きた羂索は、”御三家の汚点”として後世まで語り継がれることとなる程の悪行を繰り広げました。
「史上最悪の呪術師」とも呼ばれる彼は、知的好奇心を満たすために数々の残虐な行為をしでかします。
そのうちの一つが、「呪胎九相図」です。
羂索は、当時生きた「呪霊との子を孕む女性」に興味を持ち、九度の妊娠、堕胎を強制。
生まれる胎児には自身の血も混ぜており、実質的な父親として呪胎九相図には認知されているようです。
【加茂と呪胎九相図】
前述のとおり、特殊体質の女性を用いて9体の胎児を生み出させた羂索。
それらは死後呪物に転じることとなりますが、一番にして”長男”である脹相は、加茂家相伝の「赤血操術」の使い手でした。
羂索は実験の一環として子供に自身の血を混ぜており、脹相が赤血操術の獲得に至ったのは”加茂家の血”によるものであると思われます。
加茂の身体を得た当時の羂索が「赤血操術」を有していたのか、それとも隔世遺伝のような獲得であったのか、現状は不明です。
【虎杖の母として生きた時の行い】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 143話より引用
『呪術廻戦』143話にて、羂索は虎杖の母に扮していたことも明らかになっています。
虎杖の祖父だけは当時危機感を抱いていたようであり、虎杖父(仁)の元嫁と思われる”香織”の死に羂索が関わっているであろうことも示唆されました。
羂索が女性の身体を用いて生んだのか、それとも特殊な方法で作り上げたのかは不明ですが、”宿儺の器”として虎杖悠仁を作り上げたことは確かです。
現状”虎杖の母”としての羂索について明らかになっている情報は少なく、今後明かされることが期待されます。
【額のツギハギ】
本記事にて上述した通り、羂索が体を乗っ取った人物の額には”ツギハギ”が共通してみられます。
ファンブックによると”縛り”であるというこのツギハギですが、虎杖母に扮した彼の”ツギハギ”は比較的目立たない形で処置されているように思われます。
一方、髪型はツギハギ部分が見えるように前髪があげられていることから、ツギハギ、もしくはツギハギ跡を「晒す」ことが”縛り”によって強制されているのかもしれません。
【夏油傑として生きた時の行い】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 134話より引用
夏油傑の体を手に入れた羂索は、自身の残穢や痕跡を残さないよう細心の注意を払いながら立ち回り、来る「渋谷事変」において五条悟の前に姿を現しました。
”六眼”持ちである五条悟を封じるため、夏油傑に扮した羂索は「獄門疆」を開門。
かつて五条の親友であった夏油の身体を用いることにより、獄門疆の条件を突破し、無事五条悟を封じることに成功しました。
夏油傑の生得術式「呪霊操術」も高いレベルで使いこなしており、「極ノ番 うずまき」を用いることで真人の呪霊を抽出し、「無為転変」の獲得にも成功しています。
また、羂索の最終目標である「人類と天元の同化」には「呪霊操術」が必須であり、夏油傑の体は羂索にとってこれまでになく便利な”器”だと言えそうです。
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本記事では、『呪術廻戦』における現在の最重要キャラ「羂索」についてご紹介しました。
まだまだ不明な部分が多い術師であり、今後の展開でじわじわと情報が明かされていくものと思われます。
この記事を見て「羂索」の活躍が気になった方は、是非『呪術廻戦』を読んでみてください。