特級術師の4人について【呪術廻戦】！術式や領域展開・能力を解説

【五条 悟（ごじょう さとる）】

©芥見下々／集英社
呪術廻戦　2巻より引用

原作では両面宿儺の指を体内に取り込んだ虎杖悠仁に死刑を言い渡していました。

しかし上層部に両面宿儺の指合計20本を全て取り込ませた後に死刑にすることを掛け合って、虎杖の即処刑されることを回避しています。

この提案を上層部が認めた背景は五条が現代最強の呪術師であり、仮に虎杖が宿儺に意識を飲み込まれて暴走したとしても止めるだけの実力を有しているためです。

現代最強である五条が呪術高専で教師として生徒を教えている理由は腐った呪術界を内側から変えるためです。

最強の呪術師である五条が呪術界の上層部を皆殺しにするのは簡単ですが、首をすげ替えるだけでは誰もついてこないので強く聡い仲間を育てるために教師をしているのだと語っていました。

最強の呪術師であり特級呪霊を相手にしても傷一つ追わず祓える実力を持つ五条ですが渋谷事変では羂索の持つ獄門疆によって19日間(原作内の時間)封印されてしまいました。

物語は進み死滅回游編の途中で獄門疆の封印から復活し、伏黒恵の体を乗っ取った宿儺と12月24日に決闘することを提案し現代最強の呪術師と呪いの王の戦いが実現。

二人の戦いは拮抗していましたが伏黒の呪術も利用する宿儺の力の前に敗れ、最後は体を真っ二つに切られ死んでしまった...?というような状況です。

【夏油傑（げとう すぐる）】

©芥見下々／集英社
呪術廻戦　9巻より引用

※羂索に乗っ取られた後に使用されている為、夏油の領域かは不明

高校時代は呪術は弱者(非術師)を守るためにあるという考え方でしたが、任務をこなすうちに考え方が変わっていきます。

五条と二人で受けた天内理子の護衛任務で最終的に理子を守り切ることができませんでした。

理子を殺したの「伏黒甚爾」、呪力を全くもっていない代わりに身体能力が超人的な存在です。

伏黒甚爾に理子の暗殺を依頼したのは盤星教という非術師の宗教団体でした。

この出来事をきっかけに非術師は守るべきものという信念は揺らぎ始め、九十九由基との会話で非術師が全員死ねば呪霊はいなくなるという考えを持ちました。

そして単独任務で訪れた村で呪力を持った双子が非術師の村人から虐待されている光景を見て非術師は皆殺しにするべきという考えに至り、村人112人を殺害し失踪。

この事件をキッカケに善人から悪人へと「闇堕ち」してしまいました。

その後盤星教を母体とした宗教団体で呪霊・資金・呪詛師を集め、2017年12月24日に呪術界を滅ぼす「百鬼夜行」を起こします。

最終的には乙骨憂太に敗れ逃げましたが、五条に見つかり逃げきれず、親友と最後の言葉を交わし死亡。

しかし約1年後、死亡したはずの夏油は呪霊たちを束ねる存在として再び登場しました。

五条悟を封印する策のために暗躍し、渋谷事変で五条悟の前に姿を現します。

死んだはずの夏油に動揺した五条を夏油は獄門疆により封印。

その後現れた脹相によって死んだはずの夏油は「史上最悪の呪詛師」加茂典倫が乗り移ったものであることが明かされました。

加茂典倫の姿もまた乗り移ったもので偽夏油の正体は羂索(けんじゃく)という1000年以上生きのびた呪詛師でした。

【九十九由基（つくも ゆき）】

©芥見下々／集英社
呪術廻戦　23巻より引用

過去には後に1級術師となる東堂葵を呪術高専にスカウトしています。

全人類から呪力をなくすこと、もしくは全人類が呪力をコントロールできるようになることが呪霊をなくす手段だと信じて研究中。

過去に高専3年生だった夏油との会話で非術師を皆殺しにすればいいという発言に方法としては有効と答えていて、この発言も夏油が呪詛師となる原因でもあります。

渋谷事変では虎杖たちを守るために登場し、虎杖たちに同行する形で偽夏油の正体である羂索のことを知るために天元に会いに行きました。

天元から情報開示の見返りとして護衛を頼まれた九十九は脹相とともに残りました。

天元の結界内に乗り込んできた羂索と戦うことになった九十九は仮想の重力を操る術式と式神である「凰輪(ガルダ)」を用いて羂索と互角に戦いましたが最終的には敗れてしまいます。

絶命寸前のところで自分に無限の重力を付与することでブラックホールを生成。

自爆覚悟で羂索に特攻しますが、羂索は反重力を操る術式を使い相殺させて回避。

その反動で九十九はブラックホールと共に消えてしまい、現時点で生死は明らかになっていません。

【乙骨憂太（おっこつ ゆうた）】

©芥見下々／集英社
呪術廻戦　16巻より引用

呪術廻戦の前日譚にあたる「東京都立呪術高等専門学校」では主人公として活躍しました。

呪術高専入学前に特級過呪怨霊の折本里香に呪われていて呪術総監部から危険視され死刑が決定していました。

しかし五条悟の提案で呪術高専に転入することになりました。

転入直後は内気な性格で周りに打ち解けられずにいましたが、共に過ごし任務をこなしていくうちに親密な関係になりました。

特に禪院真希からは性格が合わず嫌われていましたが初任務での協力でお互いを認め合いました。

乙骨の剣術や体術も真希から教えられたものです。

呪術廻戦本編には渋谷事変終結後に登場。

五条が封印されたことにより再度虎杖の中の宿儺の暴走を危惧した呪術総監部が乙骨に虎杖の死刑執行人として選出したことにより虎杖の前に現れました。

虎杖を一度は殺した乙骨ですが即座に反転術式で治療することで呪術総監部を欺き呪術高専側に戻りました。

その後死滅回游で仙台コロニーに参戦しドゥルヴと戦闘して勝利。

続けて黒漆死と戦い勝利して石流龍、烏鷺亨子と戦って乱戦となりますが勝利します。

五条の封印を解いた虎杖たちと合流した乙骨は現在、呪術師と宿儺の戦いを観戦中です。