五条悟が天上天下唯我独尊と発言した意味を解説【呪術廻戦】
呪術廻戦9巻75話、アニメ2期で五条悟が発言する言葉【天上天下唯我独尊】
読み方は2種類あり「てんじょうてんげゆいがどくそん」と「てんじょうてんがゆいがどくそん」です。
どちらの読み方でも正しい仏教用語を元とした言葉です。
今回は呪術廻戦の重要キャラクターである「五条悟」の発言した天上天下唯我独尊の意味について、物語の内容から仏教的な解釈まで交えながらできる限り簡潔にわかりやすく解説していきますので参考にしてください。
【五条が天下唯我独尊を発言した経緯】
©芥見下々/集英社
呪術廻戦 9巻より引用
この名言を五条が使用したのは、原作65話〜78話の過去編(懐玉・玉折編)と呼ばれるストーリーの中。
五条悟が高専2年の時の話となっており、現代へも繋がる物語のターニングポイントの1つとなるところになっています。
あらすじは「天元様(てんげんさま)」と呼ばれる呪術師が存在を維持するために、同化する存在として選ばれた少女「天内理子(あまないりこ)」を護衛する任務を五条と夏油がつくことになっており、その終盤に当たる75話にて「天上天下唯我独尊」の言葉を五条が発しています。
「伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)」によって五条が敗北し、護衛対象であった天内が殺害されてしまった衝撃的な展開の後…。
死にかけたことで五条はこれまで使えなかった反転術式を会得して、自らの傷を治癒して現れます。
そして驚く伏黒に反転術式を利用した必殺技「赫(あか)」を発動。
さらに術の効果で宙を浮いた五条は、新たに会得した力によって高揚感を覚え笑みを浮かべます。
その場面で発した言葉が「天上天下唯我独尊」。
最後は五条の奥義とされている術式「虚式 茈(きょしき むらさき)」を用いて伏黒を倒しますが、任務失敗となった今回の戦いにより夏油との関係に変化が生まれ、別々の道へ進むきっかけとなったのでした。
【天上天下唯我独尊の意味】
「天上天下唯我独尊」は、仏教の開祖である釈迦が生まれた時に発した言葉とされており、一般的には「世界で1番自分が偉い」という意味で認知されています。
そして辞書にも、「自分が1番尊い」となどの意味の言葉が記載されており、一昔前のヤンキーが特攻服の背中に、天上天下唯我独尊と書いてあるのは、「自分が最強」という意味で記しているのでしょう。
実際、原作30話にて両面宿儺が、不快に感じた真人に重症を負わせた行動に対して、「天上天下唯我独尊」と評されています。
まさにその時の宿儺の行動は、「自分が最強」という宿儺の心理を表したものなのでしょう。
75話における五条の天上天下唯我独尊という発言も、新たな力に目覚めた五条が気分を高揚させ戦っている時に発しています。
もしかすると、五条も宿儺と同じように最強になった自分を表す言葉として「天上天下唯我独尊」と発言していたのかもしれません。
しかし五条の「天上天下唯我独尊」は、違った見方もできます。
これは、次のカテゴリーで仏教的な解釈と合わせて説明していきます。
【仏教における「天上天下唯我独尊」】
実は「天上天下唯我独尊」について、仏教的な見解から別の意味が考えられています。
その際、「天上天下唯我独尊」の中の、「我」という部分が、1人ではなく「我ら」となっているのが大きく違っています。
つまり「我」が「自分」だけでなく「人間全体」を指すものだということです。
なので仏教的には「人間全てが尊い存在だ」と解釈するのが正しいようで、「人間はみんな平等だ」とも考えることができます。
それに基づき五条の言った「天上天下唯我独尊」を考えると、五条は「天上天下唯我独尊」と発言する前に、「何も憎んでいない、ただ世界が心地よい」と悟りを開いたような発言をしており、決して「自分が1番偉い」とは考えていないようにも見て取れます。
もしかすると五条は「自分が偉い」と「人間は皆平等」の両方を意識していたかもしれませんし、そもそもそのどちらも考えていなかったかもしれません。
この辺りははっきりと述べられていないため、五条が発言した「天上天下唯我独尊」の意味は、見る人の解釈次第でどちらでも考えられるかと思います。
個人的には、ハイになった状態で復活した五条悟VS伏黒甚爾の壮絶な戦いの描写を見ると、「自分が最強」という意味で使用した発言と解釈しています。
【「呪術廻戦」を読むなら「U-NEXT」がおすすめ】
「呪術廻戦」を取り扱っている電子書籍をービスは多数ありますが、それらの中でも特におすすめしたいサービス「U-NEXT」です!
なぜ、「U-NEXT」のサービスがおすすめなのか?以下にて説明致します。
【おすすめする理由】 | |
① | U-NEXTでは「お試しキャンペーン(31日間無料トライアル)」を実施しています。 そちらに登録することにより加入特典として600Pがプレゼントされるので、このポイントを利用することにより「呪術廻戦1冊(1~最新巻まで)」無料購読できる。 |
② | 加入特典としてプレゼントされる600Pは、呪術廻戦以外の作品でも600P以内の映像作品・電子書籍の購入が可能。 |
③ | 「31日間無料トライアル期間中」なら、呪術廻戦のアニメ作品や見放題対象作品(アニメ・洋画・邦画・声優番組など)もついでに視聴可能! |
以上が、U-NEXTで「呪術廻戦」を読むのにおすすめする理由です。
「U-NEXT」の詳細についてはこちら↓
まずは無料登録することで上記の様なサービスを利用できますが、登録してすぐ支払いや課金に繋がると思うと気が進まない方もいるかと思います。
そこでU-NEXTでは、「実際U-NEXTとはどのようなサービスなのか?使いやすいのか?など」ユーザーに一度お試しとして利用してもらう為に「31日間無料トライアル」というサービスを設けてくれています。
「31日間無料トライアル」の魅力は2つあり、1つ目は【登録日から31日間限定で見放題対象作品が何度でも視聴可能】という事。
2つ目は、【31日間無料トライアルに登録すると加入特典としてプレゼントされる600P】です。
加入特典としてプレゼントされる600Pは、U-NEXT内にある全ての有料作品に使え、例えば電子書籍なら「呪術廻戦」・「鬼滅の刃」・「キングダム」・「進撃の巨人」、映像作品なら「アベンジャーズ」・「ハリーポッター」というように、600P以内の作品であれば利用可能です。
電子書籍に見放題というサービスはありませんが、アニメ・映画(洋画/邦画)も豊富に取り揃え見放題で見ることができる作品が多々あるので、一度「31日間無料トライアル」を利用してみてはいかがでしょうか。
今回は呪術廻戦の重要キャラクターである五条悟の発言した「天上天下唯我独尊」の言葉の意味について考えていきました。
五条はこの言葉以外にも、物語の中で深みのある数々の発言を残しています。
「愛ほど歪んだ呪いはないよ」
「死ぬ時は1人だよ」
「俺が救えるのは他人に救われる準備がある奴だけだ」
など考えさせるものも多くあるため、今回の記事で五条の発言について興味が出たら、原作コミック及びアニメを見つつそれらの意味を考えてみるのも面白いかもしれません。
また五条は、原作221話においてついに封印から解かれて復活しています。
それによる新たな名言が五条より聞かれるのも期待です。